Quantcast
Channel: バスターミナルなブログ
Viewing all 2318 articles
Browse latest View live

・撮ったまま/小田急シティバスの新車 日野セレガ 41号車

$
0
0


小田急シティバスに導入された都市間高速用の新車、日野セレガSHDです。

最近、小田急バスのHPで新車導入の発表があった車両で、小田急ハイウェイバス(夜行用)では初めてのJ-BUS製です。旅客定員28人の独立シート、レッグレスト、フットレスト、トイレ、飲み物(セルフサービス)、シートコンセントの車内設備を装備しています。

2013年11月から営業開始と発表されていたので世田谷営業所まで見に行ったら、上手い具合に公道から見える位置に駐車していました。この車に導入によって小田急シティバスの都市間高速車はシートコンセント付き車両が3台になります。

NO.41号車 品川200か2668


東京空港交通「Super Cabin」東京駅・東京シティエアターミナル〜成田空港線 

$
0
0
東京空港交通 エアポートリムジン
東京駅・東京シティエアターミナル〜成田空港線
東京駅八重洲南口 13時35分発 SuperCabin

2013年11月から「エアポートリムジン」を運行する東京空港交通では、座席数を減らしてシートピッチを広くした「Super Cabin」の導入が始まりました。運行開始2日目の「Super Cabin」に乗車してみたいと思います。



リムジンバスのHPから「Super Cabin」が運用される便を調べ、向かった先は東京駅八重洲南口。停車しているのは「Super Cabin」のロゴの入った三菱ふそうエアロエース。ピカピカと艶のある新車です。



側面と最後部には、このようなロゴが入ります。車内に入ろうとすると、地上係員さんから「3000円のバスですが、大丈夫ですか?」と、やはり今日も確認。もちろんですとも。(*^_^*)



新車の香りのする車内に入ると通路が狭く感じました。若干ですが座席の横幅が広がっているのです。補助席もありません。



これまでの運転手さん側11列-トイレ側10列の42席仕様から、1列削減して運転手さん側10列-トイレ側9列の38席仕様になりました。1列減った事により、従来よりもシートピッチが約10センチメートル広がっています。更に座席間にも跳ね上げ式のアームレストが装備されました。



さて、バスは東京シティエアターミナルに到着しました。これまで一番先頭の1Aに座っていましたが、せっかくシートピッチが広がった車両に乗車しているのだからと車両中央の座席に移動する事にしました。

車内で地上係員さんに3000円を支払うと、続いてここからの乗客が乗車してきます。1人、2人・・・・・・3人、4人・・・5人・・・パラパラと20人以上の乗客が集まります。半数以上は外国の方。以前、この路線の乗車記をアップした時に、格安バス「東京シャトル」や「THEアクセス成田」と違い、東京空港交通は外国の方の利用者が多いとコメントを頂きましたが、まさにその通りの展開になりました。ホテルに停留所があったり、リムジンバスの玄関として長い歴史を持つ東京シティエアターミナルから高頻度で運行するなど、外国の方には安心して使えるバスなんだろうと思います。正直なところ、東京シティエアターミナルから今もこれほどの外国の方々が利用しているとは認識していませんでした。

私の近くに体格の大きい外国の方が座りました。「昨日から運行を開始した新車ですよ!座席の幅もシートピッチも広くなりました。いかがですか?」…そんな質問をしてみたい気分です。

14時00分に東京シティエアターミナルを発車しました。



ここで成田空港からの帰りに乗車した格安バス「東京シャトル」とのシートピッチ比較。上が10列の「Super Cabin」で下が12列の「東京シャトル」。実際に座ると見た目以上の差を感じます。



私が乗車しているリムジンバスの東京駅〜成田空港間は片道3000円ですが、格安バス「東京シャトル」の一般的な運賃は900円。座席の快適を採るか、価格の低廉を採るか。



