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Channel: バスターミナルなブログ
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・撮ったまま/2号車が出た「新宿→長野」夜行便

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前の話になりますが、「渋谷・新宿ライナー静岡号」の深夜便を撮影した金曜日の晩、発車案内に長野行き夜行の2号車が表示されているのを発見し、気になって便が到着するまで待ってしまいました。



23時30分発 アルピコバスのエアロクイーンが2台縦に並びました。



長野行きは1号車は満席、2号車も△表示です。



1号車、アルピコ交通40458号車、3列シート車です。



2号車、アルピコ交通42159号車、こちらも3列シート車です。

夜行便の運航開始は2010年8月と比較的最近なのですが、2号車が出る位の乗客がいるわけですから、夜行便の設定は大成功だったのではないでしょうか。発表されたばかりの長野・松本〜浅草・TDR・千葉の夜行新路線も、同様に成功するといいですね。

夕陽

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夕陽 庄内交通
庄交酒田バスターミナル 21時45分発



今回の旅の最終ランナー。酒田からは庄内交通の夜行バス「夕陽」で東京へと戻ります。…んっ?!何でホテルのフロントみたいな画像がUPされているのか???渋谷マークシティ〜酒田庄交バスターミナルを結ぶ「夕陽」は庄内交通と国際興業の共同運行ですが、元々は庄内交通と東急バスの共同運行でした。東急バスが撤退して東京側のパートナーが国際興業に変わり、現在に至ります。

その東急ですが、酒田には東急グループ系のホテル「東急イン」がありました。ありましたと過去形で書いた訳は…



実はこの時、酒田東急インが閉館した直後だったのです。これから東急と縁のあった庄内交通の「夕陽」で帰る前に、このようなシーンを見て何か運命のようなものを感じ、あえて掲載してみました。



さて、酒田庄交バスターミナルに到着しました。バス左奥の白色のビルは先ほど訪問した酒田東急インです。これから乗車するのは庄内交通の「夕陽」、今夜は2号車まで出ていて、私の乗車するのは2号車の一番前です。



1号車はそこそこ乗車していますが、私の乗車している2号車は私を含めて乗客2人。静かな車内です。発車後、運転手さんより「山形・東北道経由で運行し、夜間に3回乗務員交代のために停止します。車内空調は26℃ドライに設定してあります。空調に関してはお気軽に声をかけて下さい。」と放送がありました。運転手さんのアドリブなのか、そのような放送をするようになっているのかはわかりませんが、丁寧に設定温度まで説明してくれて乗客思いだと感心しました。



車両は三菱ふそうのエアロバス。車内の様子です。独立3列シート、毛布とスリッパが各座席に置かれていて、後方に化粧室とサービスコーナーがあります。ハイデッカーなので乗務員の休憩室も後方です。

22時00分、ジャスコ酒田南店(現在はイオン酒田南店)で1人が乗車し、乗客は3人になりました。



22時35分、東京第一ホテル鶴岡で3人の乗車がありました。地方都市では高速バスの発車に見送りの人が来る事が多い。「向こうに着いたら連絡するね」…こんな声が聞こえてきました。ところで、夜行バスは鶴岡のターミナル「エスモール」に入らず、すぐ横の「東京第一ホテル鶴岡」から発着します。恐らく早朝深夜はバスターミナルの営業をしていないからでしょう。ただ、東京側からの視点で見ると「エスモール」や「東京第一ホテル鶴岡」の名称だけでは、鶴岡の駅に近いのがちょっとわかりにくいような気がしました。



発車後、車内後方にあるサービスコーナーに向かいました。お湯と冷水の蛇口があり、緑茶のティーパックが備え付けられています。



温かいお茶を入れて座席に戻り、ほっとタイム♪



22時50分、庄内観光物産館です。雨が強い…乗車している2号車の停止位置では屋根のない場所での乗車になってしまいます。そこで2人乗務の運転手さんのうち、ベテラン運転手さんの発案で1号車と同時に乗車改札をするのではなく、1号車が発車した後に屋根のある乗り場に付ける事になりました。傘を差して乗客へ説明に向かう運転手さん。庄内交通の乗客思いには頭の下がります。おかげで待っていた1人の乗客は雨に濡れずに乗車する事ができました。2号車の乗客は7人で確定、ほとんどが女性です。

