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・東京駅日本橋口の「東京手ぶら観光手荷物預かり処」

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JRバス関東の高速バス降車場に近い、東京駅日本橋口に佐川急便のカウンターが開設されているのを発見しました。



2014年3月から営業を開始した「東京手ぶら観光手荷物預かり処」です。



手荷物の一時預かりや全国配送の他、一番の特徴なのが「宿泊先への手荷物即日配送」です。

午前11時までに手荷物を預けると、その日のうちに提携先ホテルに配送してくれるのだとか。逆に午前中(※宿泊先によって締切時刻は異なる)に提携先ホテルで手荷物を預けて16時以降に東京駅で受け取る事も出来ます。店頭では「都内23区全ホテル宛て、ディズニーリゾート周辺ホテルに即日お届け可能(最終受付時刻11時00分)」と案内されていました。



営業時間は7時00分〜23時00分と結構ワイド。東京駅に発着する鉄道や昼行高速バスはもちろん、夜行高速バスでも利用出来そうです。

このシステムを使えば、重たい荷物をもって観光したり、コインロッカーを探して預け、再び引き取りに来る手間も省けます。全国のターミナル駅や長距離バスターミナルにあったら、さぞかし便利だろうな…と思いました。もしかしたら、将来は「高速バス+手荷物ホテル配送プラン」なんて商品も販売されたりするかもしれませんね(*^_^*)

追伸:コメントのお返事遅れています。申し訳ありませんm(__)m

・撮ったまま/2号車まで出た新東名スーパーライナー

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日曜日や繁忙期など「新東名スーパーライナー」には2号車が付く事があります。



この日の1号車はエアロエース。744−13957号車。



そして2号車にはセレガRが入りました。



747−05951号車。行き先LEDにも「新東名スーパーライナー」の表示が入っています。

個人的にセレガRの「新東名スーパーライナー」は初めて見たので新鮮でした。

・撮ったまま/茨城交通のエアロクイーン

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東京駅で撮影していると、茨城交通のエアロクイーンが現れました。

茨城交通にこんな車両が在籍していたでしょうか?よく見ると、ヘッドライトまわりが水色です。この水色はどこかで見たような…。もしかして、マロニエ!?

色々と検索してビンゴ!関東自動車のマロニエ塗装でした。

関東自動車から茨城交通に譲渡され、そのままの塗装で「北関東ライナー」で運用されていたようですが、広告ラッピングされて前面に茨城交通カラーが貼られたようです。ひょっとしたら、ラッピングの下にはマロニエの木が眠っているかもしれませんね?!

水戸200か 1396

壱岐空港

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長崎県壱岐島、壱岐市にある壱岐空港です。島内のバス交通を営む壱岐交通が乗り入れます。



壱岐島の中心である郷ノ浦行きです。発着する飛行機の時刻に合わせて運行されます。



バス停のポール。



空港の前の景色です。レンタカー屋さんがいくつか見えました。



空港の中に入りましょう。私が訪れた時期は1日2便が発着していました。便数が多くないので設備はコンパクトです。



手荷物の受け取り場所と到着口。



壱岐空港と長崎空港を結ぶオリエンタルブリッジのDHC−8。オリエンタルブリッジは長崎空港を拠点に県内の離島を結んでいます。現在はANAとのコードシェアも行われています。



朝日を浴びて、郷ノ浦行きが発車しました。



壱岐空港は小さな空港ですが、長崎と壱岐島を結ぶ航路の重要な拠点です。



<撮影2013年1月>

・撮ったまま/桜交通の新車 ユニバース

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「さくら高速バス」を運行する桜交通に導入されたヒュンダイのユニバースです。



撮影時は回送でしたが、以前に東京〜南草津・梅田間の便で運用している姿を目撃しているので座席タイプは「スタンダードプラス」ではないかと思われます。



前面、側面、リアに行き先LED表示器が設置されていました。

検査標章は3月。習志野200か1595 

・撮ったまま/青垣観光バスのエアロエース

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新車でしょうか。鍛冶橋で撮影していたら、東京・横浜〜京都・大阪・神戸間を運行する青垣観光バスの「たびのすけ」がやってきました。「たびのすけ」といえば、白色のボディがお馴染みなのでオレンジ塗装は新鮮に感じます。

・撮ったまま/JRバス関東の新車 H657−14402号車

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JRバス関東に2014年度の新車が入りました。検査標章5月の日野セレガです。



