Quantcast
Channel: バスターミナルなブログ
Viewing all 2317 articles
Browse latest View live

・撮ったまま/品川BTに乗り入れた遠州鉄道e-LineR

$
0
0


2014年12月12日の浜松発より、遠鉄バス「e-LineR横浜線」の夜行便が毎日運行になり、夜行便は品川バスターミナルに乗り入れるようになりました。画像は品川バスターミナル乗り入れ初日の「e-LineR横浜線」。最新鋭のいすゞガーラ864号車が充当されていました。



「品川バスターミナル」の行き先表示。



この場所で遠鉄バスを見る日が来るとは思いませんでした。



東京タワーをバックに発車する「e-LineR横浜線」。



この景色が今日から日常になります。

・撮ったまま/遠州鉄道「e-LineR渋谷・新宿線」772号車

$
0
0
最近、遠鉄バス「e-LineR」のブログのようになってしまっているバスターミナルなブログですが、今日も遠鉄バスの話題です。



この画像を見てピン!と来た方は、かなりの「e-LineR」通。

「e-LineR渋谷・新宿線」(渋谷・新宿ライナー浜松号)の運用に入る遠鉄バスのエアロエース772号車です。



772号車は登場以来、これまで「e-LineR大阪線」で運用していましたが、この日は「e-LineR渋谷・新宿線」で新宿高速バスターミナルに現れました。



ヨドバシカメラと772号車。

「e-LineR横浜線」夜行便の品川延伸に伴って車両の運用方が変わったのでしょうか。



リアには「e-LineR横浜線」夜行便の広告が貼られていました。

・「THEアクセス成田」JRバス関東参入と東京駅JR高速バスターミナル乗り入れ

$
0
0


2014年12月16日より、平和交通とあすか交通が運行する「THEアクセス成田」(東雲・銀座・東京駅~成田空港)にJRバス関東が参入しました。同時に東京駅JR高速バスターミナルへの乗り入れも行われています。

画像は運行初日の銀座駅(数寄屋橋交番前)に停車しているJRバス関東便。



銀座数寄屋橋にJRバス関東が発着する光景。



JRバス関東の初便はH657-12407号車でした。



トランクはスライド式。



このようなステッカーが貼られています。



銀座を発車しました。



場所は変わって東京駅。今日から平和交通とあすか交通がJR高速バスターミナルに乗り入れるようになりました。



「THEアクセス成田」の発車は7番のりば。



成田空港行きの発車案内です。



航空会社別の成田空港ターミナル案内が、のりばの天井に貼られています。



平和交通の成田空港行きが東京駅を発車しました。



今日からJR高速バスターミナルを発着するバスに新しい色が加わりました。



改札を出てすぐに乗車出来るというのは強みだと思います。これまでの「THEアクセス成田」ののりばは、駅からだと交差点を越える必要がありました。



ピーク時は15分間隔で運行する「THEアクセス成田」。東京発の夕方には成田空港近隣ホテル行きの便も運行されます。

・高速バス時刻表2014~15冬・春号発売

$
0
0


高速バス時刻表2014~15冬・春号が発売されていました。今回の表紙は「グランドリーム号」です。
旅の計画に、紙上旅行に、資料として、いかがでしょうか。

・渋谷駅~河口湖駅・富士山駅線開業

$
0
0


2014年12月19日より、京王バス東、東急トランセ、フジエクスプレスの共同で、「渋谷駅・二子玉川駅~富士急ハイランド・河口湖駅・富士山駅線」の運行が始まりました。画像は開業初日の渋谷駅マークシティ、京王バス東便の河口湖駅行きです。



東急トランセ便が到着。



行き先表示は「高速 渋谷マークシティ」でした。



フジエクスプレス便の富士山駅行き。



京王バス東便が到着。



こちらの行き先表示はシンプルに「渋谷駅」でした。



近年、リムジンバスや都市間高速バスの発着が増えている渋谷マークシティ。ターミナルがバスで埋め尽くされる時もあります。また、これまで夕方~夜のみだった有人窓口のオープン時間が、朝~夜に変更になるなどターミナルとしての利便性も向上しました。

・新型「はかた号」登場

$
0
0


2014年12月18日の博多発から、西日本鉄道が運行する「はかた号」(博多バスターミナル・小倉駅前~新宿西口)に新型車両が導入されました。個室型シートも搭載した三菱ふそうエアロクイーンで2台導入されています。(※18日の博多発が運休になってしまったため、新宿西口発の初便は20日になりました)