「おばんでございます…」

発車後、ベテラン運転手さんの肉声で消灯の案内が始まりました。こういう訛りは味があっていいですね。22時56分、鶴岡インターから山形道に入ると照明が落とされます。それではおやすみなさい…zzz





5時10分、前面のカーテンが開いて起床となりました。あーよく寝た〜。寝起きスッキリ♪自分の夜行バス史上最高の眠りだったと思います。直後におしぼりの配布が始まりました。薄いペーパーおしぼりではなく、ちゃんとウォーマーで暖められた布おしぼりです。しかも一人一人手渡しで配布してくれます。まさに心身共に気持ち良いサービスです。



5時18分、若干遅れて大宮駅東口で2人降車です。その後、さいたま新都心入口から首都高速に入りました。前方を走る1号車のリアを見て気が付きました。「夕陽」のロゴには「You & He」と書かれています。女性の多い路線なのだろうか、「あなたと、彼」…ちょっとロマンティックなロゴです。



板橋本町の出口を降りて、6時05分に池袋駅西口に到着、3人が降りました。



目指すは終点の渋谷マークシティ。山手通りをひたすら走ります。大阪からの阪急バス(渋谷で乗客を降ろして回送中)とすれ違うと…



終点の渋谷マークシティに到着しました。私を含め2人の乗客が降車します。今回「夕陽」に乗車してみて、運転手さんの対応一つでこんなにも快適に乗車出来るのだと驚きました。また酒田や鶴岡に行く機会があれば、「夕陽」を選択したいと思います。

<撮影2010年9月>

・撮ったまま/アルピコ交通の新車

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2011年12月に登録されたアルピコ交通のLKGセレガです。Sクラスシート、パウダールーム付きトイレ仕様で新宿〜松本線で運用されています。



アルピコ交通のHPによると、2011年12月29日よりSクラスシート車が2往復増えて4往復になったので、その増備車のようです。見たところ、今までのSクラス7席仕様から共同運行している京王電鉄バスと同じ4席仕様になっていました。



松本電鉄の文字はありません。アルピコ交通単独の標記となっています。
撮影した車両の登録は、松本200か・806で、車番は10905号車です。Sクラスシート便は2往復増便されたのでもう1台いると思われます。

2月1日からは、新宿〜長野線でもアルピコ交通2往復でSクラスシートの運用が始まります。京王電鉄バスも将来は長野線にSクラスシート車を入れるのか気になるところです。

忍者ライナー

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忍者ライナー 三重交通
大阪駅前(東梅田)11時30分発



お昼前の大阪駅(東梅田)です。地下からの階段を上がり停留所にたどり着くと、発車8分前にもかかわらず私が乗車する「忍者ライナー」は停車していました。この便の始発は新大阪駅北口。ここが2つめの乗車停留所という事になります。車内に入ると、前面展望に適した席は既に埋まっていて、仕方なく車内真ん中の窓側に座りました。ぼんやりと流れる車を見ていたら発車時刻になったようで、折戸がパタンと閉まり忍者の里、上野への旅が始まります。



車内の乗客は新大阪からの方も含めて11人。もう乗車停留所はないのでこれで確定です。国道1号線を東方面に進み、南森町入口から阪神高速に入りました。そのまま1号環状線へと進路をとります。



関西空港交通のリムジンバスと並走します。当たり前ですが、東京では見かけないカラーリングに興味津々。「蛍池」の文字を見つけ「(…蛍池って何処だっけ?)」と頭の中で必死に鉄道路線図を描きます。確か阪急だったような…。どうやら大阪国際空港と関西国際空港を結ぶ路線だったようです。こんな調子ですので当然、阪神高速の路線図も頭に入っていません。必死に道路に付帯する看板類をメモに録り、記事を書く時に困らないようにしました。続いて14号松原線、西名阪自動車道(全てメモに書いてあるままですが…(^^ゞ)と名阪国道方面に進みます。



車両は三重交通のセレガR、スーパーミドルデッカーです。4列×11列補助席トイレ付き仕様でした。



12時11分に天理料金所を通過して、いよいよ名阪国道に入りました。急な登り坂が始まり、Ωカーブをぐるりと通過します。噂には聞いていましたが、Ωカーブには初めて来たのでちょっと感動(ToT)!窓の外には今さっき通過した道が見えます。共同運行している近鉄バスの「忍者ライナー」とすれ違うと、12時21分、サミットを越えて下り坂へと変わりました。