外から見た限りでは、昨年度と同様に運転手さん側12列、ドア・トイレ側10列の44席仕様に見えました。



土浦ナンバーなので土浦支店の配属です。

H657−14402号車 土浦200か1369

ちばレインボーバス 高花線 高花〜新鎌ヶ谷駅

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ちばレインボーバス 高花線 高花〜新鎌ヶ谷駅
高花 10時04分発



ここは千葉県の印西市。北総鉄道線の千葉ニュータウン中央駅からバスで約12分の住宅地にある高花停留所です。

これから乗車する「ちばレインボーバス」の高花線は、千葉ニュータウン中央駅と住宅地の高花地区を結ぶ典型的な生活路線ですが、その生活路線が今、脚光を浴びています。その理由は2014年5月17日から土曜・休日のみ、一部の便が千葉ニュータウン中央駅から北総鉄道線に平行して新鎌ヶ谷駅まで延伸したからです。(何故延伸したかは後程)



新鎌ヶ谷駅行きの「ちばレインボーバス」が高花停留所に到着しました。



前面には「千葉NT中央駅経由 新鎌ヶ谷駅」と表示され、千葉ニュータウン中央駅が終点でない事がわかります。



側面の行き先表示もこのように。



発車しました。高花と千葉ニュータウン中央駅間のバス路線の距離は約4、1km(経由により異なる)。歩くには辛い距離です。



団地の中を走行中、高花行きのバスとすれ違いました。土曜日の10時過ぎという時間帯だけあってか、こちらは停留所の度にバスの乗客が増えていきます。

この高花線は乗車方法が2つあり、千葉ニュータウン中央駅から高花方向に乗車する時は「中乗り前降り」方式を採用していますが、駅方向へ乗車する時は、先に駅までの運賃を支払う「前乗り前降り」方式を採用しています。こうする事で終点の千葉ニュータウン中央駅ではスムーズな降車が出来るのです。運賃支払いの列に並んでるうちに列車の発車時刻が迫る…こんな心配をしないで済みます。

でも、この便の行き先は千葉ニュータウン中央駅ではなく新鎌ヶ谷駅です。取り扱いはどうなるのでしょう。



その答えは車内に掲示されていました。今まで通り、前払いで千葉ニュータウン中央駅までの運賃を支払い、引き続き新鎌ヶ谷駅まで乗車する場合は千葉ニュータウン中央駅〜新鎌ヶ谷駅間の運賃を降車時に支払う方式です。

なるほど、2回に分けて支払うのですね。

さて、千葉ニュータウン中央駅までに17人(数え間違いがなければ)の乗客が集まりました。どれくらいの乗客が新鎌ヶ谷駅まで乗車し続けるのでしょうか。実際に千葉ニュータウン中央駅でバスに残った乗客を数えると私を含めて6人でした。結果として、この便では約三分の一の乗客が鉄道に乗り換えない選択をした事になります。(※ちなみに千葉ニュータウン中央駅から新規の乗客はありませんでした)



北総鉄道線は新鎌ヶ谷駅まで4駅ありますが、バスは次の停留所が新鎌ヶ谷駅です。運賃表示器には千葉ニュータウン中央駅からの300円のみが表示されていました。



バスは北総鉄道線に平行した国道464号線を走行します。

さて、このような生活路線の延伸が何故に脚光を浴びたのでしょうか。それは、鎌ヶ谷観光バスが新鎌ヶ谷駅〜千葉ニュータウン中央駅間を結ぶ乗合バス「生活バスちばにう」の認可を申請(2014年5月24日現在)しているからです。

現在、同区間は北総鉄道線が約11分(普通列車)で結んでいます。しかし、運賃が560円と、距離の割に他社と比べて割高である現状があります。そこで任意の住民組織協力のもと、鎌ヶ谷市内で貸切バス事業を営む鎌ヶ谷観光バスが300円で同区間を運行する乗合バスの計画を進めているのです。(※厳密には鎌ヶ谷市のコミュニティバスを受託運行しているので鎌ヶ谷観光バスは乗合バス事業者でもあります)

鎌ヶ谷観光バスと住民組織は2013年に社会実験を行っており、その時の運行区間が新鎌ヶ谷駅〜高花地区でした。結果的に鎌ヶ谷観光バスが認可申請をしたのは新鎌ケ谷駅〜千葉ニュータウン中央駅間でしたが、地域の乗合バス事業者である「ちばレインボーバス」にとって、新規のバス路線誕生は将来の脅威になるのではないでしょうか。