首都高速9号線、湾岸線、東関東自動車道と進みます。営業開始2日目のエアロエースの乗り心地は最高♪



東京シティエアターミナルから約1時間で成田空港に到着。終点の第1ターミナル北ウィングで降車しました。



2013年11月に順次8台の導入が決まっている「Super Cabin」。座席数を増やした格安バスが台頭してきた今、「エアポートリムジン」は逆に”車内空間の更なる快適性を追求”という道を選びました。

<乗車2013年11月>

星野エリア (トンボの湯バスターミナル)

$
0
0


長野県北佐久郡軽井沢町にある星野エリアです。旅バスの「キラキラ号」や星野エリアへのシャトルバスが発着します。



星野エリアはバブル崩壊後のリゾート再生で知られる星野リゾート発祥の地、「星野温泉」を核にした小さな街です。レストランやショップ、温泉、ホテル、教会などが集まっています。



ハルニレテラス。



川のほとりにあり、100本を超えるハルニレの木の中に存在する小さな街です。



湯川に沿って遊歩道もあり、森林浴が楽しめます。



そんな星野エリアの正面玄関に停留所はあります。マイカー駐車場からのシャトルバスが到着しました。シャトルバスは駐車場、中軽井沢駅、軽井沢駅などの行き先があり、無料で利用出来ます。(シャトルバスは「トンボの湯バスターミナル」という名称を使用しています)



ここにバスが発着します。



バス停の文字が見えます。



2013年8月現在のキラキラ号時刻表。事前予約制です。



草津温泉から「キラキラ号」が到着しました。



長野新幹線が開通し、中軽井沢駅に特急が停車しなくなってからの中軽井沢地区にはかつての賑わいがありません。しかし、ここ星野エリアだけは別。星野リゾートの手によって開発され、行楽シーズンを中心に多くの観光客の姿を見る事が出来ます。「キラキラ号」もツアーバス時代から経由していた場所でしたが、ツアーバスの乗合移行によって、この地に高速路線バスの停留所が設けられました。



<撮影2013年8月・9月>

・乗ったまま/JR常磐線 原ノ町駅〜相馬駅

$
0
0


2011年3月に発生した東日本大震災による津波と福島第一原子力発電所での事故による影響で、JR常磐線は相馬駅〜浜吉田駅間と広野駅〜原ノ町駅間で今も運転を見合わせています (私が訪問した2013年9月現在) 。そのために運転見合わせ区間に挟まれている原ノ町駅〜相馬駅間では2両編成の701系が折り返し運転を行っています。画像は原ノ町駅で発車を待つ相馬行き。



運転見合わせ区間に挟まれてしまったために、原ノ町駅に取り残されてしまった415系と651系。



ずっと雨ざらしのようです…(仕方ありません)



原ノ町駅の上野方。線路には雑草が生えていました。



現在は3本の701系が原ノ町駅〜相馬駅間の折り返し運転を行っています。車両の検査用でしょうか、ピットのようなものが見えます。



発車の時間が近づきました。車内にはこのような表示も・・・



すすきが風になびく線路。相馬駅までは約20分かかります。



相馬駅に到着しました。駒ヶ峰駅が消されている駅名板。



駅前では代行バスが発着しています。代行バスは相馬駅〜亘理駅間の運行です。

…実は私がJR常磐線で唯一日中に乗車していない区間が原ノ町駅〜相馬駅間でした(寝台列車で就寝中に通過した事はあります)。この区間が残った理由は、たまたま車窓から見えた福島交通のバスに衝動乗りしてしまったからです。この区間だけでも頑張って運転しているJRのおかげで日中の常磐線は全線乗車になりましたが、達成感と共に複雑な思いも残りました。