12時28分、名阪国道を一旦離脱して針ICに到着。道の駅「針T,R,S(テラス)」の中にあるバスストップです。レストランや売店、温泉の他、周辺にはトラックステーションもあるなど、様々な施設が集まっている砂漠の中のオアシスのような場所です。ここでは2人が降りました。

バスは名阪国道に戻ります。名阪国道の三重県側は奈良県側のような急カーブはないものの、急勾配は相変わらずでエンジンブレーキを利かせて進みます。



12時50分、上野東で名阪国道と別れを告げ、上野の街へ入ります。銀座4丁目では2人の降車があり、続いて上野産業会館に到着。ここは伊賀鉄道の上野市の駅前です。私はここで降車。ほとんどの乗客も一緒に降りました。バスは終点の三交上野車庫まで行きます。



忍者のイラストがかわいい「忍者ライナー」、伊賀鉄道の踏切を渡って終点まで行く姿を撮影して見送ります。ふと手元の時計を確認すると…13時前。あれっ?!…ずいぶん早くない?!渋滞を予期してか、相当余裕時間をとってあるようで約20分の早着。全線乗車しても2時間程の路線で、これほど早く到着するとは、何か忍者の術にでもやられたのでは…そんな思いすらした私でした。

<撮影2010年11月>

上野産業会館

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三重県伊賀市、伊賀鉄道上野市駅前にある「上野産業会館」です。会館の中には三重交通のバスターミナルが入っていて、三重交通と、その共同運行事業者、伊賀市のコミュニティバスなどが乗り入れます。



建物の前には3番〜6番ののりばがあります。



3番のりばに三重交通の一般路線バス、伊賀支所行きが停車中。



道路側から見た上野産業会館の建物。1番と2番ののりばは左側、3番以降が右側にあります。



2番のりばと1番のりば。



更に7番のりばと、コミュニティバスの乗り場と、乗り場の数は多数あります。



高速バスは4番のりばから発車します。名古屋への高速路線、大阪への「忍者ライナー」など、中京圏にも関西圏にも繋がりがあります。夜行路線は横浜や品川への「いが号」があります。



建物の中に入ってみましょう。天井の高い広々とした待合室がありました。



券売機がポツンとあります。



建物の中を散策していると、三重交通の一般路線バスが通過していきました。



待合室から見た4番のりば。名古屋(名鉄バスセンター)行きが停車しています。三重交通の車両です。



「名店街」という商業コーナーもあります。薬局、食料品、お土産の他…



園芸店もありました。ちなみに伊賀のお土産といえば、日本一硬いせんべい「かた焼き」が有名です。名店街でも販売していますのでいかがでしょうか。本当に硬いです!



この上野産業会館ですが、市街地再開発事業により近い将来に取り壊される予定です。2012年度には現在建設中の再開発ビル「ハイトピア伊賀」にバス発券所が入り、バスターミナルの機能も移るようです。この昭和的な雰囲気で人気の高いターミナルも、そろそろ終わりを迎えようとしています。



<撮影2010年12月>

・京阪バス 直Q京都号 京都交野なんば線運行開始へ

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京阪バスHPからの情報です。

京都松井山手線が好評な「ダイレクトエクスプレス直Q京都号」ですが、京都〜交野〜なんば間を結ぶ新路線が出来るようです。運行開始予定は2012年4月1日、京都駅八条口〜高速京田辺(京田辺PA内)〜河内磐船駅・京阪交野市駅〜なんば(OCAT)が主な停留所で、京都市内を除き、クローズドドアシステムは行われないので河内磐船〜京阪交野市駅間のような短距離でも乗車が可能となっています。車両は大型観光バスで横4列-縦12列仕様が使われます。

京阪間を結ぶ高速バスは、2011年3月に開業した大阪バスの「京都特急ニュースター号(布施駅〜京都駅)」の記憶が新しいところですが、京阪バスも京田辺市内や交野市内といった区間利用も可能な形で参入となります。大阪バスは名古屋線や東京線の予定もあるようで、第二京阪道路の全線開業(2010年3月)は高速路線バスの活性化につながりました。

・乗ったまま/小田急ロマンスカー 10000形

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2012年3月16日を最後に引退する事が決まっている小田急電鉄10000形に乗車してきました。



10000形の最大の特徴は、車両の床を高くして眺望を良くしたハイデッカー構造を採用した事です。そのために展望席以外の客室へ向かうにはこのような短い階段が存在します。景色は良いのですが、バリアフリーに対応出来ず小田急電鉄での引退を早めてしまう一因にもなりました。