そのような経緯があってか「ちばレインボーバス」は、土曜・休日のみ、一部の便を新鎌ヶ谷駅まで延伸したものと思われます。延伸区間の運賃は「生活バスちばにう」が予定している運賃と同額の300円。しかもICカードを使えば299円と「生活バスちばにう」よりも1円安くなります。

ちなみに「生活バスちばにう」は平日のみ(月ー金曜の祭日も)の運行を予定しているので、上手く土曜・休日運行の「ちばレインボーバス」とすみ分けが出来ました。



バスは小室駅を脇を通過し…白井駅の脇を通過し…



西白井駅の脇も通過…



しばらくすると、羽田空港行きのアクセス特急が追い越して行きました。



千葉ニュータウン中央駅を発車してから約26分(ダイヤ上は30分)、終点の新鎌ヶ谷駅に到着しました。新鎌ヶ谷駅は北総鉄道線の他、東武野田線(東武アーバンパークライン)や新京成電鉄と乗り継ぎが出来るターミナル駅です。

バスのおかげで新鎌ヶ谷駅〜千葉ニュータウン中央駅間を北総鉄道線の560円に比べて300円という低価格で移動する事が出来ました。特に高花地区からは運賃が安くなった事に加えて乗り換えの手間が無くなった点もポイントです。もしかしたら、土曜・休日だけではなく、平日も運行して欲しいという声だって上がるかもしれません。

とはいえ、バスは利点ばかりではありません。まず、所要時間が鉄道にはかないません。今回のケースでも千葉ニュータウン中央駅で北総鉄道線に乗り換えていれば、バスよりも10分程度早く新鎌ヶ谷駅に到着出来ていました。それから、渋滞による遅延も考えられます。特に週末の夕方は道路沿いの商業施設を目的とする車で混雑する道路です。時間の正確さも鉄道が有利です。



新鎌ヶ谷駅到着後は高花行きとして折り返して行きます。

今回の延伸を文字にすると『認可申請中の「生活バスちばにう」への対抗策』で片づけてしまいそうですが、今まで片道12分だった生活路線が、一部の便だけとはいえ片道43分と大幅に伸びました。延伸区間だけでも往復すれば1時間以上です。人件費や燃料代等、経費も結構かかっていると思われます。しかも平行路線が存在して300円という低価格です。延伸区間の距離は約11km。距離から計算するとバス運賃は500円以上でもおかしくありません。

競争相手がいなければ、こんな路線設定や価格は普通はまず行わないと思います。鎌ヶ谷観光バスもそうですが、ちばレインボーバスも相当に頑張っている印象を持ちました。競争って凄いですね。

<撮影2014年5月>

・撮ったまま/さくら観光バスの新車 エアロエース

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「ミルキーウェイエクスプレス」を運行する、さくら観光バスに新車が入りました。三菱ふそうのエアロエースです。



行き先LED表示機は前、横、後の3箇所に設置されています。東京〜名古屋線で運用されていました。

熊谷200か1256

追伸:情報を上げて下さった方、ありがとうございました。

・撮ったまま/アルピコ交通の新車 14028号車

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アルピコ交通の新車、三菱ふそうエアロエース14028号車です。



新宿〜諏訪線で運用されていました。外観から判断するにドア側トイレ仕様のようです。



諏訪200か・・50 14028号車 検査標章は5月でした。

あおい交通 ピーチバス

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あおい交通 ピーチバス
小牧駅前 6時25分発 大城ルート

突然ですか、愛知県小牧市の「ピーチライナー(正式名称:桃花台新交通桃花台線)」をご存じですか?名鉄小牧線の小牧駅と桃花台ニュータウンとの間を結ぶ新交通システムでしたが、経営難から2006年に廃止されてバス代替となりました。今回のバス乗車記は、バスが新交通システムからニュータウン輸送を引き継いだ珍しい事例である、あおい交通のピーチバスを取り上げたいと思います。



まずはピーチバスが発着する小牧駅へと向かいましょう。名古屋の中心である栄駅から地下鉄名城線の右回りで平安通駅へ。ここで2003年に開通した地下鉄上飯田線に乗り換えです。



乗車した犬山行きは名鉄の車両です。地下鉄上飯田線はわずか1駅のみですが、列車はそのまま名鉄小牧線に直通します。列車の乗り継ぎが良かった事もあって、栄から約30分で小牧駅に到着しました。



