再開発エリアの愛称名は「大曲ヒカリオ」です。花火で有名な大曲にちなんで、夜空に光の尾が広がるイメージから命名されました。
老朽化した仙北組合総合病院の建て替え、バスターミナルの整備による交通結節点の強化、児童福祉施設(認定こども園)、高齢者福祉施設、商業施設の建設…など、将来にわたって安心・安全に暮らしていけるまちづくりと、中心市街地の活性化を再開発事業の目的にしています。
2014年5月1日に開業した「大曲厚生医療センター」。大仙市や仙北市、美郷町を医療圏に持つ総合病院です。画像はありませんが、介護福祉施設「ショートステイやすらぎ」も隣接しています。在宅介護が必要な方が短期間入所し、日常生活のお世話や機能訓練を受ける事が出来ます。
2階建ての建物は複合商業棟「Anbee大曲」。
2階に上がってみました。
大仙市の「市民活動交流拠点センター」。
レストランもありました。
総合病院に隣接したいるだけあってか、テナントは調剤薬局が入っていました。そういえば、バスターミナル部のテナントも調剤薬局です。
おっと、こちらのテナントは2店共に調剤薬局です。
道路の反対側にも調剤薬局。
ここにも。
再開発中にバスターミナルの待合室として使用していた建物も調剤薬局に代わっていました。他にもありそうです。
私が訪れた2014年9月は、まだ全ての再開発工事が終わっておらず、児童福祉施設や健康福祉施設、駐車場などは工事中でした。
…老舗デパートのバスターミナルから、総合病院を核にしたバスターミナルへの転換。少子高齢化社会を進む日本において、大曲バスターミナルは医療と福祉に重点を置いたターミナルになりました。これから認定こども園の建設も予定していますし、若い世代にも暮らしやすい場所へと発展していく事が期待されます。
<撮影2014年9月>