・撮ったまま/長電バスの新車 エアロエース

$
0
0


検査標章2013年9月。長電バスの新車、三菱ふそうエアロエースです。池袋〜長野線で運用されていました。



通常のドア側トイレ、床下直結空調仕様です。確実ではないのですが、4列×10列に見えました。



長野200か1273

福島交通 相馬営業所 その2

$
0
0


相馬営業所の建物です。右側に福島交通観光の旅行センター(この日は定休日でした)があります。



花壇には花が植えられていて、丁寧に手入れがされています。



待合室の入り口です。



待合室に入ってみました。訪問した日は閉まっていましたが、有人の窓口があります。



バス路線図と運賃表。



空調とベンチがあるので快適にバスを待つことができます。



待合室の中からのワンシーン。



地域路線のバスが発車しました。地域路線は平日が主体で土休日は本数が大幅に減ります。



…余談ですが、私が福島交通の相馬営業所を訪れたのは2回目です。



初めて訪れたのは2004年の8月。仙台から東京へ帰ろうとJR常磐線普通列車の717系(本当は455系に乗りたかった)で旅をしていました。相馬駅に差し掛かった時、車窓から福島交通の相馬営業所にブルドックMP118がいるのを発見。列車を捨てて途中下車した場所です。幸運な事にバスの行き先が原町だったので「これに乗車しちゃおう♪」と床が木のブルドックに乗車して原ノ町駅へ。そこから念願の455系に乗車して旅を続けたのでした。

あれから9年。福島交通にブルドックは残っていません。大震災が起こるなんて、あの時は考えもしませんでした。この地を再び訪れて、当時の思い出と現在の現実が錯綜した私でした。



<撮影2013年9月>

福島交通 相馬営業所 その1

$
0
0


福島県相馬市、JR相馬駅そばにある福島交通の相馬営業所です。福島交通と共同運行事業者が乗り入れます。



私が訪れたのは秋の3連休最終日。ちょうど、福島駅東口行きの急行バスが発車する時刻でした。バスを待つ乗客たち。



相馬営業所から道路を挟んだ反対側には車庫があります(この他にも車庫はもう1か所あります)。



車庫に駐車している福島交通の車両達。



車庫から福島駅東口行きの急行バスが出てきました。



私が訪れた2013年9月現在、2011年3月に発生した東日本大震災によってJR常磐線は今も運転見合わせ区間があります。運転見合わせ区間に挟まれている相馬や南相馬などの都市では鉄道に代わりバスが都市間輸送の役割を担っています。相馬営業所を発着する都市間バスは福島駅へ4往復、仙台駅へは12往復が運行されています。



福島駅東口行きの急行バスが発車時刻を待っていると、仙台駅前からの高速バスが到着しました。導入されたばかりの新車エアロエースです。



続いてJR常磐線の代行バスが通過。代行バスは相馬駅〜亘理駅間の運行で乗降はJR相馬駅で行っています。



14時20分発、大勢の乗客を乗せて福島駅東口行きの急行バスが発車しました。



いってらっしゃい!!

その2へ続く

福島交通 仙台〜相馬線

$
0
0
福島交通 仙台〜相馬線
相馬市役所 15時00分発



JR相馬駅から徒歩で15分ほどの場所にある相馬市役所前です。福島交通・相馬営業所での撮影を終えた私は「仙台〜相馬線」に乗車するために始発停留所となる相馬市役所前まで移動しました。



しばらくすると、仙台駅前行きの高速バスが到着しました。「おっ!」姿を現したのは特徴的なスタンダードデッカーのエアロバスです。これはもしや…?!



車内に入り、私の記憶にある座席モケットを見て納得。この車両は、かつて東急バス弦巻営業所に所属していた空港リムジン車で、渋谷〜羽田空港間で運用されていました。羽田空港リムジンの渋谷線はよく乗車したので、もしかしたら東急バス時代に乗車した事のある車両かもしれません。第二の事業者が福島交通という噂は聞いていましたが、実際に乗車出来るとは思わなかったので感激してしまいました。



このテプラの下には「東急バス」と書いてあるかもしれませんね(*^_^*)

ちなみに当時、主流であったハイデッカーではなくスタンダードデッカーで導入されたのは、営業所の工場がハイデッカーに対応していなかったのだとか。真偽のほどは不明ですが、空港リムジンは後発で、元々はキュービックや富士7Eといった地域路線が主だった営業所だけにわかるような気がします。