小牧駅を降りて最初に目に付いたのは、7年半前の2006年に廃止となったピーチライナーの小牧駅駅舎です。シャッターが閉じられていますが、桃花台線と書かれた駅名看板がそのまま残されていました。



早朝の小牧駅東口バスターミナル。背後に見える高架はピーチライナーのものです。



こちらがピーチライナー廃止による代替路線、あおい交通が運行するピーチバスです。車両は日野ブルーリボン2、桃花台ニュータウン内の大城行きです。



車内の様子。



6時25分、大城行きは発車しました。国道155号線バイパスを走行しています。ピーチライナー代替路線だけあって、基本的にピーチライナーの高架に沿って走行する場所が大半を占めます。小牧駅から桃花台ニュータウンまでは約5km。そんなに距離はありません。



上末停留所に到着。前方にはピーチライナー上末駅の構造物がそのまま残されていました。2006年に廃止されてから7年半が経過していますが、撤去はされていません。残されたインフラをどのように活用するのでしょうか。

2014年3月現在の愛知県の方針では、今走行している国道155線バイパス部分の高架線は、自動車(車両重量5トンまでの小型車両)の専用道路に活用して道路の混雑緩和を図り、その混雑緩和された道路にはバスレーンを設置してバスの速達性を確保しようする方針が示されました。ピーチライナーのインフラは耐震性の向上した昭和55年以降の基準で造られており、更に小型車両が相互通行可能なのだとか。ちなみに国道155号線バイパス部分以外のインフラは撤去し、自転車や歩行者の専用道や、公園などに活用する方針との事です。

個人的には、同じ愛知県を走る「ゆとりーとライン」のようなガイドウェイバスに転用してはどうかとも思いましたが、2005年に桃花台線あり方検討会がピーチライナー再生・存続に向けた新システムの検討を行っており、構造の違い等からガイドウェイバスでは概算事業費が56億円かかるという試算を行っています。現在はピーチライナーを運営していた事業者自体がないので一から事業者を設立しなければなりませんが、インフラは決して安価に転用できるようなものではないようです。



桃花台ニュータウンに入りました。ピーチライナーは桃花台西駅、桃花台センター駅、桃花台東駅と続きます。ピーチバスのメイン系統である循環コースも、ほぼそのルートで運行されますが、平日の朝は別系統も運行されます。系統を分けているのは、単純に桃花台ニュータウン内を循環すると、場所によっては小牧駅まで時間がかかってしまう短所を軽減しているのではないでしょうか。



私が乗車している便は循環コースではないので桃花台西、桃花台センター方面は経由せず、直接大城へと向かいます。城山4丁目では小牧駅前行きのピーチバスとすれ違いました。この辺りはピーチライナーがバス化されて駅まで移動する必要がなくなったので、利便性が向上した地区ではないかと思われます。平日の日中には小牧駅前から更に小牧市役所前まで運行区間を延長している便もあり、バス化による長所を生かしているようです。



小牧駅前を発車して23分、終点の大城に到着しました。ここはピーチライナーの終点、桃花台東駅の跡地です。

ピーチライナーは昭和40年代における名古屋都市圏の人口急増の受け皿の一つとして、愛知県が小牧市に開発する桃花台ニュータウンの交通インフラとして計画されました。桃花台ニュータウンの計画人口は当初54000人でしたが、2度の計画変更により現在の40000人に下方修正されています。ちなみに2004年現在の実際の人口は約28000人で、今後も30000人程度で増加は止まるのではないかと予測されています。(2005年の桃花台線のあり方検討会の資料より抜粋)

当初想定された桃花台ニュータウンから名古屋市内への移動ルートは、ピーチライナーと名鉄小牧線に乗り継ぐ、今回私が乗車したルートでした。しかし、ピーチライナーの開業当初は地下鉄上飯田線が開通しておらず、名鉄小牧線で上飯田駅まで出てもバスに乗り継ぐか、地下鉄平安通駅までの1駅分を歩く必要がありました。利便性の悪さを嫌ってか、桃花台ニュータウンの隣の春日井市にあるJR春日井駅へ自家用車で移動して、JR中央線で名古屋市内へと向かうルートも開拓されます。(後にバス路線も開設されました)

