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・撮ったまま/JR東海バスの新車 747−14952号車

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JR東海バスに導入された2014年度の新車、747−14952号車、白屋根の日野セレガHDです。



今回の新車は座席の配色が緑色になりました。車内は4列ワイドシート、トイレ付きです。



今回導入されたのは2台。9月5日現在のJR東海バスのHPによると「青春ドリーム名古屋号」を中心に運用しているようです。登録標章は8月でした。

747−14952号車 名古屋200か3402

WILLER EXPRESS関東  「WILLER EXPRESS」 山形→新宿

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WILLER EXPRESS関東 「WILLER EXPRESS」
山形駅 8時45分発 

今、山形と新宿を結ぶ昼行高速バスがあるのをご存じですか?
何気なくウィラーの高速バス時刻表を読んでいて発見した昼行路線。東北旅行と組み合わせて乗車してきました。



おはようございます。朝陽がまぶしい山形駅の西口です。発車の約30分前にウィラーから案内メールが届きました。メールによると、指定された座席は3B。

・・・えっ?!B席?!

今日は9月の平日、しかも昼行路線です。正直言って「乗る人はいないだろう・・・」と、勝手にガラガラだと決めつけていました。



ところがです。発車までに集まった乗客は20人超え。

もう1度書きます。今日は9月の平日、それも半日かかる山形から新宿への昼行路線です。この時間帯の、この区間に、こんなにも需要があるのかと驚くばかりでした。

8時45分に発車。私の隣は福島駅から乗車してくるようです。車内を見回すと、前方に男性、後方に女性が着席しています。極力同性同士になるようにしているのでしょうか。4ヶ国語の車内放送が流れ、運転手さんから補足事項の説明があります。休憩は国見SA、安達太良SA、佐野SAの3か所を予定しています。



山形駅を出て約15分後に山形自動車道に入りました。いかにも峠越えという雄大な景色の中を走行します。



この便の仕様は、ウィラーを代表する座席「リラックス」の最新型「リラックス<NEW>」です。プライベート空間を創出するカノピーが大きくなり、ドリンクホルダーやコンセントの設置、座り心地のグレードアップが行われました。同時に最新鋭の安全性を誇る新保安基準に対応した座席になっています。



4列×10列の、いわゆる「ゆったり4列タイプ」でフットレスト、レッグレストを装備します。



毛布とウィラーの広報誌。



個人的には、首にジャストフィットするよう改良された枕がツボでした。



気が付くと会津バスとすれ違いました。いつの間にか東北自動車道に入っていたようです。窓の外の景色は険しい山々から、のどかな田んぼへと変化しています。



福島県に入ると、国見SAで最初の20分間休憩です。とっても良い天気(^O^)/



国見SAを出ると福島飯坂インターを下りて10時50分に福島駅に到着。ここで数名の乗車がありました。この便は山形駅と福島駅で乗客を集めるのですね。



11時30分には2度目の休憩地である安達太良SAへ。駐車場に入ると既にピンクのバスが駐車しています。仙台発、新宿行きの「WILLER EXPRESS」で、担当はニュープリンス高速バスのようです。「同じ色のバスがいるので注意してください」運転手さんは一言加えてからドアを開けました。しばらくすると、「さくら高速バス」を運行する桜交通も到着。こちらも仙台発の新宿行きです。

20分間の休憩を終えると、バスは新宿を目指して再び走り始めます。隣席の方もいますし、ここからは睡眠タイムにしましょう。ゆっくりとリクライニングシートを倒し、続いてカノピーを動かした時に「キュッ♪」と部品がこすれるような音がしました。一瞬ですし、大した音ではないのですが、カノピーが無音で動いたら、もっとスマートかもしれません。

さて、大きく改良されたカノピーを降ろすと、私だけのプライベート空間が広がります。個人的に4列シートのB席やC席が苦手なところは、人に囲まれて疲れてしまうところです。でも、このカノピーがあるおかげで、これまでとは違うプライベート感を感じました。これなら4列夜行でも抵抗感が薄れそうです。

それでは、おやすみなさい・・・・zzz



気持ちよく寝て、目がさめると佐野SAに入るところでした。ここで最後の休憩です。睡眠が満たされたからか、空腹感を覚えます。約20分の休憩なので軽くスナックコーナーで済ませましょう。佐野名物の「いもフライ」と栃木名物「レモン牛乳」を使ったソフトクリームを購入。あぁ幸せ(*^_^*)