さて、15時05分に次の乗車停留所である相馬営業所を発車しました。車内の乗客は私を入れて14人。祭日の午後便とあってか、結構乗ってます。



JR常磐線の代行バスとすれ違いました。東日本大震災による津波の影響でJR常磐線の相馬〜浜吉田間は運転を見合わています。訪問した2013年9月現在、相馬から仙台まで鉄道だけで移動する事は出来ないのです。

今乗車している「仙台〜相馬線」は福島交通と宮城交通の共同運行ですが、相馬と仙台を結ぶ高速路線はもうひとつ存在します。南相馬市のバス事業者である東北アクセス(開業当時の名称は、はらまち旅行)が、震災後に同区間の運行を開始しました。鉄道の長期運転見合わせという形でバスの需要が増え、ライバル路線が誕生したのです。震災前から運行している福島交通と宮城交通は以前よりも増便を行い、運賃の値下げ、定期券の販売を開始するなど利便性の向上を行っています。乗車しているのは東急バスから嫁入りして比較的最近に再整備されたエアロバスですし、導入されたばかりでピカピカのエアロエースも複数台見かけました。この路線にかける福島交通の意気込みのようなものを感じます。



新地地区では側道に入り、新地町役場の前を通過します。見えているバスのポールはJR常磐線の代行バスが停車する新地駅です。私が乗車しているバスの停留所もこの付近にあるのですが、一旦通過して…



奥にあるバス転向場で方向転換。役場の前に戻って新地役場前の停留所に到着しました。

JR新地駅と言えば、東日本大震災による津波で駅舎や鉄道車両が流されて大きな被害を受けた場所です。幸いにも乗員乗客は避難が行われて無事でしたが、その乗員乗客が避難した場所がこの新地町役場でした。



山元インターから常磐自動車道に入ります。山元インターから南側の相馬方向は建設工事中で2014年度に開通予定。開通すれば仙台地区〜南相馬までが高速道路で結ばれる事になります。



2009年に開通した常磐自動車道の新しい区間。対面通行ですが走りやすそうです。亘理ICから仙台東部道路へと道路名が変わり、更に仙台南部道路を経由して長町ICで高速道路を下りました。



仙台駅が近くなってきました。



相馬市役所前から約1時間25分、終点の仙台駅前に到着しました。

今回の乗車では、思い入れのある車両で”鉄道に代わって都市間輸送を担う高速バス”に乗車しました。運転見合わせ区間が残るJR常磐線。今の状態がいつまで続くのかはわかりませんが、相馬と仙台間の都市間輸送は高速バスによって絶える事なく繋がれています。

<撮影2013年9月>

・撮ったまま/千葉中央バスの新車 エアロクイーン

$
0
0


2013年11月15日の千葉県発より、これまで4列シートで運行されていた千葉中央バスの夜行路線「鎌取・千葉・TDR・上野〜大津・京都線」が3列化されました。画像は初日の運用に入る新車の三菱ふそうエアロクイーン7312号車。独立3列シート、毛布、パーソナルカーテン、携帯電話用充電コンセントなどの設備があります。また、床下には乗務員さん用の休憩施設が設置されました。

7312号車 千葉230あ7312

・撮ったまま/頸城自動車の新車 エアロエース

$
0
0


2013年11月16日の夜行便より、頸城自動車、西武バス、越後交通が共同運行する「上越〜池袋・新宿線」の3往復のうち、2往復(整備時や続行便は除く)が4列シート車両から3列シート車両に変更されました。同時に、頸城自動車では新車の三菱ふそうエアロエースが導入されています。



床下直結空調で、後方トイレ仕様です。(運転手さん用の休憩施設も後方だと思います)

長岡230あ・315



「上越〜池袋・新宿線」は12月1日出発便から上越側の起終点が直江津駅前に変更になるダイヤ改正が予定されており、12月22日からは「開業25周年キャンペーン」が行われるなど、「上越〜池袋・新宿線」にとって大きな変化が訪れそうです。