ピーチライナーは桃花台ニュータウンの足として一定の役割を果たしてきましたが、景気の低迷や、予測を下回る利用者数などによる厳しい経営が続き、運営資金の枯渇が現実味を帯び始めます。可能な限りの経費の削減と共に、ピーチライナー再生・存続に向けた新システム検討という道も検討されたものの、最終的には愛知県と小牧市間で「これ以上の公的支援は行えない」という結論が出され、2006年に廃止となりました。


↑桃花台ニュータウンを走行するピーチバス

今回、桃花台ニュータウンを訪問するにあたり、事前にネットでピーチバスを下調べしました。しかし、コースが複数あったり、ニュータウン内は循環系統だったりと、私のような初めて訪れる人間にとって、路線図を分岐無く一本線で描けるピーチライナーのような単純明快なわかりやすさはありませんでした。でも、それは利用客の大部分を占めるニュータウン住民が利用しやすいようコースや経路が組まれているからであって、ピーチライナー時代より地域に密接した交通機関になったという見方をする事が出来ます。

最後になりますが、これから全国的に訪れると予測されている少子高齢化による人口減少は、桃花台ニュータウンも例外ではないと思われます。ニュータウン住民の減少は、ピーチバスの利用者数にも影響してくるかもしれません。バスは移動手段としてニュータウンでの生活の質を提供している面もあります。あおい交通だけではありませんが、ニュータウンのバス事業者として、どのようにしたら桃花台ニュータウンに「新たに住んでもらえるか」、そして「住み続けてもらえるか」、そのような考え方も将来の課題の一つなのかもしれないと思いました。

※追記:2014年4月のダイヤ改正が行われ、複数あったルートは一つに統一されました。

<撮影2014年3月>

・撮ったまま/青垣観光バスと、さくら観光バスの新車

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5月23日の更新で「たびのすけバス」を運行する青垣観光バスの神戸200か4370号車をUPしましたが、4369号車も撮影出来ました。こちらもオレンジ色です。

神戸200か4369



続いて5月26日の更新で「ミルキーウェイエクスプレス」を運行するさくら観光バスの熊谷200か1256号車をUPしましたが、1258号車も撮影出来ました。どちらも撮影時は名古屋線で運用されていました。

熊谷200か1258



高速ツアーバスの乗合移行期限から、まもなく1年。各社、続々と新しい車両が導入されています。

・撮ったまま/「旅の散策」東京〜大阪線

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「旅の散策」東京〜大阪線の運行会社が、2014年5月31日を最後に富士セービングバスから平成コミュニティバスに移行する事になりました。



富士セービングバスが運行する最終日の「旅の散策」東京〜大阪線、夜便1です。平成コミュニティバスへの移行に伴い、もしかしたら「旅の散策」の”なにわナンバー”は見納めなのかもしれません。



側面の行き先表示と富士セービングバスの表記。



こちらは夜便2です。新宿系統の夜便3と合わせ、計3往復が運行されていました。



今後は準備が出来次第、平成コミュニティバスの「VIPライナー」として運行される予定です。

・撮ったまま/中国バス「メイプル・ハーバー」の新車

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横浜駅前〜町田バスセンター〜福山駅前・広島バスセンター・広島新幹線口間を運行する中国バスの夜行高速バス「メイプル・ハーバー」に新車が入りました。ヒュンダイ製のユニバースです。



町田バスセンターに進入する中国バスG1405号車。
広島200か1894



「メイプル・ハーバー」の専用デザインを纏った新車が終点の横浜駅前に向けて発車していきました。



その直後には”ワンランク上の快適な移動空間”を提供する「ドリームスリーパー」も発車しました。中国バスは2つのブランドで横浜・町田〜福山・広島を運行しています。

桃花台・中央道桃花台

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愛知県小牧市、桃花台ニュータウン内にある中央自動車道のバスストップ、桃花台・中央道桃花台です。2006年9月をもって廃止になったピーチライナーの桃花台東駅から徒歩数分の場所にあります。