ところで、今回のバスのチケットは、東北旅行中にウィラートラベルのサイトから前日購入しました。最初は普通に購入(この日の価格は4400円でした)しようとしましたが、この時は会員サイトに「ケータイ予約専用の200円割引クーポン」がある事を発見。画面を戻してクーポンを取得し、結果的に4200円で購入する事が出来ました。購入が終わると、続けてホテル予約が出来る旨が表示されます。実は勝手気ままな旅行だったので、今晩の宿がまだ決まっていなかったのです。残念ながら立地や価格面で私の希望する条件のホテルは見つかりませんでしたが、バスの予約が済んだら次は宿の手配と考えていただけに、こちらの欲しい機能が目の前にあるような感じでした。クーポンといい、本当に商売が上手いと思いました。



バスは順調に走行し、定刻通り15時25分に終点のWILLERバスターミナル新宿西口に到着。6時間40分の旅でした。

…山形と東京都内を結ぶ昼行便の高速バスは、2009年1月まで東北急行バスが4列シート38席仕様の「レインボー号」を、東京駅・浜松町バスターミナルを起終点にして運行していました。今回乗車した「WILLER EXPRESS」の昼行便が登場したのが「2014年7月31日」の時刻表からなので、この区間の昼行高速バスは5年半ぶりに復活した事になります。5年半前の運賃は6420円。現在は出発日別の運賃を採用しているので4100〜6000円(2014年7月31日〜2015年1月4日)という幅運賃ですが、いずれの日も5年半前より安い価格です。

今回の乗車が、たまたま乗客の多い日だった可能性もありますが、かつて東北急行バスが昼行便をやめてしまった区間で「WILLER EXPRESS」が平日に20人以上の乗客を集める事が出来たのは、単純に価格のせいでしょうか。もしも、同じ価格で東北急行バスやJRバス東北、山交バスが昼行便を今、運行したら、同じだけの乗客を集める事は出来るのでしょうか。

その疑問の答えはわかりませんが、今回乗車して、戦略次第で高速バスの需要は、まだまだ伸ばせるのではないか。そんな気がしました。

<撮影2014年9月>

・「グランドリーム号」のリリースを読んで妄想

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西日本JRバスから京阪神〜東京間を結ぶ新型車両「グランドリーム号」のリリースがありました。

トイレ付き3列独立シート(28席仕様)で、新開発のクレイドルシート(ゆりかごタイプ)・空気清浄器・WIFI設備充電用・コンセント・プライベートカーテンを装備します。イメージ図を見る限りでは、日野セレガHDで、床下乗務員休憩室があり、ブランド名は「グランド」と「ドリーム」を合わせて「グランドリーム号」となるようです。

まだリリースされたばかりで詳細はわかりませんが、3列独立シート28席という仕様から、いわゆる無印「ドリーム号」の代替と予想出来ます。

個人的な考え(妄想とも言います(^^ゞ)ですが、利用者の志向が「安く行きたい」と「豪華なシートで行きたい」の2極化している今、3列独立シートに新しいイメージを持ってもらい、3列独立シートのブランド力向上を狙っているのではないかと思いました。これまで京阪神〜東京間でJRバスが力を入れてきたのは「青春エコドリーム号」と「プレミアムドリーム号」の2ブランドですが、これに「グランドリーム号」を加えた3本柱で「JRバス」自体のブランド力も向上するのではないかと思います。

調子に乗って妄想はエスカレート。

将来訪れるであろうエアロキングの代替問題。プレミアムシートは座席定員の多いエアロキングだからこそ採算が取れるシートだと考えます。1便ごとに採算に乗せる考えだとHD車でプレミアムシートは難しいかもしれませんが、複数の便を1単位(プレミアム+青春エコとか)にして採算を計算できれば、これまで以上のプレミアムシートが作れるのではないか。いつか「マイフローラ」や「ドリームスリーパー」を超える豪華なバスが京阪神〜東京間に走らせる事が出来るのでは・・・・

・・・まだ詳細がわからないのをいいことに、好き勝手に妄想を発展させてしまいました。m(__)m

それだけ夢を与えてくれた「グランドリーム号」のリリースでした。その「グランドリーム号」は2014年10月31日より運行開始予定です。

3列独立シート復権への狼煙になるといいなぁ(*^_^*)

ちばレインボーバス 酒々井プレミアム・アウトレット線

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ちばレインボーバス 酒々井プレミアム・アウトレット線
千葉ニュータウン中央駅 14時20分発

