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常陸太田市高速バスターミナル

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茨城県常陸太田市中城町にある「常陸太田市高速バスターミナル」です。自動車と高速バスを乗り継ぐパーク&バスライド方式のバスターミナルで、一般路線バスは発着しません。



ここを発着するのは、常陸太田市高速バスターミナルから東京駅や新宿駅までの路線と、茨城空港へのリムジンバスです。



ターミナルの真ん中に島があり、ここがホームになっています。



ベンチの他、飲料の自動販売機、新聞の自動販売機があります。



東京駅・新宿駅方面への路線は、ほとんどの便が午前中に東京駅・新宿駅に向けて発車し、夕方以降に常陸太田市高速バスターミナルに戻ってくる、常陸太田市側の利便性を重視したダイヤです。



高速バス利用者は無料で駐車場を利用できます。



新宿駅に向けて茨城交通が発車しました。



<撮影2009年10月>

西東京バス 新宿〜松本線 

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西東京バス(受託) 京王電鉄バス(委託) 新宿〜松本線 2号車
松本バスターミナル 16時20分発



松本駅前の温度計は4℃。陽が傾いて寒さが増してくる松本バスターミナルの入口で16時20分発の新宿行き2号車を待っていました。1号車、京王電鉄バスのエアロエースに続き、現れた2号車は西東京バスのセレガ。「おっ!キタキタ!」この車に乗りたくて松本までやって来たのです。篠ノ井線の車内からアルピコ交通の車庫にいる西東京バスのセレガを確認していたので、待っていれば必ず来るという自信はありました。



2012年7月の新高速バス制度開始に伴い、高速乗合バス事業者から貸切バス事業者へ「高速バスの管理の委託」が可能となりました。京王電鉄バスでは体制の整った2012年年末から新宿〜松本線や新宿〜長野線の定期便の一部をアルピコ交通へ委託しています。また、西東京バスにも増便の一部を委託し、このように京王電鉄バス担当便の2号車に西東京バスの車両が入るようになりました。今回乗車するのはDK21279号車。このブログに寄せられたコメントによりますと、2012年秋の新車で導入されたこの車は恩方車庫の貸切車で、平日は学校のシャトルバスとして運行、土休日等には高速バスの受託便として効率良く運行されているそうです。



中央自動車道の笹子トンネルが対面通行になっている影響があるのか、事前に携帯電話から調べた限り2号車は空席の多い「○」表示でした。ガラガラではないかと勝手に考えていましたが、発車間際になると6〜7割ぐらい座席が埋まっていました。



さて、車内に入った時に真っ先に目に着いたのがコレです。貸切バス受託型管理の受委託を示す表示で、この便では運転手さんと客室の仕切りに貼られていました。



松本バスターミナルを定刻通り発車。新宿への旅が始まりました。前を走る1号車に続き、次の乗車停留所である松本インター前に停車します。ここで1人が乗車すると、バスは長野自動車道へと入っていきます。



この車両にはETC装置が設置されていますが、今回は路線バスとして運行していますので通行券を取るために一般レーンへと進みます。貸切車のためにETCを使うと料金の車種区分が大型車ではなく、特大車になってしまうのです。



長野道広丘・野村では3人の乗客が2号車の前に立っていました。乗車する乗客は携帯電話やスマートフォンの画面(ケータイ乗車券)を運転手に見せて改札を受けています。ちなみに、この車には運賃箱がありません。もしも、予め乗車券を持っていない乗客が乗ってきたらどうするのでしょうか。…そんな事を考えていたら、タイミング良く「予約していないんですけど…」とフリーの乗客が現れました。運転手さんは手書きの乗車券を発券して乗客に渡し、空席へと案内して対応していました。手慣れたものです。



岡谷JCTで中央自動車道の東京方面へ進みます。車窓左側には氷の張った諏訪湖が見えました。道路の情報板によると笹子トンネル手前で渋滞があるようです。



暗くなった双葉サービスエリアで15分の休憩です。1号車の京王電鉄バスエアロエースと並びました。



さて、笹子トンネル手前の渋滞に差し掛かります。渋滞の長さは5キロ程ですが、笹子トンネルが下り線を使った対面通行のために2車線から1車線への規制で流れが悪くなっていました。対面通行に移った後も上り勾配といった悪条件が続き、渋滞に拍車をかけています。山を貫くトンネルというのは標高の高い場所にある事が多く、速度低下により渋滞の起きやすい場所です。