・撮ったまま/松本線で運用されるセレガハイブリッド

$
0
0
アルピコ交通と京王電鉄バスの共同で運行されている新宿〜松本線ですが、この日は2号車以降の便にアルピコ交通のセレガハイブリッドが運用されていました。



3号車で運用されていたセレガハイブリッド12201号車。2012年度導入の車両です。
松本200か・833



上記とは別便の2号車で運用されていたセレガハイブリッド13206号車。2013年度導入の車両です。
松本200か・896

…私は松本線にセレガハイブリッドが運用されているのは初めて見ました。これらの車両は環境にやさしいハイブリッド車両の特徴を生かし、山岳地帯の上高地線などで運用されています。11月15日をもって今年度の上高地線の運行が終了したために山を下りて新宿〜松本線の増便として運用されているのかもしれません。昨年度の冬季には、一部のハイブリッド車が練馬ナンバーを付けて東京営業所に在籍した時期もありました(この時も松本線の増便に入ったそうです)。

ジェイ・アール北海道バス 朱鞠内

$
0
0


北海道雨竜郡幌加内町にあるジェイ・アール北海道バスの朱鞠内です。廃止されたJR北海道・深名線の朱鞠内駅跡地に建てられたバスターミナルで、深名線の廃止代替バスが乗り入れます。画像の車両はトイレ付きの日野メルファ。2012年12月に導入された新しい車両です。



朱鞠内駅は1995年の深名線廃止まで列車交換の可能な駅として駅員が配置されていた駅でした。



朱鞠内のバス停標識。



待合所の中に入ってみましょう。



中にはトイレ、公衆電話の他、休憩室と書かれた待合所があります。



休憩室のドアを開けてみました。



壁に張られた時刻表や路線図など。



テーブルの上には地元NPOの方の情報誌がおかれていました。



再び表に出ました。ロータリーの中央にはレールのモニュメントがあります。



JR深名線廃止から18年。人口の少ない地域ではありますが、廃止された鉄路の代替という役目を担い、今日もジェイ・アール北海道バスが朱鞠内を発着しています。



<撮影2013年11月>

・立川〜飯田線 運行開始

$
0
0


2013年11月22日より、京王バス南とシティバス立川、伊那バスの共同運行で立川飯田線「拝島営業所・立川駅南口〜飯田駅前(京王バス南担当便のみ南大沢駅・立川駅南口〜飯田駅前)」の運行が始まりました。画像はシティバス立川の担当便。



小田急グループカラーの「特急 飯田」は新鮮です。



この日は、空港リムジンに使われているトイレ付のエアロバスが運用に入っていました。



立川駅南口の停留所は3番を使用。



運行開始を知らせる立て看板。



立川バスの一般路線バス前面にも立川飯田線運行開始の宣伝がされていました。多摩都市モノレールの駅にも広告が掲出されています。宣伝効果で新路線の知名度が上がるといいですね。

・撮ったまま/東急トランセのエアロキング

$
0
0


東急バス瀬田営業所に停車していた東急トランセの三菱ふそうエアロキングです。(公道より撮影)



「VISIT SHIBUYA号」として赤坂〜渋谷の循環運行を行っています。東急ホテルズが運営する赤坂・渋谷エリアのホテルに宿泊するか、東急グループ各社のカード会員であれば乗車出来るそうです。

品川200か2660 2360号車

・自動車の自動運転は・・・

$
0
0


東京ビックサイトで開催されている「東京モーターショー2013」に遊びに行ってきました。

会場内では当然バスだけではなく、トラックや乗用車などの新機能や未来の技術などがプレゼンされていました。個人的に気になったのはそう遠くない未来に訪れるであろう自動車の「自動運転」です。

自動運転と書くと、どのようなものをイメージされますか? カーナビの目的地をセットすると、後は自動で目的地まで運転してくれる・・・・そんな感じではないでしょうか。私のイメージはまさにそれでした。しかし、その域にたどり着くには、まだまだ登らなければならない階段が続いているようです。

現在、車の運転操作はドライバーが担っています。ここから進化すると、車が運転操作の支援を行うようになります。既に実用化されていますが、前を走行する車に追従するアダプティブクルーズコントロール、前車や障害物に接近すると警告してくれたり、自動でブレーキをかけてくれるプリクラッシュセーフティシステム等があります。