客室です。リクライニングはしませんが、個人的にはゆったりとした座り心地で、結構好きです。



ロマンスカーのシンボルマークは「ヤマユリ」です。ここにも「10000」の文字がありました。



3号車と9号車に設置された喫茶コーナー。「走る喫茶室」の基地として使われていた場所ですが、「走る喫茶室」の営業が終了した現在でも車内販売の基地として使われています。10000形から「走る喫茶室」への注文は、ウェイトレスが端末入力して喫茶コーナーに伝送される仕組みになりました。



残念ながら展望席の特急券は取れなかったので、ハイデッカー部分の一番前に座りました。ここからでも前面展望が楽しめます。



最後に展望席の様子です。3100形から始まった展望席の伝統も、10000形の後に登場した20000形で一旦途絶えますが、50000形で展望席が復活したのは喜ばしいかぎりです。

私にとって10000形はバブルな頃の形式というイメージが強いです。ハイシーズンの箱根は今よりも観光客で溢れ、ケーブルカーに乗るのもロープウェイに乗るのも行列していました。満席のロマンスカーも多く、乗車改札(当時は乗車時にドア前で特急券を確認していました)でキャンセル待ちして乗車した事が何回もあります。

小田急線内で10000形に乗車出来るのも、残りわずかです。最後まで無事故で小田急線を駆け抜けて下さい。

【定点】金沢駅東口 夜行 2011/02

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今回は金沢駅東口を21時30分〜23時10分まで発車した夜行バス全てを撮影しました。



1本目 21時30分発 日本中央バス
東京・さいたま〜富山・金沢線 新宿・グランドプリンスホテル赤坂行き



2本目 21時50分発 北陸鉄道
エトアール号 仙台駅前行き



3本目 22時00分発 JRバス関東
ドリーム金沢号 東京駅・上野駅入谷口行き



4本目 22時00分発 江ノ電バス藤沢
藤沢・鎌倉・横浜〜金沢線 藤沢駅南口行き



5本目 22時10分発 西日本JRバス
北陸ドリーム名古屋号 名古屋駅行き



6本目 22時20分発 JRバス関東
金沢エクスプレス8号 新宿駅新南口行き



7本目 22時30分発 西日本JRバス
青春ドリーム金沢号 東京駅・上野駅入谷口行き



8本目 22時40分発 西武バス
金沢エクスプレス10号 新宿駅新南口行き



9本目 22時50分発 北陸鉄道
八王子・渋谷〜金沢・小松・加賀温泉駅線 渋谷・京王八王子駅行き



10本目 23時00分発 日本中央バス
シルクライナー 前橋バスセンター行き



11本目 23時00分発 西日本JRバス
北陸ドリーム大阪号 1号車 大阪駅桜橋口行き



12本目 23時00分発 西日本JRバス
北陸ドリーム大阪号 2号車 大阪駅桜橋口行き



13本目 23時10分発 西日本JRバス
金沢エクスプレス12号 新宿駅新南口行き

結果は13本でした。金沢駅東口を発車する全ての夜行バスが撮影出来ましたが、やはり首都圏への路線の多さが目立ちます。特に「金沢エクスプレス」は臨時便を含めて夜行だけで8号、10号、12号の3便という力の強さを感じさせてくれました。

〜 参考 〜
仙台  1台 1路線
首都圏 8台 6路線
群馬  1台 1路線
名古屋 1台 1路線
大阪  2台 1路線

<撮影2011年2月>

・撮ったまま/静岡ナンバーのJR東海バス「渋谷新宿ライナー」

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2011年4月頃の撮影ですが、新宿駅高速バスターミナルに到着したJR東海バスの「渋谷・新宿ライナー」です。静岡号か浜松号かはわかりませんが、静岡ナンバーの三菱ふそうエアロバスが充当されていました。JR東海バスの「渋谷・新宿ライナー」はたいてい名古屋ナンバーの日野セレガRか新セレガが充当されていますが、撮影しているとまれに静岡ナンバーのエアロバスを見かける事があります。

LEDだと「渋谷・新宿」という表示なので「新宿西口」という方向幕は物凄く違和感な表示です。私は「新宿西口」の幕を出すエアロバスを2回見た事がありますが、当然上りがあるという事は下りもある訳で、どんな表示が出るのか興味深々です。エアロバスでなくても、方向幕セレガの場合もあるのでしょうか。どちらもいつか見てみたいですね。