天井板が撤去された笹子トンネル下り線。アルピコ交通の高速車(あちらも貸切車を使った2号車)とすれ違いました。



難所であった笹子トンネルを抜けると交通量も少なく、すこぶる快調にバスは進みます。渋滞の名所、小仏トンネルすら渋滞は全くありませんでした。笹子トンネルの規制で小仏トンネルへの流入量が少ないのか、中央自動車道自体が敬遠されているのかはわかりません。

八王子料金所では当然ETCレーンではなく一般レーンへ。「路線バスです」「ハイ、2番(大型車)ですね」とやり取りを行っていました。今後は貸切バス受託型管理の受委託も増えるでしょうし、将来はこのようなケースでもETCが使えるようになるといいなと思いました。



車内は4列×11列、補助席トイレ付き仕様です。新車だけあって清潔感に溢れています。



終点の新宿駅西口バスターミナルに到着しました。笹子トンネル手前の渋滞で1時間超えの遅延となってしまいましたが、快適な車内でした。

今回、初めて貸切バス受託型管理の受委託制度による受託便を利用しました。もしも私がバスに興味がなければ、この2号車が京王電鉄バスからの受託便という事に気が付かなかったと思います。バスに興味があって受託便を狙って、わざわざ相違点を捜したのでこのような記事になりましたが、実際に乗車した私以外の乗客は誰も受託便という事に気が付いていなかったのではないでしょうか。

いつものように乗車券を購入して、いつものバスターミナル(停留所)から発車して、いつもと同じ塗装(ロゴは違いますが)のトイレ付き車両で、いつもと変わらぬ接客を受け、いつもの場所に到着したのですから。

この貸切バス委託型管理の受委託制度は、委託者がどの事業者に委託するか、そして受託者にどのような内容を求めるかで、味付けは大きく変わってくるのではないかと思いました。同じ京王グループで、かつ高速バスの経験もある西東京バスですから、ほぼ同じ味を出せたのかもしれません。

最後に笹子トンネルの通行止による迂回、その後の対面通行と、大変な時期に産声を上げた今回の受委託。年末年始の増便も例年よりも少ないように感じられましたが、まもなく笹子トンネル区間の対面通行が解消されます(2月8日予定)。元の2車線に戻れば定時性もこれまでより上がり、本来の力を取り戻せると思います。乗客も戻ってくれば、増便も増えます。そうなれば、いよいよ新高速バスの本領が発揮される時です。

<撮影2013年1月>

千曲バス 佐久インター南

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長野県佐久市、千曲バスの佐久インター南です。上信越自動車道佐久インター近くにあり、千曲バスとその共同運行事業者の高速バスが乗り入れます。高速バス利用者は駐車場を無料で利用する事ができ、パーク&バスライドに対応しています。



比較的最近に作られた停留所なので、とても綺麗です。



佐久インター南のバスポール。



バスの待合室です。一般路線は発着せず、高速バスのみが発着します。



待合室に貼ってあった路線図です。



2011年5月現在の時刻表です。千曲バスの高速路線はほとんどが(東京都から軽井沢・御代田が終点の便を除く)、この佐久南インターを経由します。



高速バス専用の駐車場です。



佐久インター南に停車中の千曲バス。背後の建物は、おぎのやドライブインである「佐久乃おぎのや」です。



発車したバスは佐久インターから上信越自動車道に入り、各方面へと向かいます。

佐久インター南は、近年全国的に増えている高速道路にインター付近、パーク&バスライド型のバスターミナルでした。池袋・新宿への路線を中心に、立川、大阪、長野といった都市と、佐久を結ぶ中継地点となっています。



<撮影2011年5月>

・乗ったまま/富士急行線 1001編成

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京王5000系カラーに塗られた富士急行線1001編成に乗車して来ました。このカラーを見て「懐かしい!」の一言です。



京王線時代によく乗車した5000系ですが、本線系統では運転台の後ろに座席がある最後の形式でした。よくここに座って前面展望を楽しんでいました。



ワイドな視界の運転台。私の世代ですと5000系は各駅停車専用のような扱いになっていましたが、1回だけ5000系の快速に乗車した事があり(日曜の朝に運用がありました)、通過標識灯を点灯させ105km/hで快走する姿は感動モノでした。