もっと進化すると、どうなるでしょうか。例えば、高速道路を走行中にボタンを押すと、運転操作はドライバーから車に変わります。追い越しによる車線変更も自動で車が判断。ハンドルに力を加えれば手動運転に回復する事が出来ます。

…なんだか未来っぽくなってきました(*^_^*)ここまでで重要なのは、自動で車が走行しても「責任はドライバーにある」という点です。

では、もっともっと進化するとどうなるでしょうか。例えば、道路渋滞時に自動運転に切り替えれば、車が前後左右の動きを把握。加速や減速、停止、ハンドル操作等を自動で行います。ドライバーは渋滞を抜けるまで運転席で本を読んでいたり、タブレットでネットをする事だって出来ます。やがて渋滞が解消すると車はドライバーに運転操作に戻るよう指示を出します。その間の運転の責任は車。シーンが限定されていますが高度な自動化です。しかし、それでもドライバーは車内にいる必要があります。

そして最後に私たちが想像しているような完全自動化。もうドライバーは必要ないかもしれません。運転操作は全て車が行います。行きたい場所を設定するだけで、後は車内でやりたい事をやるだけです。運転の責任は完全に車になります。

…今回、会場内のいくつかのブースで自動運転の実用化について質問してみました。返ってきた答えの多くは「法律や責任の範囲が決まっていない」でした。現在のルールでは、必ず運転席にドライバーがいてハンドルを握っている必要があり、そして自動運転中に何かあった場合、どこまでメーカーが責任を負うのか定まっていないからです。技術は日々進歩しています。そのうち法律や責任の範囲を明確に定める時代が訪れるのかもしれません。

これらの自動運転。どうやら最初に運用されるのは高速道路になりそうな気配です。そこで自動運転を高速バスに生かせないでしょうか。まず、自動運転の最大のメリットは安全性の向上です。交通事故の約9割は判断の誤りや遅れなど人為的なものなのだそうです。車が判断を担う事で人為的なミスは無くなりバスは遥かに安全な乗り物になります。そして人間では対応できないような運転も自動なら出来るようになります。前車に極端に近づいて追従走行するなど、交通の流れがスムーズになり渋滞も減少するかもしれません。中央道の小仏トンネルのように登り坂とトンネル効果で気がつかぬうちに速度低下し、結果的に渋滞が起こってしまうような場所では有効だと思います。そして、高速道路走行中にドライバーが運転から解放されるのならば、その間を乗客へのサービスに充てられるかもしれません。車内に設けられたオーブンで予め準備された料理を温め、乗客にふるまうなど飛行機の機内食のようなサービスも出来そうですね。他にも自動運転の時間をドライバーの休憩に充てれば、所要時間はそのままでツーマン運行だった路線をワンマン運行に出来るかもしれません。

ただ、危惧しているのは、車の完全自動化が実用化された場合、過疎地を支えている地域のバスが廃止されてしまうのではないかという点です。過疎地のバスの乗客の多くは免許を持てない学生や、運転を卒業したご高齢の方々が主です。もしもドライバーがいなくても公道を走行出来る車が普及したならば、地域のバスやタクシーは必要なくなってしまう恐れがあります。人口が減少すると予測されている将来、大型ショッピングモールや病院、学校などが囲い込みをするために、そのような車を所有して客を集めるようになるかもしれません。(もちろん地域の方々が生活しやすい社会であるのが一番ですから、そのような時代が悪いという意味ではありません)

自動車の自動運転は、バスにとって利点なのか、脅威なのか。その答えがわかるまでは、まだまだたくさんの時間がかかりそうです。


…自動運転一つでここまで長い記事になってしまいました。(^^ゞ
これらの文章はモーターショーの会場内で伺ったお話や、ネットで得られた情報などから自分なりの味付けを(ルールが決まっていないのをいいことに)足して書いて見ました。特にドイツの自動車部品メーカー「Bosch」の日本サイトはたくさん参考にさせて頂いました。興味ある方はのぞいてみてください。