・「千葉・船橋・東京〜松本・長野線」運行開始

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2012年2月1日より、成田空港交通とアルピコ交通の共同運行で千葉中央駅・海浜幕張駅・TDR・西船橋駅・京成上野駅・浅草雷門〜千野・松本バスターミナル・長野駅を結ぶ夜行路線が運行を開始しました。画像は海浜幕張駅で撮影した成田空港交通の車両です。



運行初日の車両は独立3列シートの三菱ふそうエアロバスでした。行き先表示は「信州(松本・長野)」です。



海浜幕張駅のバスポールにも「千葉・長野線」運行開始の文字がありました。



海浜幕張駅を発車しました。ホワイトイルミネーションの横を走りますが、明朝の窓の外は本当の銀世界。いってらっしゃませ!!

追伸
海浜幕張駅で一緒に撮影したバスファンの皆さま、寒い中お疲れ様でした。

・アルピコ交通「長野〜新宿線」にSクラスシート車導入

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2012年2月1日より、アルピコ交通と京王電鉄バスで共同運行されている「長野〜新宿線」、アルピコ交通担当2往復でSクラスシート車の運行が始まりました。車両は新車で投入されたいすゞのLKGガーラ(長野ナンバー)です。



画像は新宿駅西口23時30分発の夜行便。車号が見つからなかったのですが、場所が変わったのでしょうか。



2012年2月中はキャンペーンで通常1000円追加のSクラス料金が半額の500円追加で利用出来ます。Sクラスは車内前方4席のみです。専用マクラ、ブランケット、コンセント、スリッパの設備が使えます。



新宿西口を発車して長野駅・ホテル国際21へと向かいます。アルピコ交通のSクラスシート車は今まで日野セレガのみでしたが、初めていすゞガーラにも登場しました。

高速はこだて号

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高速はこだて号 道南バス
函館駅前ターミナル 23時55分発

寒さの厳しい2011年2月夜の函館駅前バスターミナルです。函館に来たのは趣味の会合のためでした。会合は無事に終了し、その後打ち上げが御開きになり解散、体調的には函館市内のホテルに泊まって身体を休めたかったのですが、私にはどうしても「高速はこだて号」の函館発の夜行に乗りたい理由がありました。その理由は…道南バスのスペースウィングAに乗りたかったからです。



湯の川温泉からやって来た「高速はこだて号」の夜行便が到着しました。読み通り、道南バスのスペースウィングAです(ニヤリっ!)三菱ふそうからOEM供給を受け、日産ディーゼルで販売されていたスペースウィングAですが、路線車としての導入例は非常に少なく、私が乗車した2011年の時点では、おそらくこの車と富士急湘南バスの「金太郎号」で使われている車の計2台しか存在しないと思われます。(ハイデッカーのスペースアローAはそれなりに見かけます)そんな貴重な車なので機会あれば是非乗車したいと思っていました。



ドアの前で改札を受けて車内に入りました。さっそく車体番号が記載されている銘板を確認するも日産ディーゼルの名前ではなく、三菱ふそうと書いてありガッカリ…。しかし、運転席のハンドルを見ると…



ををっ!!三菱ふそうのスリーダイヤではなく、UDのロゴが入っています。紛れもなくスペースウィングAです。



私の座席は狙った訳でもないのにトイレ前の8番。ラッキー!後ろに気兼ねなくリクライニング出来ます。

ドアが閉まって定刻通りに発車しました。よくよく考えてみると、エアロクイーンも含めてこの新型タイプにまともに乗車したのは今日が初めて。厳密には観光車は過去に10分間ぐらい乗車した事があったのですが、楽しむ暇もなく降車してしまった思い出があります。初めてまともに乗車する新型タイプがOEM車だんて、何だか変な感じです。

バスは順調に走ります。まだ消灯ではないのでカーテンの隙間から外をチラ見しようと、カーテンに指をかけるとカーテンの外側だけ室温が別世界(寒っ!!)慌てて指を元に戻します。2月の深夜の函館ですから、外は当然氷点下。カーテン1枚でここまで保温になるものかと驚きました。窓側足元には空調のダクトがあり、ポカポカと熱を発しているので窓側でも寒くありません。むしろ足を乗せると温かくて眠気を誘ってきます。