高校が京王線沿線にあったので、学校が終わってから5000系に乗って、よく新宿へ遊びに行きました。私の中で5000系の印象と言えば、側面のドアが一番印象に残っています。車体形状の沿うようにRが付き、大きなガラスの入った1枚扉のステンレスドアは、とてもスマートでした。

西武バス 池袋〜長野線

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西武バス 池袋〜長野線
長野駅前 18時30分発

2011年11月、長野から池袋までの乗車記です。



雨の土曜日、長電バスの長野駅前停留所です。長野での会合を終えた私は東京に戻るのに西武バスを選択しました。長野駅前の発車は18時30分です。始発の柳原からやって来たのは西工SDボディを積んだ日産ディーゼルのスペースウィング。私を含め、11人の乗客を乗せて長野駅前を発車しました。

上信越自動車道の長野インターを目指し、しばらくは国道や県道を走行します。今回私が乗車しているのは西武バスと長電バスが共同運行をしている「池袋〜長野線」です。ライバル路線である京王電鉄バスとアルピコ交通の「新宿〜長野線」もほぼ同じ区間を走行しますが、こちらは長野インター前まではいくつか停留所があります。私が乗車している西武バスは長野インター前までノンストップなので、なんだか急行に乗車しているような気分です。

交差点で信号にひっかかり、発進する度に機械的な変速音が聞えました。おっ!この車はAT車か。



長野インターから上信越自動車道に入り、高速走行に移りました。しばらくすると東部湯の丸サービスエリアで10分間の休憩です。ここは東部湯の丸インターも併設されており、画像にも写っているとおり信号機が設置されているのが特徴的です。

バスに戻り、発車後はウトウト…。最近、寝不足気味だったもので…zzz



西武の都市間高速(4列車)はシートピッチの広い車両を使っています。これが今回、私が西武バスを選択した理由です。



深いリクライニングに、レッグレスト、フットレストと、まるで「どうぞ眠って下さい」と言っているかのようです。座面はバケットシートで、最初に座った時は強制的に正しい姿勢で座らされているような気分になりましたが、リクライニングしてみると腰が沈んでジャストフィット!リクライニングする事を前提に設計されているのでしょうか。



…気持ち良い眠りから目が覚めると吉井インターを通過するところでした。40分ぐらい寝たかな。その後、藤岡JCTから関越自動車道に入ると上里サービスエリアで2回目の休憩です。近くには西武高原バスの池袋駅東口行きも休憩していました。

AT車の高速車に乗るのは久しぶり。変速ショックは全く気になりません。乗り心地は路面の細かい振動は拾いますが、角は丸めです。私だけかもしれませんが、西工の高速車って、車内が静かに思えませんか?



長野駅前を発車して3時間後の21時30分に練馬インターで高速を降ります。その後、練馬駅(区役所前)で3人が降車し、終点の池袋駅東口には22時過ぎに到着しました。

今回の乗車は「快適な座席で睡眠」と、移動時間の長さを活用した高速バスならではの旅だったと思います。景色を楽しむ旅も良いけれど、このように体調を整える旅もいいなと思いました。

<撮影2011年11月>

・撮ったまま/東急バス エルガハイブリッド T1237号車

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東急バスに入った、いすゞエルガハイブリッドT1237号車です。東急バスでは初めてのエルガハイブリッドとなります。



この日は渋21・23系統で運行されていました。



リアです。車体後部にも「HYBRID」の文字が入りました。



日野ブルーリボンシティハイブリッドと違い、車両後部にバッテリーユニットがあります。

関東では都営バス、京成バス、神奈川中央交通などで導入されているエルガハイブリッド。今後、ブルーリボンシティハイブリッドのように広く事業者が増えるのか期待されます。

【定点】仙台駅前(宮交仙台高速バスセンター) 2011/09

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今回は、仙台駅前(宮交仙台高速バスセンター)を13時00分〜13時35分までに発車した全てのバスを撮影しました。