2014年7月19日から、ちばレインボーバスが千葉ニュータウンと酒々井プレミアム・アウトレットを結ぶ路線バスを土休日(お盆・年末も)のみ運行開始しました。千葉ニュータウン中央駅からプレミアム・アウトレットまで52分間の旅が始まります。



夏の午後の千葉ニュータウン中央駅です。約1か月前に運行開始した、ちばレインボーバスの酒々井プレミアム・アウトレット行きがのりばに入りました。車両は三菱ふそうのエアロスター。いわゆる普通の一般路線バスですが、千葉ニュータウン地区は乗車のみのクローズド・ドアシステムを採用しています。



行き先表示。



14時20分、定刻通りに千葉ニュータウン中央駅を発車しました。乗客は私のみ。このまま貸切状態で52分間を過ごすのでしょうか。いくつか乗車停留所はありますが、人の姿はなく寂しく通過していきます。



貸切バスの旅を覚悟したその時、三丁目南で待望の乗車がありました。それも3人も。時間的にアウトレットでお買い物&夕食コースでしょうか。2014年8月現在、アウトレット発の最終は19時40分発と遅く、夕食を食べてからでも帰れるぐらいにアウトレットを満喫出来る時刻設定になっています。



発展が期待される千葉ニュータウン。この景色は10年後にはどのようになっているのでしょうか。開発が迅速に進んだ多摩ニュータウンや港北ニュータウンと比べて、ここは穏やかにのんびりと街の景色が移りゆくようです。



しばらく北総線と平行した後、14時42分に印旛日本医大駅に到着。乗車停留所はここが最後です。この便の乗客は、私を含めて4人で確定しました。



ずっと平行していた北総線に別れを告げて、バスは酒々井方面を目指して南東方面へ。北印旛沼と西印旛沼を結ぶ印旛捷水路を橋で渡りました。



しばらくして山を抜けると、そこには一面の田んぼが広がりました。



先ほどまでの千葉ニュータウンとは全く違う景色に、思わず見とれてしまいました(*^_^*)この辺りは印旛沼の干拓地です。干拓とは水を抜いて陸地にする事で、その陸地は主に農地として利用されました。かつて大きな沼だったこの場所は、終戦後の食糧難と失業者対策として、農林省直轄による緊急干拓事業が行われ、現在の姿になっています。干拓事業によって、長年苦しめられてきた水害(洪水)の問題も解決したのだとか。

千葉ニュータウンの近代的なマンションや住宅地も開発。この印旛沼の干拓事業も開発。いつの時代も、私達は開発と共に生きています。



京成電鉄の線路を超えると、酒々井プレミアム・アウトレットまでもう少し。



アウトレットが見えてきました。



終点の酒々井プレミアム・アウトレットに到着しました。乗客を降ろすと、時間調整の後に千葉ニュータウン中央駅行きとして折り返していきます。発車を見送りましたが、10人ほどの乗客がバスに吸い込まれていきました。結構乗ってますね。

この路線は景色の移り変わりが素晴らしく、乗り応えのあった52分間だったと思います。

<撮影2014年8月>

・撮ったまま/関東バスの吉祥寺〜お台場線

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関東バスは、2014年9月20日から土曜休日のみ、武蔵野車庫・吉祥寺駅〜お台場(大江戸温泉物語・ホテルグランパシフィック LE DAIBA)の直通路線バスの運行を開始しました。



車両はワンロマ車。系統番号は「湾01 急行」と表示されていました。



吉祥寺駅は北口の3番のりばから発車します。吉祥寺駅〜お台場間の所要時間は約70分で、首都高速を経由します。



関東バスは地域の一般路線バスにも新路線の前面広告を掲出するなど、新路線への力の入れようが伝わってくるようでした。

・はとバス「レガート ハイブリッド」登場

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はとバスの化粧室付き観光バス「レガート」に増備車が登場しました。これまでの「レガート」は、いすゞガーラのSHDでしたが、今回は日野セレガのハイブリッドになりました。



491号車 品川230あ・491



492号車 品川230あ・492



493号車 品川230あ・493



リアから。



今回、撮影出来た3台共に2014年9月に登場したばかりです。この3台以外にも在籍しているのでしょうか。

・バスの終車灯、終前灯

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LED表示器の普及により、最近見かけなくなったバスの方向幕。都市によっては最終バスは赤色、最終1本前は緑色のランプを方向幕に点灯させて乗客に周知しています。