ちなみに車内は独立3列シート、可動式の枕にフットレスト、レッグレスト、毛布、スリッパ、ヘッドホン(ラジオ)の設備があります。

1時15分に桔梗を乗車無しで通過すると、車内は消灯になりました。それではおやすみなさい…zzz






おはようございます。4時56分に高速を降り、室内灯が点灯になりました。寝るポジションが決まらなくて右を向いたり、左を向いたり、足が痺れたり(何故?!)と色々ありましたが、そのうち気持ち良く就寝。起床時しても睡眠の充実感があったのは窓側足元の暖房ダクトのおかげだと思います。

大谷地バスターミナルでは降車はなかったものの、南郷18丁目駅で1名、北2条西3丁目で1名降車がありました。



5時25分、終点の札幌駅前バスターミナルに到着しました。



全ての乗客を降ろし、車庫へ帰っていく道南バスのスペースウィングA。車体に付着した白い粉雪がこれまで走ってきた過酷な環境を物語っているようです。

日産ディーゼルはUDトラックスへと社名が変わり、まもなくしてバスの製造は行わなくなりました。三菱ふそうからのOEMも終了し、路線バスとしては新たなスペースウィングAが増える事はないでしょう。(ツアーから路線に参入する事業者でスペースウィングAを持っていれば増えるかもしれません)北海道という厳しい環境ですが、日産ディーゼルの名前を受け継ぐ最後の世代として、末長く頑張って欲しいと思わずにはいられません。

<撮影2011年2月>

・万代シテイバスセンター 「レインボータワー」営業終了

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新潟県新潟市中央区にある、新潟交通のバスターミナル「万代シテイバスセンター」のシンボル的存在だった「レインボータワー」ですが、2012年2月8日をもって営業終了となりました。「レインボータワー」は、2011年3月に発生した東日本大震災以降、営業を休止して耐震診断を行ってきましたが、新潟で起こりうる最大規模の地震でも倒壊の恐れはなく、健全な建物という評価が出されたものの、極めてまれなケースで基礎に若干の移動等が生じる可能性が否定できないとし、念には念を入れて営業終了という判断がなされたものです。



可動式の展望台は回転しながら約10分かけて高さ100mの塔を上っていきます。



新潟の街並みや、信濃川といった景色が360度楽しめる展望施設でした。ちなみにタワーの今後ですが、新聞報道によると倒壊等の恐れはないために取り壊さず、新たな活用方を探してゆくとの事です。

「バスセンターのカレー」と並んで、万代シテイの名物だった「レインボータワー」。このような結果になってしまってとても残念です。乗車はできなくなっても、今後も新しい形で万代シテイのシンボルであって欲しいと思います。

レインボータワーの記事はコチラから
新潟交通 万代シテイバスセンター その2(2009年8月訪問)

沿岸バス 留萌駅前

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北海道留萌市、JR留萌本線の留萌駅付近にある沿岸バスの「留萌駅前」です。沿岸バスと共同運行する事業者が乗り入れます。



「留萌駅前」の停留所は待合室のある建物の前、公道上にあります。国鉄羽幌線の廃止代替バスである豊富留萌線、豊富駅行きが停車中です。



各方面の行き先、全ての便をこのバスポールが引きうけています。



待合室のある建物です。



中には待合室、有人の窓口(訪問時は開店前でした)、飲料の自動販売機があります。



トイレも完備です。



待合室から見たバスポールです。バスが来たのがよく見えます。



市内線のバスが発車しました。

沿岸バスにとって「留萌駅前」は旭川方面、増毛方面、羽幌・豊富方面といった各方面への拠点となる場所であり、同時に市内路線も発着するターミナルです。ちなみに留萌には北海道中央バスもターミナルを構えますが(「留萌ターミナル」)、沿岸バスの「留萌駅前」とは違う場所にあります。



<撮影2011年2月>

・乗ったまま/300系新幹線

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2012年3月16日を最後に、JR東海とJR西日本の両社から引退の決まっている300系新幹線に乗車してきました。



私が乗車したのは「こだま650号」(300系での運転は3月12日まで)です。300系はJR東海がJ編成、西日本がF編成の編成記号を持ちます。「こだま650号」はJR西日本持ちなのでF編成が担当です。この日はF7編成が来ました。



小田原駅で通過列車の退避中。初代「のぞみ号」としてデビューした300系ですが、700系、N700系といった後輩が登場するに従い、列車を抜く側から、抜かれる側になる事が多くなりました。