1本目 13時00分発 「アーバン号」
JRバス東北 盛岡バスセンター行き



2本目 13時10分発 仙台〜福島線
JRバス東北 福島駅東口・福島県庁前行き



3本目 13時20分発 仙台〜郡山線
福島交通 郡山駅前行き



4本目 13時30分発 仙台〜鶴岡・酒田線
山交バス 酒田バスターミナル行き



5本目 13時30分発 仙台〜千厩・気仙沼・大船渡線
岩手県交通 サンリアショッピングセンター行き



6本目 13時35分発 仙台〜福島線
福島交通 福島駅東口・福島県庁前行き



7本目 13時40分発 仙台〜郡山・須賀川線
JRバス東北 郡山駅前・須賀川営業所行き

…結果は7本でした。東北最大の都市である仙台。その仙台には東北広域の高速バスが集まってきますが、ターミナルは統一されておらず、路線によって発着場所を確認する必要があります。この仙台駅前(宮交高速バスセンター)は、その名からわかるように宮城交通が経営しており、主に宮城交通と共同運行を行う事業者が乗り入れています。 

<撮影2011年9月>

五島自動車 ターミナルホテル前

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長崎県は五島列島福江島、五島市にある五島自動車のターミナルホテル前です。五島自動車グループであるバスターミナルホテルの玄関にあるバス停留所で、五島自動車が乗り入れます。



ホテルの玄関にバス停留所があります。五島自動車の路線バスが停車中。



ホテルの玄関がバスの待合所になっています。



中に入るとベンチがありました。天候に関わらず快適にバスを待つ事が出来ます。



掲出されていた運賃表。



すぐにホテルのロビーがあります。



ホテルの前をバスが通過して行きました。



福江空港への路線です。



五島バスターミナルホテルの奥にあるのは、同じく五島自動車グループが経営するカンパーナホテル。昔はここがバスターミナルだったそうです。五島バスターミナルホテルがリーズナブルなビジネスホテルで、カンパーナホテルは旅館タイプのリゾートホテル。どちらも福江島最大の都市、福江にあり繁華街や福江港の近くに位置します。福江島を巡る際はベースにすると便利かもしれません。



<撮影2013年1月>

万座鹿沢口駅

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群馬県吾妻郡嬬恋村、JR吾妻線の万座・鹿沢口駅(駅名には「・」が入る)の前にあるバスターミナル、万座鹿沢口駅です。JR吾妻線の終点は一つ先の大前駅ですが、上野からやって来る特急「草津号」は万座・鹿沢口駅が終着駅となっています。駅舎は1階にあり、列車のホームは2階にあります。



駅を出るとすぐにバスのりばが並んでいます。バスのりばは5つありますが、全ては使っていません。右側が1番のりばで、一番左側が5番のりばです。



以前はJRバス関東の鹿沢温泉方面が発車していた1番のりば。現在はタクシーのりばとなっています。



今は使われていない3番のりばです。2番のりばも同様に使われていません。



4番のりばからは、西武高原バスの軽井沢駅行きが発車します。



5番のりばからは、西武高原バスの草津温泉行きが発車します。(万座バスターミナル経由と仙之入経由があります)



私が訪れた日は平日でしたので人影もまばらでしたが、ハイシーズンに特急が到着した時間は混み合うのでしょうか。



駅の待合室にはバスの時刻表が掲出されています。駅名の由来は万座温泉と鹿沢温泉の玄関口という事から「万座・鹿沢口駅」と決まりましたが、現在はJRバス関東の撤退により鹿沢温泉方面への路線はありません。その後、代替として村営バスが運行されていた時期もありましたが、村営バスも廃止になっています。



私が訪れた2011年5月の時刻表。西武高原バスのみの発着です。観光地という事情から夏ダイヤと冬ダイヤの設定があるのが特徴です。



駅のバス路線図には廃止となった鹿沢温泉への路線も残っていました。

かつて吾妻川を挟んだ対岸に草軽電気鉄道の上州三原駅があった名残で草軽交通の路線バスも万座鹿沢口駅には乗り入れていましたが、その後こちらも廃止。現在は万座温泉への玄関口、そして軽井沢、草津温泉への乗り換えの拠点として機能しています。



<撮影2011年5月>

国際興業 ドリーム盛岡(らくちん)号

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国際興業 ドリーム盛岡(らくちん)4号 
盛岡バスセンター 22時55分発

2011年10月、盛岡バスセンターから東京駅日本橋口までドリーム盛岡(らくちん)号の旅行記です。



人影も少なく、静かな夜の盛岡バスセンターです。この日、盛岡バスセンターから発車する夜行便は本厚木行きと東京行きが合わせて4本。その全てを見送りましたが、乗客数は全ての便が片手で数えられてしまう程度でした。土曜日なのに寂しいなと思いましたが、それでも頭端式のホームから発車していく夜行バスの姿を見ていると旅情に浸る事が出来ます。