「都内では、あとどれだけ見る事が出来るのだろう・・・。」

そう考えたら、終車灯や終前灯が点灯している画像をブログで紹介したくなり、古いフォルダを漁って終車灯、終前灯の点灯しているバスの画像を探してみました。



2012年の3月に撮影した国際興業バス。緑色の終前灯を点灯しています。



側面も緑色。



もちろん後部も。

私が住んでいた地域では、終車灯はありましたが、終前灯を付ける文化はありませんでした。なので、緑色に点灯したバスを初めてみた時は、極めて違和感だったのをおぼえています。



こちらは2012年の4月に撮影した都バスの終前灯。後のLED車も終前表示です。



最後はお馴染み最終バスの終車灯。冷静になって考えると、赤ランプって怖さを感じる表示方のような気もします。

終車灯の文化の無い、ある地方に都内事業者のバスが嫁ぎました。バスには終車灯の装備があったので、運転手さんが冗談半分で赤ランプを点灯させて最終バスを走らせたら、地元の人が非常事態かと勘違いして警察に通報してしまった・・・・そんな話を聞いた事があります。でも、これって、今や都内でも起こりそうな話ですよね。只でさえ、方向幕を装備するバスが少ないのに、それが終前や終車のダイヤに入るとは限らないですから。

方向幕のバスが減る度に、見かける機会の少なくなる終車灯、終前灯のお話でした。

追伸:そういえば、京都市交通局はLEDから方向幕に戻したんですよね。京都ではこの文化が残るのでしょうか。

・「MKナイトシャトル」廃止

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2014年9月30日の東京発をもって、エムケイ観光バスが運行する「MKナイトシャトル」(東京ディズニーリゾート・新宿〜京都・梅田・神戸間)が運行を廃止しました。

画像は新宿センタービル内にある高速バスの待合所です。



高速バスのブランドが並んでいます。「MKナイトシャトル」の高速バス西新宿からの受付はこの場所で行っていました。



高速バス西新宿22時30分発のMK202便、神戸行きが停車中です。



エムケイ観光バスの乗合バスが新宿を発着するのは、この日が最後となりました。



運行最終日のMK202便が発車しました。この45分後にはMK102便がありますが、遅くなるのでMK202便の発車を見送り帰宅しました。



「MKナイトシャトル」は、エムケイ観光バスが企画・実施する高速ツアーバスから始まり、2013年7月31日の高速ツアーバス乗合移行期限に伴って高速乗合バスへと移行。その後、1年2か月間運行しました。乗合化後は東京ディズニーランド・横浜駅経由のMK201・202便と、東京ディズニーシー・南草津駅経由のMK101・102便の2往復を運行し、2014年6月18日からは全便全座席コンセント付き車両となりました。

同様に高速ツアーバスから乗合移行した高速バスで、休止や他事業者へ移管したブランドはありますが、正式に「廃止」と表現したブランドは初めてではないかと思います。

追伸:コメントのお返事遅れてすみません。

・「新宿なのはな号」運行開始

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2014年10月1日から、JRバス関東と日東交通の共同運行で「新宿なのはな号」の運行が始まりました。イメージ的には東京〜館山間で運行している「房総なのはな号」の東京側の発着地が新宿になったような路線で、木更津羽鳥野BSにも停車します。

画像は開業初日の新宿駅新南口。発車案内の14時30分の欄に「新宿なのはな号」の文字が見えます。



新宿駅新南口の構内に貼られたポスター。



発車の時間が近づくと、館山支店のエアロエースが回送されてきました。



車体側面に「新宿なのはな号」の宣伝広告が貼られています。



リアにもしっかりと。



更に車両後方の側面にもありました。 これでもか!と新路線を猛アピールしています。



「新宿なのはな号」は8往復(深夜便の「ミッドナイト新宿館山号」含む)が運行され、これまでの「房総なのはな号」の27往復(土休日は30往復)と合わせ、東京都内〜館山駅間を結ぶ高速バスは毎日35往復(土休日は38往復)が運行される事になりました。ちなみに「房総なのはな号」が座席指定制なのに対し、「新宿なのはな号」は座席定員制(自由席)を採用しています。(但し、「ミッドナイト新宿館山号は座席指定制」)

そういえば、日東交通は新宿に初の乗り入れとなりますね。

・撮ったまま/長野ナンバーのアルピコ交通「新宿〜松本線」

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松本バスターミナル発、新宿西口行きの2号車の運用に入ったアルピコ交通のエアロバスです。画像では確認しにくいのですが、長野ナンバーの車両でした。