最後に車内の様子です。私の中では天井の間接照明を見ると「あぁ、300系だな」という印象を持ちます。

実はJR東海とJR西日本で同時に新幹線形式が引退するのは初めてです。0系も100系も東海道新幹線区間から引退しても山陽新幹線区間では短編成化されて、ほぼ「こだま」専用として運用されていました。300系が山陽新幹線の「こだま」用として短編成されなかったのは3両ユニット+1両という特殊な編成構成だったからかもしれません。

豊富留萌線 (留萌駅前→羽幌ターミナル)

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豊富留萌線(留萌駅前→羽幌ターミナル) 沿岸バス
留萌駅前9時10分発



留萌から国鉄羽幌線の廃止代替バスである沿岸バスの豊富留萌線に乗車します。でもその前に沿岸バスの一日券を購入しましょう。本来、留萌から豊富までは片道2700円するのですが、雄冬〜留萌〜羽幌〜豊富を中心に使える一日券「萌えっ子フリーきっぷ」なら2300円という格安なお値段で移動する事が出来ます。今回は羽幌でバスターミナルを訪れる予定なので途中下車も出来て好都合。留萌駅前の窓口はまだ開店前なので、すぐ隣の店舗で購入する事にしました。

「萌えっ子フリーきっぷ」の2ndシーズンでは一日券券面のイラストが2種類あり、どちらも名称どおり”萌え”なイラストが描かれています。ちょっと恥ずかしそうに一日券の購入を申し出ると「髪の毛が緑色と茶色の子の2種類ありますけど、どちらがいいですか?」と聞かれ「じゃあ茶色で…」と無事購入。お店の方に聞いた話によると、この一日券はよく売れているそうです。何回も買いに来てくれるお得意さんもいるとか。

さて、やって来たバスは日野のセレガです。9時10分に6人の乗客を乗せて留萌駅前を発車しました。



車内の様子です。トイレこそありませんが、4列シートの観光型で長距離路線らしい車内設備です。



このバスの終点は豊富駅ですが、ひとまず私が向かうのは羽幌です。留萌から1時間20分弱の旅、日本海沿いを国道232号線で北上します。羽幌47Kmの文字が見えました。留萌の街を出ると左手には日本海が見えます。道路の気温表示板によると、只今の気温は−2、9℃。車内では地元の方々が「今日はシバレますね」と会話しているのが聞こえてきました。



留萌を発車した時は6人の乗客でしたが、途中の停留所で降車があったり、乗車があったりと、こまめに乗降が繰り返されて行きます。トンネルを抜けると丘の下に日本海が見えました。素敵なワンシーンだったのでカメラの電源を入れてパチリ。いい感じ!!(上の画像です)



その直後に稚内から札幌へ向かう宗谷バスの「特急わっかない号」とすれ違いました。私が乗車している路線も留萌〜豊富間159kmで十分長距離ですが、あちらはもっともっと長距離運行。”お疲れさまです!”心の中で敬礼です!



鬼鹿のあたりで留萌行きとすれ違いました。あちらも日野セレガです。

この路線の特徴として車内ではラジオが流れています。チャンネルはHTVラジオ。長距離で飽きさせないためでしょうか。ひょっとしたら防災の意味もあるのかもしれません。羽幌まであと26Km!!



ずっと続く海岸線。仕事の事を忘れて、のーんびり景色を眺めます。とても良い気分♪



上平に到着です。ここでは古丹別への上平古丹別線に乗り換える事が出来ます。接続もよく考えられていて、古丹別行きのバスが既に待機していましたが、この便では乗車も降車もなく、そのまま発車となりました。



その後、留萌行きとすれ違いました。留萌〜羽幌間は毎時1本程度の本数があるので、対向のバスとよくすれ違います。



さらに豊富から札幌への「特急はぼろ号」ともすれ違いました。



羽幌の街に入りました。羽幌には「羽幌ターミナル」と「本社ターミナル」の2つのターミナルがあります。羽幌止まりと留萌〜豊富方面直通で立ち寄る順番に違う(羽幌ターミナルに車庫がある関係と思われます)のですが、この便は豊富駅行きですので羽幌ターミナルが先です。



10時27分、羽幌ターミナルに到着しました。この日はたまたま車両交換があったようで、乗客はここで隣のバスに乗り換えていました。

留萌から羽幌まで乗車して、日本海の雄大な景色と、国鉄羽幌線廃止代替路線の割にバスの多さが印象に残りました。これだけ本数があれば、観光や日常の足として使いやすいのではないかと思います。さて、バスターミナルの撮影に出かけましょう。豊富まで使う大事な一日券をバッグにしまい、カメラ片手に活動開始です。