今回、私が乗車するのは盛岡バスセンターを一番遅く発車するドリーム盛岡(らくちん)4号。国際興業とJRバス関東、JRバス東北、岩手県交通の4社共同運行路線ですが、国際興業の夜行バスに乗車したくてわざわざ担当を調べてから乗車券を購入しました。車両はいすゞガーラ。このタイプのSHDに乗車するのはセレガも含めて初めてなので楽しみにしていました。



バスが早めに到着したので、車内がガラガラのうちに撮影させてもらいました。座席は最後部を除いて3列独立シートです。



化粧室の前にはサービスコーナーがあり、冷水や緑茶を飲む事が出来ます。



私が国際興業の担当便を選択した理由は毛布です。国際興業担当便では毛布に高級ブランケット「イオンドクター・ブランケット」を常備(繁忙期の増発便は無し)。特殊加工の中わたを使用し、自然な遠赤外線で心地良く身体を暖めてくれるそうです。しかもサイズも従来のものより大きいサイズと、とことん毛布にこだわっています。



更に座席にはレッグレスト、フットレストが装備され、スリッパも用意されていました。快適な夜になりそうです♪

さて、ドリーム盛岡(らくちん)4号は、私を含め2人の乗客を乗せて22時55分に盛岡バスセンターを発車。次の乗車停留所盛岡駅前を目指します。



盛岡駅前では19人乗車で21人と、ようやく土曜日らしい車内となりました。盛岡地区の乗車は盛岡バスセンターよりも、盛岡駅前の方が多いのですね。



23時10分に盛岡駅前を発車。乗車停留所はここが最後です。サービスコーナーで温かい緑茶を作っておいたので消灯までのTEAタイム。紙コップは国際興業グループオリジナルのものです。

しばらくすると消灯の放送と共に車内の灯りが消されました。それでは寝る事にしましょう。楽しみにしていた「イオンドクター・ブランケット」は厚みがあって、上質なさわり心地です。今回の座席は車内後部なので、エンジンの音を子守唄におやすみなさい…zzz






おはようございます。池袋駅東口の到着放送で目が覚めました。窓の外を見ると地面が濡れた跡があります。東京は雨だったようですね。池袋駅東口には5時55分に到着。ここでは8人の降車がありました。



池袋駅東口を出ると、次は終点の東京駅日本橋口。東京駅まで2度寝しちゃおうかなと思案していると、バスは首都高速5号池袋線へ。てっきり東京駅まで下道だろうと勝手に思っていたのですが、まさかのショートカット。道路の空いている早朝ですから、あっという間に東京駅が見えてきました。



終点の東京駅日本橋口に到着です。ドリーム盛岡(らくちん)4号の前には青森からのラフォーレ号が停車していました。

昔からの定番、夜行バスの「スタンダード」とも言える3列独立シートですが、最近は「とことん安く行きたい」の格安志向、「上位クラスで快適な旅を」の高級志向と、ハッキリしたニーズの狭間に埋もれている感があります。しかし、そんな時代でも「イオンドクター・ブランケット」のようなウリがあると、数あるバス路線の中から国際興業を選択する理由になると思いました。ちなみに帰宅後にネットでイオンドクターについて調べていると、結構イイお値段。国際興業の夜行バスにかける気合を見た気がしました。

<撮影2011年10月>

・東名ハイウェイバス2013年3月1日ダイヤ改正

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2013年3月1日に東名ハイウェイバスのダイヤ改正が行われました。今回の目玉は「新東名スーパーライナー」の2往復増便(超特急・特急からの変更)です。



JRバス関東の「新東名スーパーライナー」です。基本的に4列ワイドシート車が入ります。この便ではエアロエースが充当されていました。



こちらはJR東海バスの「新東名スーパーライナー」です。JR東海バスの「新東名スーパーライナー」は車種が豊富で、4列ワイドシート車の他にも、画像のように3列ビジネスシート+3列デラックスシート車、更には豪華化粧室付き4列ワイドシート車(上りのみ)の運用もあります。



ビジネスシートの標記と行き先表示。「新東名スーパーライナー」に上位クラスのシート設定がされたのは初めての事です。



今回のダイヤ改正で「新東名スーパーライナー」増便の陰に隠れてひっそり登場したのが「東名スーパーライナー」です。毎日運行ではありませんが、名古屋駅を発車すると千種駅前、本山、星ヶ丘、名古屋インターに停車し、東名高速道路をノンストップ。東京の霞が関まで停留所はありません。かつての「ノンストップライナー」を彷彿させる運用で、上りのみの設定です。