側面のLEDには松本発の文字が見えます。

以前、松本ナンバーのエアロクイーンが新宿〜長野線の運用に入っていた記事を書きましたが、その逆で長野ナンバーのエアロバスが新宿〜松本線の運用に入った事になります。(目撃のコメントも頂いていたので気になっていました)

普段は県内高速の車両でしょうか。長野の川中島バスと松本の松本電鉄等が合併してアルピコ交通になり、弾力的な車両運用が出来るようになったと思えます。

長野200か1188 96158号車

・撮ったまま/平成コミュニティバスが運行する「VIPライナー」スタンダードシート

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2014年6月27日から、富士セービングバスが運行する「旅の散策」の東京〜大阪線は、平成コミュニティバスの「VIPライナー」に移管しました。(営業所が丸ごと平成コミュニティバスに移管したようです)その平成コミュニティバスが所有している車両は、富士セービングバスから引き継いだ車両だけではなく、平成観光からも移籍しています。



VIPライナー103便で運行しているのは平成コミュニティバスのセレガHD、4列スタンダード仕様です。なにわナンバーのスタンダード仕様は初でしょうか。

十勝バス 中札内

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北海道十勝地方、中札内村にある十勝バスの中札内です。幸福駅、愛国駅で有名だった国鉄広尾線の廃止代替路線である十勝バス広尾線が乗り入れます。



中札内の停留所です。国道236号線上にあります。



この場所からは地元のタクシー事業者が運行する上札内行きの乗合タクシーも発着します。中札内~上札内間は、かつて路線バスが運行されていた区間ですが、バスの廃止に伴い乗合タクシーに変更されました。(※その後、タクシー事業者が廃業したことで2014年4月より大新東による乗合バスに再度変更となっています)



停留所の前にある待合所です。入ってみましょう。



中にはトイレと有人の窓口がありました。



私が訪れた時は無人でしたが、十勝バスの中札内案内所として乗車券類の購入をする事が出来ます。



ベンチ。



十勝バスといえば、目的提案型の営業力強化で40年ぶりの増収を果たした事業者です。その中の取り組みの一つ「日帰り路線バスパック」は温泉やグルメ、施設見学など、路線バスでお得に利用出来るパンフレットで、空港やバスターミナルに置かれ、観光客に好評です。中札内の案内所にも置いてありました。



2013年6月現在の時刻表です。どうやら、あと30分程するとバスが来るようです。時間を潰しましょう。



停留所から歩いてすぐの場所にある鉄道記念公園に来ました。ここは廃止になった国鉄広尾線(帯広駅~広尾駅間)の中札内駅跡地です。広尾線は国鉄再建法による第2次廃止対象路線に選定され、1987年2月に十勝バスへ転換されました。



6月の十勝はタンポポが咲く季節でした。四半世紀以上前、キハ22型気動車がトコトコ走行していたであろう駅構内で、のんびりとバスが到着するのを待ちました。



停留所に戻るとバスが到着したところでした。帯広駅発、広尾営業所前行きの十勝バス広尾線(国鉄広尾線廃止代替バス)です。



「南十勝夢街道」塗装の日野レインボー。「南十勝夢街道」とは十勝平野南部の国道226号線、国道336号線および周辺の県道や町道をエリアにしたブランドで、それぞれの地域が連携を深め、エリアの魅力を活用して地域経済の確立を目指しています。この塗装のバスは、十勝バス広尾線を中心に運用されているようです。



発車を待つ広尾営業所行き。中札内案内所の建物は、国鉄広尾線バス転換時の転換交付金で建てられたものではないかと思われます。かつて多くの国鉄赤字ローカル線が法律によって転換(廃止)されました。転換時には交付金が出され、バスの購入やターミナルの整備等に充てられています。



中札内は鉄道が無くなってしまった街ですが、バスは鉄道時代よりも多い便数で、住民や観光客の足となっています。



<撮影2013年6月>

・「いわき号」下り便に自由席登場

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JRバス関東、東武バスセントラル、新常磐交通の共同で運行している「いわき号(東京~いわき間)」ですが、2014年10月1日から下り便のみ、自由席が設定されました。よって上り便は「予約指定制」、下り便は「予約指定制」+「座席定員制(自由席)」という取り扱いになります。