JR系バスの停留所名は中央道桃花台、名鉄系バスの停留所名は桃花台を使用します。



名鉄系バスの時刻表(2014年3月現在)。平日の7時台には14本の名鉄バスセンター行きが発車します。



朝7時過ぎ、飯田から信南交通が到着しました。



栄を経由する名鉄バスセンター行きです。名鉄バスセンター〜桃花台間は予約出来ませんが、空席があれば乗車できます。



信南交通が発車。朝の桃花台バスストップは名古屋市内へ向かう通勤客で行列ができます。まさに通勤高速バスですね。



続いて到着したのは可児車庫からの東濃鉄道。



東濃鉄道の便は栄のほか、錦通本町、伏見町を経由して名鉄バスセンターへ向かいます。

廃止されたピーチライナーの桃花台東駅からも名鉄バスセンター行きの高速バスがありますが、桃花台ニュータウンや小牧駅を経由してから名古屋市内へ向かうので、桃花台バスストップ周辺でしたら、こちらの方が利便性が高いようです。



桃花台バスストップ近くにある桃花台バス停前ロータリーです。この場所はかつてピーチライナーの車両基地だった場所です。小牧市が整備をしてバス停利用者の送迎用ロータリーと民間のパーク&ライド施設を設置しました。ちなみに屋根のある場所はバスの停留所ではなく、送迎車の乗降場所です。



画像では見えにくいのですが、桃花台バスストップの時刻表(2014年3月現在)が掲出されていました。高速バスは名古屋方面だけではなく、多治見、長野、山梨、新宿、東京方面へもあります。



送迎用ロータリー。階段を登ると桃花台バスストップがあります。



民間の駐車場があり、パーク&ライドに対応しています。



月極め駐車も出来るようです。



桃花台を発車した名鉄バス。奥に見える高架は廃止されたピーチライナーのものです。

軌道系の公共交通機関が無くなってしまった桃花台ニュータウンですが、鉄道駅へのバス、パーク&ライド対応の高速バスストップと、移動の選択肢は多くありました。



<撮影2014年3月>

桃花台東・大城

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愛知県小牧市、桃花台ニュータウン内にある桃花台東・大城です。名鉄バスと、あおい交通が乗り入れます。事業者によって停留所名が事なり、名鉄バスは桃花台東、あおい交通は大城という停留所名を使用しています。



桃花台東・大城の停留所がある場所は、2006年9月30日をもって廃止になった小牧駅〜桃花台東駅を結ぶピーチライナー(正式名称:桃花台新都市交通桃花台線)の桃花台東駅、駅前ロータリーです。



名鉄バスの停留所「桃花台東」です。栄・名鉄バスセンター行きの高速バスが停車中。桃花台ニュータウンをまわり、小牧駅を経由して名鉄バスセンターまで向かいます。また、この場所からはJR春日井駅行きの一般路線バスも発着します。



あおい交通の停留所「大城」です。ピーチライナーの廃止代替路線であるピーチバスが発着します。



桃花台ニュータウンはピーチライナーの廃止によって軌道系の公共交通機関がなくなってしまいました。そのためか、主要停留所にはバス路線図が設置されています。2014年3月現在、高速系統を除くと桃花台ニュータウンとバス路線で繋がりのある鉄道駅は、名鉄上飯田線の小牧原駅・小牧駅、JR中央本線の春日井駅・高蔵寺駅などがあります。



駅前にはマンションが立ち並んでいます。



廃止から7年半が経過した今も姿を残すピーチライナーの桃花台東駅。撤去はされていません。



桃花台東駅は小牧駅からやって来たピーチライナーの終点です。ここからJR高蔵寺駅までの延伸計画もありましたが、果たす事は出来ませんでした。ちなみに下の道路にも停留所があり、名鉄バスのJR高蔵寺駅までの路線や小牧市のコミュニティバスが発着します。



桃花台東駅から歩いて数分の距離に中央自動車道の桃花台バスストップがあります。行ってみましょう。桃花台・中央道桃花台へ



<撮影2014年3月>

・撮ったまま/ジャムジャムエクスプレス関西

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東京駅鍛冶橋駐車場で撮影したジャムジャムエクスプレス関西の「JAMJAMライナー」です。



知らないうちに新しい事業者が誕生していたようです。2014年6月現在の関東発着路線では、「JAMJAMライナー」のTDS・東京〜大阪・神戸間1往復のみを運行をしていて、車両はエアロキングが充当されています。他に名古屋〜大阪・神戸間や仙台〜京都・大阪・神戸間の運行もあるようです。



車体には「ジャムジャムエクスプレス関西」と表記されていました。

・行ったまま/高速バス車両展示会

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東京駅丸の内中央口駅舎前広場で行われている「東京駅100周年」×「東名ハイウェイバス45周年」記念企画の高速バス車両展示会を見にいってきました。展示されていたのはプレミアムドリーム車両と国鉄復刻デザインバスです。