「新東名スーパーライナー」ではありません、「東名スーパーライナー」です。東名ハイウェイバスの種別は急行、特急(東名ライナー)、超特急(スーパーライナー)、直行(新東名スーパーライナー)とありますが、JR東海バスの時刻表を見ていると「東名スーパーライナー」は直行に分類されるようです。

新東名高速道路を経由する「新東名スーパーライナー」が2012年6月に登場してから9カ月。東名高速道路と新東名高速道路の2本立てで、東名ハイウェイバスは進化しています。

※追伸:コメントのお返事が遅れています。申し訳ありません。

東急バス 等々力操車場 その2

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等々力操車場を出入りするバスの動きを紹介します。等々力操車場止まりのバスがやって来ました。



まず操車場側に向かいます。



ここで一旦、体制を整えます。



再び車道にバスの前面を出し、進入する駐車スペースに合わせます。



最後はバックして再び操車場内におさめます。



駐車スペースに入りました。発車時間までここで待機します。



等々力操車場の乗車停留所は、操車場から離れています。操車場を出てきたのは都営バス。



バスが到着。乗客を乗せ、東98系統の東京駅丸の内南口行きが発車しました。



等々力操車場のバスポールです。



停留所に掲出されていた案内。大変残念ですが、2013年4月の都営バスダイヤ改正に伴い、3月31日をもって都営バスは東98系統を廃止、東98系統は東急バスのみの運行になる事になりました。



東98系統「東京駅南口〜等々力(操車場)」は、現在唯一となった都営バスと他の事業者との共同運行路線です。長大路線でもあり、多くのバスファンから親しまれています。2013年4月以降は東急バスのみの運行となり、この場所で緑色の都営バスの姿を見る事は出来なくなる事になりました。



<撮影2013年3月>

東急バス 等々力操車場 その1

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東京都世田谷区にある東急バスの等々力操車場です。東急バスと共同運行する都営バスが乗り入れます。東急大井町線の等々力駅から徒歩数分の場所にあり、バスの折り返し場として運用されています。



東京駅南口行き、祖師谷大蔵駅行き、成城学園前駅行きの3路線が、この場所で折り返します。左側の建物は誘導員さんの詰所。



等々力操車場止まりのバスが到着しました。



場所は変わり、ここは等々力操車場から一つ先の停留所である等々力です。鉄道の駅はこちらの方が近いです。東急バスの東98系統が到着しました。



東急バスと共同運行する都営バスの東98系統が到着しましたが、行き先表示に注目して下さい。先ほどの東急バスと系統番号は同じですが「操車場」の文字がありません。都営バスは等々力操車場まで営業せず、この等々力が終点なのです。



なので、等々力を発車すると行き先表示が回送車になりました。



等々力停留所の等々力操車場方面のバス停。東98系統のところに「東急バスのみ」と標記されています。

元々は東急バスもこの等々力が終点でした。その後、東急バスが終点を等々力操車場まで延伸した際、都営バスは延伸しなかったので、このような行き先の差が生じる事になりました。(ちなみに等々力操車場発の便は、東急バスも都営バスも昔から等々力操車場発です。)

その2へ続く

・乗ったまま/185系の普通列車

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2012年は伊豆方面によく行きました。狙って乗ったのが普通列車の運用に入る185系です。



品川駅の発車案内板に2ドアの文字が光ります。



ホームに伊東行きの普通列車が入ってきました。この日はリバイバル塗装です。



「普通」の文字はなく、行き先表示のみのシンプルな方向幕。



車内はリニューアルされ、リクライニングシートが並んでいます。



根府川駅では停車時間があったので外に出てみました。



特急形式ですが、普通列車としても運用出来るように大きなドアが採用されました。165系や455系といった急行形式のようなドアです。



この普通列車の運用に入る185系ですが、2013年3月のダイヤ改正で通勤型車両に置き換えられる事になりました。乗車券のみで185系に乗れる列車は東海道線だけではなく、過去には高崎線や信越本線などでも存在していましたが、いずれも置き換えが行われ残っていません。私の高校時代、青春18切符で旅行をする時には少しでもグレードの高い列車に乗ろうと、こういう列車を狙っていたのを思い出します。

