沖縄県、国頭郡国頭村にある観光地、大石林山です。
このバスは、乗合バスや有償運送ではありません。大石林山という山全体が観光地となっており、駐車場から観光のベースとなる山の中腹まで、送迎をしているバスです。
送迎バスの待合所です、受付で入山料(大人820円)を支払い、待合所で送迎バスの到着を待ちます。
送迎バスに乗車すると、山道(私道)の勾配をぐんぐん登っていきます。この乗り心地が凄いんです!路面がダートなので、ビックリする位に上下に揺れます。
バスに揺られ、観光のベースとなる、精気小屋に到着しました。いくつか観光コースがあり、巨岩・石林コースや、展望台コース、亜熱帯自然林コースなど、自分の嗜好や体力に合わせ、組み合わせてウォーキングする事が出来ます。
熱帯カルスト。2億年前の石灰岩が、雨水などによって浸食されて、このような形状になったそうです。
沖縄本島の北部には、亜熱帯の大自然が広がっています。
展望台からは、沖縄本島最北端の辺戸岬も見えました。
そして、見事なまでに成長したガジュマル。ヤンバルの森を満喫です。
帰りもマイクロバスで送迎してくれますが、駐車場まで下りるコースがあったので、歩いて下る事にしました。そのうち、送迎バスの道路に繋がります。荒れた路面に急勾配。バスが揺れる訳です。
おっ!!送迎バスが下りてきました。
ガタガタ・・・。
ガタガタガタ・・・。
ガタガタガタガタ・・・。バスの屋根が見える位の急勾配。
ダイナミックな揺れも、沖縄の自然を観光するという非日常感を演出しているかのようです。
大石林山は、ヤンバルの大自然だけではなく、バスファンにとっては普段味わえない揺れも楽しめる場所でした。
<撮影2016年3月>