下り便の利用方法を知らせるポスター。A・B席が自由席、C・D席が指定席(JRバス関東便は一部自由席)になりました。



東京駅ののりばには、自由席専用の列が形成されています。

「いわき号」は、もともと上り便(いわき発)と下り便(東京発)で予約方法が異なり、上り便は新常磐交通への電話予約、下り便はJRバス関東へのネット予約(電話予約不可)という形をとっていました。この方式は10月1日以降も変わっていませんが、これまで東京駅の「いわき号」ののりばには、予約をしていない乗客が長い列を作っている光景が多々見られていたので、以前よりはこの混雑の流れがよくなるかもしれません。ちなみに「ミッドナイトいわき号」はこれまで通り、全席「座席指定制」です。

・撮ったまま/JRバステック0502号車の急行便

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東名ハイウェイバスの急行便運用に入るJRバステックの0502号車、日産ディーゼルスペースアローです。



東名ハイウェイバスのJRバステック担当便は、バステックカラーの車両が入るシーンしか見た事がなかったので、JRバス関東からの移籍車が入る光景は新鮮でした。この車は御殿場プレミアムアウトレット線に入る印象が強いです。



久々にJRバス関東カラーの「急行 静岡駅」を見た気がします。

・撮ったまま/床下トランク改造の744-13952号車

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最近、床下トランク部に乗務員休憩施設っぽいものが設置されたと噂のJR東海バスの744-13952号車です。



東京駅到着時に2番目のトランクを開けていましたが、内部では1番目と繋がっていませんでした。なので1番目はトランクではないようです。



ちなみに運転手さん側のトランクは特に変更点は見当たらず。

乗務員休憩施設だとして、わざわざ改造した意図は何でしょうか???

・「きまっし号」運行開始

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2014年10月17日より、東北急行バスと北日本観光自動車の共同で、「きまっし号」(東京営業所(東雲)・浅草駅前・上野駅前・東京駅八重洲通り~金沢駅前・北観佐奇森車庫間)の運行を開始しました。



東京発の初便を担当するのは東北急行バスの906号車。ツヤツヤピカピカの日野セレガ(新車だと思います)。独立3列シート、毛布、トイレ付きです。



東京駅八重洲通りの停留所には「きまっし号」の文字が入りました。



運行開始を知らせるポスター。



「きまっし号」の行き先表示。



東北方面だけではなく、これまで関西や中国方面へと路線を開設してきた東北急行バス。遂に北陸にも進出です。



22時30分、東京駅八重洲通りを発車しました。金沢駅前には明朝6時00分に到着予定。



東京駅八重洲通り~金沢駅前間の所要時間は7時間半。都内と金沢を結ぶ新たな夜行高速バスの運行開始です。

追伸:コメントのお返事遅れて申し訳ありません。

・撮ったまま/リムジンバス創立60周年「レトロラッピングバス」

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東京空港交通は2014年10月1日で創立60周年を迎えました。それを記念して1960年代当時のカラーデザインに復元した「レトロラッピングバス」が登場、10月18日に箱崎にあるTCAT(東京シティ・エアターミナル)で展示が行われました。



「レトロラッピングバス」は箱崎所属の943号車(スーパーキャビン)と420号車の2台に施され、前者は成田空港発着の各路線、後者は羽田空港発着の各路線で運行される予定です。





「レトロラッピングバス」のポスター。



今回展示された943号車は最新鋭の「新空間SuperCabin フェーズ3」仕様車です。



2013年11月から8台導入された「SuperCabin」(フェーズ1)では、座席を削減してシートピッチを拡大し、2014年3月から4台導入された「新空間SuperCabin」(フェーズ2)では、木目調フローリング、シートテーブル、革製ヘッドレスト、進化したトイレと、インテリアに力を入れました。そして2014年8月から5台導入された最新鋭の「新空間SuperCabin フェーズ3」では、全座席への電源コンセントの設置、トイレの入口の拡大など、「リムジンバスとしてふさわしい車内環境」を追及し、改良を続けています。



フェーズ2から設置されたシートテーブル。



フェーズ3から設置された電源コンセント。(※電源コンセントはリムジンバスの通常仕様車にも導入されるそうです)



フェーズ3からトイレのドアが15cm拡大しました。



現行塗装のエアロエースと「レトロラッピングバス」の並び。



そしてリア。

・・・この「レトロラッピングバス」の運行期間は2年程度を予定しています。沿道で走行するシーンを見るのが楽しみです♪

・撮ったまま/海部観光の行き先表示「大阪・新宿・東京駅」

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徳島から東京駅(鍛冶橋駐車場)に到着した海部観光の夜行高速バスです。