<撮影2011年2月>

沿岸バス 羽幌ターミナル その2

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頭端式のホームが6つあります。



敷地内には沿岸バスの車庫もありました。



外側から見るホームの様子です。



各方面ごとにホームが分かれています。



ホームのバスのりばです。頭端式でバスの先頭がそのまま入ってきて、発車の際にバックする方式です。



ご覧のような踏み台も置かれています。



バスがが停車するとこんな感じです。



バスが留置されました。まだ発車まで時間があるようです。



「羽幌ターミナル」に向かってバスがやってきました。かつての駅前通りを進む豊富駅行き。



豊富駅行きは3番ホームに入りました。

国鉄羽幌線が廃止されたのが1987年(昭和62年)の3月です。このターミナルは羽幌駅跡地に同年12月に完成しました。近代的な建物と大きな敷地から、恐らく廃止になった国鉄羽幌線の転換交付金を使って建てられたターミナルだと思われます。街の中心部にあるのは「本社ターミナル」ですが、「羽幌ターミナル」は隣接して町営の駐車場もあり、パーク&バスライドにも対応し羽幌町の交通の要となっています。



<撮影2011年2月>

沿岸バス 羽幌ターミナル その1

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北海道苫前群羽幌町にある、沿岸バスの「羽幌ターミナル」です。羽幌町には沿岸バスの本社がある「本社ターミナル」と、1987年(昭和62年)廃止になった国鉄羽幌線の羽幌駅跡に建てられた、この「羽幌ターミナル」の2つのバスターミナルがあります。



まずは「羽幌ターミナル」の建物です。



待合室のドアです。雪の降る寒冷地なので扉は2重になっています。



中に入るとベンチが並んでいました。



反対側から見ると、こんな感じです。



有人の窓口です。「特急はぼろ号」の乗車券も購入する事が出来ます。



昔はTVだったのでしょうか。コンポが置いてありました。



コインロッカー、飲料の自動販売機もあります。



ホームへのドアです。ホームへ行って見ましょう。

その2へ続く

・撮ったまま/ある日の京王バス東 世田谷営業所

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ある土曜日のお昼前、京王バス東の世田谷営業所に初めて行ってみたところ、JR東海バスのセレガが4台も(2号車もあったようです)停車していました。名古屋発着ではないのに名古屋ナンバーの車両が多く使われる「渋谷・新宿ライナー静岡号・浜松号」ですから、名古屋に戻るためには一筋縄ではいきません。今まで根拠もなく東京側の車庫はJRバス関東の東京支店だと勝手に思い込んいたので(その方が東名ハイウェイバスとか名古屋路線がたくさんあるので…)、普通に世田谷車庫に停車している姿が私には印象的に映りました。

最近は以前よりもJR東海持ちの「渋谷・新宿ライナー」に新セレガが充当されるケースが多いように感じます。特に静岡線は京王バス東が新車のエアロエースを主体に運用しているので、JR東海バス側も比較的新しめの車両を充当しているのでしょうか。

沿岸バス 本社ターミナル

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北海道苫前群羽幌町にある、沿岸バスの「本社ターミナル」です。羽幌町には国鉄羽幌駅跡にある「羽幌ターミナル」と、この「本社ターミナル」の2つのターミナルがあります。



古くからあるだけあって、「羽幌ターミナル」よりも人通りの多い街の中心部にあります。



歴史の刻まれている文字。「沿岸バスターミナル」と書かれています。



ターミナルの裏側から見たところです。バスの動きは手前から奥へ向かう一方通行です。



豊富駅行きのバスが到着しました。



バス車内から見ると、こんな感じになります。



建物の中にはベンチと有人の窓口がありました。どのベンチにも座布団が敷かれています。



道路側を見たところです。ストーブがありポカポカ♪



窓口では乗車券の発売の他、荷物の一時預かり、タバコの販売が行われています。



豊富駅行きが「本社ターミナル」を発車しました。

羽幌は天売島・焼尻島への入口でもあります。なお、フェリーが発着する羽幌港へは国鉄羽幌線の羽幌駅跡に建てられた「羽幌ターミナル」よりも、この「本社ターミナル」の方が近い(徒歩約15分)です。



<撮影2011年2月>
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