あいにくの雨模様の天候でしたが、バスファンや東京駅を訪れていた観光客らが車内を見学して楽しんでいました。



国鉄復刻デザインバスのバックに見える建物は日本生命丸の内ビルと丸の内オアゾ。この場所はかつて日本国有鉄道の本社ビルがあった場所です。国鉄バスの自動車局が入っていたかどうかはわかりませんが、この地に「国鉄」が帰ってきました。

あおい交通 桃花台バス

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あおい交通 桃花台バス 
桃花台センター 8時52分発 桃花台じゅんかん【西】右回り



ここは愛知県小牧市。桃花台ニュータウンの中心地、桃花台センターです。大きな商業施設がいくつもあり、2006年に廃止になったピーチライナー(正式名称:桃花台新交通桃花台線)の桃花台センター駅もこの中にありました。



廃止から7年半が経過した今でもインフラ設備が残るピーチライナー。平行する道路には代替路線であるピーチバスが走行するのが見えました。

ニュータウンの開発時、主となる公共交通機関として想定されていたのはピーチライナーでした。しかし、2003年まで地下鉄上飯田線が開通していなかった事もあり、ピーチライナーを利用して名古屋中心部へと向かうルートは御世辞にも利便性が良いとは言えない状況でした。そこで、桃花台ニュータウンから直線距離で約5km。春日井市の春日井駅へ自家用車で送迎してもらったり、駐車したりして、JR中央線で名古屋中心部へと向かうルートが開拓されます。

当然、桃花台ニュータウンと春日井駅を結ぶバス路線の要望は行政にありましたし、この区間に需要がある事もわかっていました。しかし、このエリアにバス路線を持つ名古屋鉄道(現在の名鉄バス)は路線バスを運行する事はしませんでした。いや、しなかったというよりも、出来なかったの方が正しい表現なのかもしれません。何故ならば、桃花台ニュータウンを開発した行政、バス路線を受け持つ名古屋鉄道、共にピーチライナーに出資をしていたためです。

苦しい経営を続けているピーチライナーの乗客を更に減らすバス路線を作る事が出来ないのは、出資した側の立場を考えれば理解できなくもありませんし、それは行政も同様です。唯一、桃花台ニュータウンとJR中央線の高蔵寺駅を結ぶバス路線が名古屋鉄道によって開設されましたが、それはピーチライナーが高蔵寺駅までの延伸計画があったための先行路線という理由からでした。

この話の続きは、有名な「住民組織と地元の貸切バス事業者が協力して走らせた桃花台バス」へと繋がります。

・・・と、ここで乗車する桃花台バスの発車時刻が近づいてきたので停留所へと向かいましょう。話の続きはまた後程。



あおい交通の桃花台バスが桃花台センターに到着しました。朝コース、夜コースでは大型バスで運行していますが、昼コースではこのような小型バスでの運行です。運賃は前払い。春日井駅前までの300円を運賃箱に投入して車内へと進みました。既にニュータウンの西側を循環しているので車内には複数の乗客の姿がありましたが、一番前の座席が空いていたので座らせてもらいました。



しばらくはニュータウン内の停留所が続きます。2014年3月現在、桃花台ニュータウン〜春日井駅間を結ぶ路線バスは桃花台バスと名鉄バスの2路線がありますが、この付近は桃花台バス単独の停留所です。各停留所で乗客が乗車してきましたが、半分以上の乗客は回数券を利用していました。



乗客を集めた桃花台バスはニュータウンを離れます。



小牧市の隣、春日井市に入りました。



ニュータウン方面に向かう桃花台バスとすれ違います。



春日井市に入りましたが、乗車は続きます。中原停留所に到着する時、対向車線にバスが見えました。再び桃花台バスでしょうか?いや、行き先表示を見ると、あおい交通が運行している名古屋造形大学と春日井駅を結ぶスクールバスのようです。

…さて、「住民組織と地元の貸切バス事業者が協力して走らせた桃花台バス」の続きです。

2002年2月に乗合バス事業の規制緩和が行われ、事業の開始が免許制から許可制に変更されると、公示された要件を満たせば乗合バス事業への参入が可能となりました。この規制緩和が始まる前年、あおい交通に桃花台ニュータウンと春日井駅を結ぶ路線バスを運行出来ないかと要望が寄せられます。この時、あおい交通が最初に思いついたのが、既に受託運行していた名古屋造形大学(当時の名称は名古屋造形芸術大学)と春日井駅を結ぶスクールバスの活用でした。

大学は桃花台ニュータウンのそばにあります。ニュータウンから春日井駅へ住民を運送し、春日井駅に到着後は大学まで学生を運送する方法が考えられたのです。しかし、この方式には問題があります。スクールバスは貸切契約なので、往路は乗合、復路は貸切…のように往復で運行形態が異なる方式は難しいとされました。ではどうするか?