LEDの行き先表示に注目。「大阪・新宿・東京駅」・・・なんて豪華な行き先表示でしょうか。



徳島→大阪(昼行)、徳島→東京(夜行)、大阪→東京(夜行)の3パターンで販売している便があり、このような表示方になるようです。「○○←→●●」のような両端を示す表示方を除くと、これまでの慣例で考えて「大阪」と「新宿・東京」が同時に表示されるなんて普通はありえません。

昼行便と夜行便に分割して売る方式は杉崎観光バスでも採用しています。このような売り方は今後も増えて行くのでしょうか。

バスの行き先表示から新しい時代の訪れを感じた瞬間でした。

トラビスジャパン 花バス観光 新宿~岡谷・松本・安曇野線

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トラビスジャパン 花バス観光 新宿~岡谷・松本・安曇野線
新宿南 19時40分発



こんばんわ。日曜日の夜の新宿です。今回のバス旅は、新宿駅近くの新宿南側バス駐車場からスタート。トラビスジャパンの新宿~岡谷・松本・安曇野線で松本まで乗車します。



私が乗車するのは19時40分発のトラビスジャパンが運行する「花バス観光 D」。



今年度導入したばかりのピカピカの新車、三菱ふそうエアロエースが来ました。ちなみに右側に停車しているのは19時30分発、長野方面の東北信便です。



運転手さんに受付を済ませると車内へと向かいます。仕様は4列×12列の48席仕様で、座席は補助席の無いワイドタイプ。(降車時に撮影)



驚いた事に、全座席に携帯電話専用の充電コンセントが設置されていました。これは予想外です♪その他の設備として、読書灯、カップホルダーがあります。



頭上には降車ボタン。2013年7月に、いわゆる高速ツアーバスから乗合化したトラビスジャパン。ワンマン運行用の降車ボタンが付いたのは乗合化した証拠です。



バスは定刻通りに新宿南を発車。甲州街道を経て、すぐに初台から首都高速4号線に入ります。バスターミナルを発車してすぐに甲州街道に出られるのは新宿南発車の強みでしょうか。

さて、今回私が乗車する新宿~松本間は、京王電鉄バスとアルピコ交通が運行する中央高速バスとの競合区間です。一般的な昼行高速バスを11列配列と仮定すると、この区間の中央高速バスは10列相当の座席ゆったりシートを基本にしています(2号車以降はこの限りではない)。中央高速バスの10列相当に慣れてしまうと、トラビスジャパンの12列は前席が結構近く感じました。

では、価格はどうでしょうか。中央高速バスで新宿~松本間を普通に買うと3500円。トラビスジャパンは1890~3100円の幅運賃(2014年10月現在)を採用していて、私が乗車した日の基準運賃は2500円。これをネット割で2375円で購入しました。土日祝日の多くはこの価格で販売していて、平日は2000円を切ります。座席のシートピッチでは中央高速バスには勝てませんが、1000円以上の価格差は大きな魅力でしょうか。



20時半をまわった頃、談合坂サービスエリアで約20分間の休憩となりました。車内にトイレはないので、ここで済ませます。

座席に戻る途中、ある事に気が付きました。それは車内の乗客が女性ばかりなのです。後で数えてみると、私を含めた32人の乗客のうち、女性が23人、男性が9人でした。なんと、7割以上の乗客が女性だったのです。たまたまかもしれませんが、興味深い数字でもあります。

考えられる理由の一つとして、この路線は事前の完全予約制を採用しています。そして、事前入金した場合には隣席が必ず同性になるのです。高速ツアーバスから乗合移行した事業者に多い手法ですが、この路線も同様でした。以前、秋田駅の窓口で仙台行きの高速バスの座席が同性同士になるかを問い合わせていた乗客を見た事がありますし、昼行路線でも高いニーズがあるのかもしれません。そういえば、中央高速バスも座席数限定ながら、女性専用席を設置しています。



談合坂サービスエリアを発車後は、シートポケットに入っていたトラビスジャパンの旅行案内誌を読みました。定番の富士山や東京ディズニーリゾートへのツアーの他、自社の高速乗合バスを往復利用した京都や大阪のフリーパックや、USJパックなどもありました。長野・山梨地区から京都・大阪地区へは高速バスが毎日運行されているので、それを活用している形です。もちろん案内誌には自社の高速乗合バス時刻表一覧も掲載されています。



バスは順調に走行しています。新車のエアロエースは乗り心地に文句のつけようがありません。しばらくして英語付きの到着案内放送が流れると、最初の降車停留所である中央道富士見に到着。1人の乗客が降車しました。ここは中央自動車道の本線に付帯するバスストップです。高速ツアーバス時代は高速道路のバスストップに発着するなんて、絶対にあり得ない事でした。なんてったって乗合バスではなく、貸切バスでしたから。