・今年も3月11日を迎えました

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2011年3月11日に発生した東日本大震災から今日で2年が経過しました。大津波による被害、原子力発電所の事故による被害、2年が経過した今もまだまだ復興への道のりは長く続いています。さて、被害の大きかった東北太平洋側沿岸と東京を直接結ぶ公共交通機関というと真っ先に高速バスが浮かびます。鉄道同様、震災直後は運行出来なかった高速バスも関係者の皆様の努力により順次運行を再開。避難をする方、被災地での復興支援を行う方、たくさんの方々が高速バスを利用しました。

今年も3月11日を迎えるにあたり、前夜の東京から東北太平洋側沿岸へ向けて発車した夜行高速バスを撮影してみました。



品川バスターミナル21時40分発、浜松町バスターミナル22時00分発、宮古駅前・道の駅やまだ行き「ビーム1」です。東京と岩手県の沿岸、宮古や山田を結ぶ高速バスで、この日は1号車が羽田京急バス、2号車が岩手県北自動車の2台体制でした。岩手県北自動車は3月22日からフジエクスプレスとコンビを組んで東京と岩手県の久慈を結ぶ高速バスの開設を予定しています。その名は「岩手きずな号」。東京と岩手県北部を結ぶ新しい高速バスの誕生です。



場所は変わり池袋駅です。ここから発車するのは池袋駅西口23時00分発、気仙沼・大船渡・釜石行き「けせんライナー」です。東京と宮城県沿岸の気仙沼、岩手県沿岸の大船渡、釜石を結ぶ高速バスで、この日は1号車が岩手県交通、2号車が国際興業観光の2台体制でした。この路線は気仙沼や陸前高田、大船渡、釜石等といった太平洋側沿岸のルートをとるが故に震災後は沿線の被害が大きく、運行が再開しても津波により流出してしまった気仙大橋を避けるために気仙沼便と大船渡・釜石便の2ルートに分断されていた時期もありました。ちなみに池袋駅からは、釜石を経由して道の駅やまだを結ぶ夜行高速バス「遠野・釜石号」も運行されています。



更に場所は変わり新宿駅です。ここから発車するのは新宿高速バスターミナル23時30分発、仙台・石巻行き「広瀬ライナー」です。東京と宮城県の仙台、石巻を結ぶ高速バスで、この日は1号車が宮城交通、2号車が京王電鉄バスの2台体制でした。元々は夜行便のみだった「広瀬ライナー」ですが、震災直後に緊急支援の昼行便が一時的に運行。その後2012年10月のダイヤ改正から正式に昼行便が登場し、昼行便と夜行便の2本体制で活躍しています。



各路線共に2台運行だったのは日曜日だからでしょうか。もしかしたら3月11日という特別な日を被災した地で迎えるという需要があるのかもしれません。

私がキーボードを打っている深夜2時の今、これらの高速バスは東北自動車道を北上し、それぞれの目的地へと向かっています。2013年3月11日の東北太平洋側沿岸の日の出は5時55分頃。復興へと歩み続ける被災地の3年目の朝がまもなく訪れます。

・撮ったまま/豊鉄バスの新車

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2013年2月から営業に入った豊鉄バス「ほの国号」(練馬駅北口・新宿駅西口〜豊橋駅前・田原駅前)の新車、三菱ふそうエアロエースです。



角型のミリ波レーダーから最新モデルのQRG−車とわかります。



最後にリアです。この車は床下直結エアコンを採用しています。個人的に床下直結エアコンのエアロエースは初めて見ました。


伊豆箱根鉄道 元箱根

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神奈川県足柄下群箱根町にある伊豆箱根鉄道の元箱根です。伊豆箱根鉄道のバスが乗り入れます。



