検査標章1月。フジエクスプレスの新車、EVモーターズジャパン「F8 series4-Mini Bus」、T0267号車です。
港区のコミュニティバス、「ちいばす 芝ルート」にEVの新車が登場。車種は、EVモーターズジャパンの「EVコミュニティバス、F8シリーズ4」を採用しました。
メーカーHP諸元表によると、最高速度80km/hで、バッテリー容量は114kWh、航続距離290km の性能を持ちます。(定速40Km、負荷重65%、エアコンOFF時)
実際に乗車しましたが、加速は力強く、起動時に独特の音が聞こえてくるのが特徴的でした。
前面に貼られた、ピンク色の認定ステッカー。
国土交通省「標準仕様ノンステップバス」の認定を取得しました。
車内に設けられた、USBポート。
各座席での充電が可能です。
窓ガラスの刻印。(車内側から)
上のロゴマークは「EV Motors Japan」のもの。今後、EVバスが普及すれば、見かける機会が増えるかもしれません。
今回導入した「F8シリーズ4」には、シングルドアとダブルドアが存在します。「ちいばす」ではダブルドアを採用しました。
これにより、定員は座席10、立席18の計28人(港区HPより)となり、そのうちの2座席は折り畳み可能でバリアフリーに対応します。
フジエクスプレスでの車号は、T0267号車。
メーカーの表記は「0」になりました。アストロメガと同様です。
最後に「F8シリーズ4」が走る街の風景。
EVモーターズジャパンでは、福岡県北九州市にEV商用車の最終組み立て工場を建設しており、2023年秋からの稼働を計画しています。EVにしろ、FCVにしろ、これからバス電動化の時代が訪れるのは確実で、メーカーはその需要に応えていく必要があります。現在のところ、乗合バスでは、那覇バスとフジエクスプレスが同社のEVコミュニティバスを導入しました。今後はどのバス事業者が導入するのか楽しみです。
T0267号車 品川230い・267
T0268号車 品川230い・268