解決の鍵となったのは住民組織でした。任意団体の住民組織「桃花台バス運営会」が設立され、あおい交通と貸切契約を結ぶ事で往復とも貸切バスとして運行する事が出来たのです。運営会の会員になればバスに乗車出来る仕組みです。

その後、中部運輸局から純粋な貸切ではなく21条バス(貸切バスの乗合許可)で運行するようアドバイスがあり、2002年4月に21条バスとして運行を開始しました。



上の画像は朝コースとして運行している現在の桃花台バスです。



朝コース運行後は名古屋造形大学と春日井駅を結ぶスクールバスとして運行。どちらもナンバーが同じなのがわかります。

当初は21条バスとして運行していた桃花台バスですが、半年後の10月からは一般的な乗合バス(4条バス)へと移行します。「桃花台バス運営会」の必要性はなくなり、会自体も発展解消しました。

現在のスクールバスと桃花台バスとの共用は時間帯により行われています。スクールバスを運行する時間帯の桃花台バスは小型バスで運行をしています。



終点の春日井駅前に到着しました。

2006年にピーチナイナーが廃止されると、しがらみが無くなったのか名鉄バスも桃花台ニュータウン〜春日井駅間の乗合バスの運行を開始して、この区間はダブルトラックになりました。2002年の規制緩和以前の乗合バス事業は、過当競争によるサービスの質や安全性の低下を防止するために需給調整(事実上のエリア独占)を行っていたので、新規に乗合バス事業に参入するのは難しい状況でした。統率がとれるなど、しがらみによる利点も否定できませんが、今の桃花台バスがあるのは「スクールバスの存在」と「住民組織との協力」、そして「規制緩和」があったからです。



春日井駅を発着するJR中央線。名古屋駅と春日井駅間を約22分で結んでいます。

…今回、私は初めて桃花台ニュータウンを訪れました。軌道系公共交通が廃止されてしまった街ですが、ピーチバスはピーチライナーよりも「地域に密接した路線」でした。将来はピーチライナー廃線跡のインフラを再利用した「バス速達性向上」という県の方針もあります。それから、ニュータウン内からは高速バスも運行されていて、乗り換えなく名古屋の中心部に向かう事が出来ます。また、ニュータウン内を走行する中央自動車道の桃花台バスストップでは、ピーチライナー車両基地の跡地を利用した「バス停利用者の送迎用ロータリーと民間のパーク&ライド施設」が稼働していました。そして最後に桃花台バス。需要が見込めながらも、しがらみによって運行出来なかった区間を「住民組織との協力」によってバスが開通しました。

桃花台ニュータウンの交通は、様々な歴史を経て磨き研ぎ澄まされ、今の形になりました。

たとえ話ですが、宝石を輝かせるためには原石を磨く事が重要と言います。時間が経過して曇ってしまった宝石も磨けば再び光り輝きます。交通も同様に、磨く事が大事なのではないでしょうか。自ら進んで磨いたり、磨かざるを得なかったりと、様々なケースがあるでしょうが、どちらにせよ磨かれた宝石は、利用者に愛され最後には地域の宝となるかもしれません。

<撮影2014年3月>

参考文献:地方分権とバス交通 勁草書房 寺田一薫

・撮ったまま/旅バスが運行する「キラキラ号」

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2014年7月から、旅バスが運行し、ロータリーエアサービスが販売していた「キラキラ号」の運行と販売会社が変わる事になりました。新たな運行会社は桜交通、販売会社はさくら観光になりますが、バスは「キラキラ号」のままだそうです。(ロータリーエアサービスのHPより)



運行会社の変更を前に、バスのデザインに変化が訪れています。今までの「キラキラ号」にはたくさんの関連する会社名のロゴが入っていました。



少しずつ会社名のロゴが消され始めています。



こちらは完全に会社名のロゴが消された「キラキラ号」。



旅バスの表記もまもなく姿を消す事になります・・・
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