まずはターミナルの建物です。



中は案内所になっています。バス乗車券の発売も行っているようです。



2010年10月現在の時刻表とバスの案内です。



建物の外にはベンチとコインロッカー、飲料自動販売機がありました。



その隣には3番のりば。箱根湯本、小田原方面ののりばで、一番本数の多い場所です。



ターミナルは元箱根の交差点にあります。隠れていますが右側が3番のりばです。画像の奥が芦ノ湖です。



ターミナルの建物から道路を挟んで反対側には2番、3番のりばとタクシーのりばがあります。



1番のりばのポールです。熱海、湯河原方面が発着します。



路線図と飲料の自動販売機。



1番のりばからターミナルの建物を見てみます。



最後に2番のりばです。こちらは箱根園行き。

箱根山戦争という言葉をご存じですか?戦後、観光地として箱根の開発に力を入れた西武グループと小田急(東急)グループの戦いで、バス事業にあたっては西武グループの伊豆箱根鉄道(駿豆鉄道)と、小田急グループの箱根登山バスが直接のライバルになりました。そういった経緯から、元箱根には西武グループと小田急グループの2つのターミナルがあり、この元箱根は西武グループのターミナルです。近くには西武系の芦ノ湖遊覧船ののりばもあります。ここから離れた場所には小田急グループのターミナルがあり、こちらも小田急系の芦ノ湖遊覧海賊船が発着します。当然、フリーパスやフリークーポンなど、どちらか自社グループでしか使えませんが、近年は西武グループと小田急グループが手を結び、箱根を盛り上げようとしています。

西武グループと小田急グループでバスターミナルが違う元箱根。過去に起こった箱根山戦争の名残です。



<撮影2010年10月>

糸満バスターミナル

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沖縄県糸満市にある糸満バスターミナルで、琉球バス交通と沖縄バスが乗り入れます。糸満は沖縄本島の最南端に位置する市で、街の東シナ海側に糸満バスターミナルがあります。沖縄最大の都市である那覇を結ぶ路線を中心に、糸満市内を循環する路線、南部方面への路線が発着します。右側が琉球バス交通の建物、左側が沖縄バスの建物です。



糸満バスターミナルに琉球バス交通が到着しました。89番は那覇と糸満を結ぶ県内でも本数の多い高頻度運行路線です。



バスターミナルへと入ります。



終点の糸満バスターミナルに到着。降車は琉球バス交通の建物側で行います。



琉球バス交通の出張所。ここで乗車券類を購入する事が出来ます。



乗車は沖縄バス側の建物からです。沖縄バスの出張所でも乗車券類の購入が可能です。



ターミナルの奥は琉球バスと沖縄バスの車庫になっています。



今度は沖縄バスの89番が出て来ました。那覇バスターミナル行きです。



ベンチが並ぶバス待合所。私は沖縄で空調の効いた待合室というのを見た事がありません。温暖な気候だからでしょうか。



発車を待つ89番。



89番が発車します。



この後、糸満の街を経由して那覇バスターミナルへと向かいます。いってらっしゃい!



那覇への路線だけではなく、糸満市内の循環路線や南部方面への路線も発着します。戦争の被害の大きかった沖縄南部。ひめゆりの塔や平和祈念公園方面への路線もここから乗車する事が出来ます。



最後にターミナルの一角にある大衆食堂。主にバス運転手さん向けの食堂ですが、一般の方でも入れるのだとか。気になります♪



<撮影2011年2月>

・「岩手きずな号」運行開始

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2013年3月22日より、フジエクスプレスと岩手県北自動車の共同運行で夜行高速バス「岩手きずな号」(芝浦車庫・東京駅八重洲口〜盛岡駅西口・久慈駅前・久慈営業所)の運行が始まりました。画像は運行初日のフジエクスプレス担当便、久慈営業所行き。4列トイレ付き車でスリッパ、ブランケットの装備があります。



フジエクスプレスとしてはもちろん、富士急行グループとしても初の東北への高速路線です。



東京駅八重洲口では桜の花が咲いていました。岩手県の久慈に開花が訪れるのはいつ頃になるのでしょうか。



ちなみに東京駅八重洲口のバス停は大阪バスの「東京特急ニュースター号」と同じ場所です。

万座バスターミナル

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群馬県吾妻郡嬬恋村にある万座バスターミナルです。万座温泉の玄関となる場所で西武高原バスが乗り入れます。後ろに見えるのは「空吹」と呼ばれる観光スポットで、地面に染み込んだ雨水や地下水が昔の噴火口から白色の水蒸気となって噴き出しています。



万座バスターミナルの建物。観光協会として使われています。



バスの後ろに立ち並ぶ、万座温泉のホテルや旅館。



軽井沢駅〜万座・鹿沢口駅〜草津温泉を結ぶ路線ですが、区間運行もあります。また、冬季は積雪の影響で運行されない区間もあります。



西武高原バスの草津温泉行きが停車していました。



ここは火山という大地の息吹が感じられるバスターミナルでした。



<撮影2011年5月>
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