22時07分、中央道原パーキングエリアで2回目の休憩。自動販売機でコーヒーを購入してバスに戻ります。



中央道茅野が近づくと、先ほどは押されなかった降車ボタンが初めて押されました。

「ピンポーン♪」とチャイムが鳴り、運転手さんが「はい、中央道茅野、停車致します」と答えます。

まるで中央高速バスのような雰囲気です。



中央道茅野も高速道路に付帯するバスストップです。1人が降車しました。



次の降車停留所は、トラビス諏訪インターです。

さて、私が乗車した新宿南19時40分発の便は、トラビスジャパンのHPでは「新宿~富士見・茅野・諏訪線」、「新宿~岡谷・松本・安曇野線」、「新宿~箕輪・伊那・駒ヶ根線」、「新宿~松川・高森・飯田線」の4路線が案内されています。しかし、新宿南を発車したバスは4台ではなく1台のみ。

その訳は、高速バスの乗り継ぎ方式を採用しているのと、HPでの見せ方の手法です。例えば、「富士見・茅野・諏訪線」と「岡谷・松本・安曇野線」は別路線のように見えますが、実際はトラビス諏訪インターまでが「富士見・茅野・諏訪線」で、その先は「岡谷・松本・安曇野線」という扱いです。そして、トラビス諏訪インターで乗り継ぐ「箕輪・伊那・駒ヶ根線」と「松川・高森・飯田線」も同様に繋がっています。なので、4路線あるように見えても、実際に運行されるのは「新宿南→諏訪経由→安曇野」と「諏訪→駒ヶ根経由→飯田」の2台のみ。

諏訪や駒ヶ根は途中の停留所に過ぎませんが、独立した路線として案内する事で、いっそう存在感が増して感じられるのですから、うまく考えたものです。



22時25分、諏訪インターを通過。高速道路を下ります。



トラビス諏訪インターに到着しました。すぐ横には「飯田行」の表示がされたバスが停車しています。駒ヶ根や飯田方面に向かう乗客はここで乗り継ぎです。降車したのは19人。うち、乗り継ぎが14人と聞こえてきました。運転手さんの引き継ぎが済むと、どちらも発車。同時に、こちらの運転手さんは交代したようです。

トラビス諏訪インターで大量降車があったため、すっかり寂しくなった車内。再び高速道路へと戻ります。



その後、長野道岡谷で1人、トラビス塩尻北インターで2人、トラビス松本インター西で4人の降車があった後、ほぼ定刻通りに松本駅お城口に到着。私を含めて2人が降車しました。車内にはまだ2人が乗車しています。梓川か安曇野へ向かうのでしょう。

ちなみに、新宿南~松本駅お城口間の所要時間は3時間45分。インターを下りたり、休憩回数が2回だったりするために、中央高速バスに比べて時刻表上で33分ほど多くかかりますが、快適な車内でした。

・・・私がトラビスジャパンのバスに乗車したのは今回で2回目です。初めて乗車したのは2013年4月。まだ高速ツアーバスでの運行でした。その時の率直な感想として、高速乗合バスの真似をしているというよりは、ツアーバスという文字の通り、みんなで集まって目的地に向かうバスのツアーという印象を持ったのをおぼえています。運転手さんがハンドルを握っているのは本当に貸切バスなのです(それはそれで人情味もありました)

ところが今回は、運転手さんの対応も前回とは全く違ったものでした。降車停留所が近づくと「忘れ物の注意喚起放送」と共に、トラビスジャパンの高速バスを利用してくれた事に対して「お礼の言葉」を肉声で放送していました。そして、それは運転手さんが交代しても同じでした。

全席コンセント付きの新車導入。そして丁寧な運転手さんの対応。乗合化したトラビスジャパンは、相当な覚悟と共に中央高速バスと勝負をする気概を持っているのかもしれません。

<撮影2014年10月>

・撮ったまま/JRバス関東の新車 H657-14408

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JRバス関東の新車、H657-14408号車、日野セレガHDです。



「みと号」で東京駅に到着しました。車内はドア側10列、運転手さん側12列に見えましたので44席仕様と思われます。



希望ナンバーで「水戸230あ1408」。検査標章は10月でした。



その後、H657-14415号車も「みと号」で到着。



こちらも希望ナンバーの「水戸230あ1415」。こちらも検査標章は10月です。
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