【定点】盛岡バスターミナル 夜行便 2011/10

$
0
0
今回は盛岡バスターミナルを22時00分〜22時55分までの55分間に発車した夜行便全てを撮影しました。



1本目 22時00分発 岩手県交通
「本厚木・町田・横浜〜盛岡線」 本厚木駅北口行き



2本目 22時15分発 JRバス東北
ドリーム盛岡(らくちん)2号 東京駅八重洲南口行き



3本目 22時35分発 JRバス東北
ドリーム盛岡(らくちん)82号 東京駅八重洲南口行き



4本目 22時55分発 国際興業
ドリーム盛岡(らくちん)4号 東京駅八重洲南口行き

…盛岡バスセンターから発着する全ての夜行バスです。この日は臨時のドリーム盛岡(らくちん)82号も運行され、わずか55分間で4本のバスを撮影する事が出来ました。

<撮影2011年10月>

・上州湯けむりライナー みなかみ温泉号 運行開始

$
0
0


2013年12月6日から関越交通の高速バス「上州湯けむりライナー みなかみ温泉号」(新宿駅新南口・川越駅西口〜上毛高原駅・水上駅)[※新宿駅の降車は東口]の運行が始まりました。画像は運行開始初日、水上駅行きのセレガ、スーパーハイデッカーです。



出発便の案内表示。



専用の方向幕(?)が用意されています。

関越交通では、同じ12月6日から「上州湯けむりライナー 伊香保・四万温泉号」(西上尾車庫・上尾駅西口・川越駅西口〜伊香保温泉・四万温泉)の運行も開始しました。パンフレットによると、どちらの路線も2014年5月6日までの期間限定とされています。

東京駅高速バスターミナル グランドオープン直前レポ

$
0
0


2013年12月11日、長年工事が行われていた東京駅八重洲南口にあるJRバス関東の高速バスターミナルがグランドオープンします。完成直前の姿を撮影して来ましたので紹介します。



まずは図で紹介。上が現在の東京駅八重洲南口の姿で、下が12月11日のグランドオープン後の姿です。どちらも青色が高速バスを示します。ターミナルは12月11日以降、頭端式(?)に変更になります。



まもなく運用が開始される高速バスのりば。右側には仮設の現のりばがあります。



のりばをズーム。点字ブロックの場所にバスの前ドアの部分が重なると思われます。白いカバーがかかっているのは、のりばの案内表示器。



1台あたりのスペースは大きいので、もしかしたら発車時はバスがバックしないで大丈夫かもしれません(無理でしょうか?)



案内表示器は、既に試験運用がされているようです。

…この東京駅高速バスターミナルが運用を開始するまで、あと数日。東京を代表するバスターミナルとして発展が期待されます。

・フラワーライナー用の車両で運用する東京〜白子中里線

$
0
0


ちばフラワーバスと小湊鉄道の共同運行で運行している高速バス「東雲・東京駅〜大網駅・白子中里線」ですが、現在、ちばフラワーバス担当の1往復がトイレのない車両で運用されています。この日に使われていたのは千葉県内高速「フラワーライナー(千葉駅〜成東車庫)」用のブルーリボン2。途中のパーキングエリアでトイレ休憩の設定があるのが特徴です。



東京駅に到着しました。同じように「フラワーライナー」の運用についているエアロスターやエアロバスの「東京〜白子中里線」充当もあるのでしょうか?

・茨城交通「みとちゃん号」 運行開始

$
0
0


2013年12月2日より、茨城交通では水戸市のマスコットキャラクター「みとちゃん」をラッピングした高速バスの運行を開始しました。「みとちゃん」ラッピングされたのはエアロバスとエアロエース、それぞれ1台ずつの計2台で、水戸〜東京線、水戸〜仙台線で運用されています。画像は”梅の花を施した”1384号車のエアロバス。もう1台は”自然豊かな水戸市を表現した”997号車のエアロエースです。運行スケジュールは水戸市のHPで調べる事が出来ますので乗車や撮影に活用出来そうです。



「みとちゃん」 水戸市のPRにつながりますように…

Viewing all 2318 articles
Browse latest View live