博多バスターミナルの行き先表示。



雨のヨドバシ前。悪天候にも関わらず、大勢のバスファンで賑わっていました。



これまで「はかた号」で運用されていたエアロキングは2号車で運行。0001と0002の車号は新車に譲り、改番されています。

エアロキングの登場から5年。更に進化した新しい「はかた号」のスタートとなりました。

参考までに5年前の記事はコチラから

※コメントお返事遅れてすみません。

・撮ったまま/成田空港交通の新車 328号車

$
0
0


成田空港交通の新車、「東京シャトル」塗装の日野セレガ328号車です。



これまでの「東京シャトル」専用車は、運行各社共にエアロエースのみでしたが、今回初めてセレガが登場しました。



スマートフォン、携帯電話用の電源もあるようです。



検査標章は12月でした。

328号車 成田200か・791

追伸:目撃情報ありがとうございました

・撮ったまま/「WILLER EXPRESS」ブランドの委託便

$
0
0
「新高速バス制度」の開始により、貸切バス事業者に高速乗合バスの運行委託が出来るようになりました。ウィラーグループ各社もこの制度を活用してスタンダード便の「STAR EXPRESS」を貸切バス事業者に委託していますが、一部ではピンク色の「WILLER EXPRESS」も委託している日があります。



まずは「東京・横浜・川崎・千葉~岡山・倉敷線」を運行しているウィラーエクスプレス関東便で、リラックス・リラックスワイドのコンビ車です。



委託者はウィラーエクスプレス関東、受託者はロウズ観光バス。



なので登録は倉敷ナンバーです。



続いて「東京・川崎・千葉~富山・金沢線」を運行しているウィラーエクスプレス関東便、こちらもリラックス・リラックスワイドのコンビ車。



委託者はウィラーエクスプレス関東、受託者は丸一観光バス。



こちらは金沢ナンバーです。

・・・一見同じようなピンクのバスでも、よくよく確認すると受委託している日もある「WILLER EXPRESS」でした。

※画像は2014年夏撮影

【定点】浜松町バスターミナル 年末夜行2014/12 その4

$
0
0
「ノクターン」 浜松町バスターミナル 22時15分発 弘前・五所川原行き 京浜急行バス・弘南バス



1号車



2号車



3号車



4号車



5号車



6号車



8号車



9号車



10号車



11号車

「ノクターン号」は7号車欠番の11号車(10台)まで出ました。

…以上、2014年の浜松町バスターミナル年末夜行でした。今年は撮影時期が早かったのか、それとも曜日の関係で帰省が分散しているのか、昨年よりも少ない台数でした。また、東北急行バスの「レインボー号」が浜松町バスターミナルに乗り入れなくなり、寂しい印象を持ちました。

<撮影2014年12月>

【定点】浜松町バスターミナル 年末夜行2014/12 その3

$
0
0
「レイク&ポート号」 22時25分発 田沢湖駅前行き 江ノ電バス藤沢



1号車



2号車

「レイク&ポート号」は2号車まで出ました。

「TOKYOサンライズ」 22時30分発 新庄駅前行き 東北急行バス・山交バス



1号車



2号車



3号車



4号車



5号車

「TOKYOサンライズ」は5号車まで出ました。

「シルフィード」 22時35分発 舞鶴営業所行き 羽田京急バス・京都交通



1号車



2号車

「シルフィード」は2号車まで出ました。

「東京~大阪線」 22時40分発 両備バス門真車庫行き 両備観光大阪



1号車

両備観光大阪の「東京~大阪線」は1台運行でした。

その4へ続く

【定点】浜松町バスターミナル 年末夜行2014/12 その2

$
0
0
「エディ2号」(ムーンライトエディ号) 21時50分発 川島行き 徳島バス・羽田京急バス



1号車



2号車



3号車

「エディ2号」(ムーンライトエディ号)は3号車まで出ました。

「ビーム1」 22時00分発 道の駅やまだ行き 岩手県北自動車・羽田京急バス



1号車



2号車



3号車

「ビーム1」は3号車まで出ました。

発車順では22時15分発の「ノクターン号」ですが、台数が多いのでその4で紹介します。

「WILLER EXPRESS」 22時20分発 なんばOCAT行き WILLER EXPRESS関西



1号車

「WILLER EXPRESS」は1号車の運行でした。

その3へ続く

【定点】浜松町バスターミナル 年末夜行2014/12 その1

$
0
0
今回は2014年年末の浜松町バスターミナルを20時50分以降に発車した夜行バス全てを撮影しました。なお、撮影順ではなく、号車順に並べてあります。

「キャメル号」
浜松町バスターミナル 20時50分発 米子駅前行き 日ノ丸自動車・日本交通



1号車



2号車



3号車



4号車

「キャメル号」米子駅前行きは4号車まで出ました。

「エディ1号」(ムーンライトエディ号) 21時10分発 橘営業所行き 徳島バス



1号車

「エディ1号」(ムーンライトエディ号)は1号車の運行でした。

「キャメル号」 21時20分発 倉吉駅前行き 京浜急行バス・日本交通・日ノ丸自動車



1号車



2号車



3号車



4号車



5号車

「キャメル号」倉吉駅前行きは5号車まで出ました。

「ルブラン号」 21時35分発 倉敷駅北口行き 両備バス



1号車

「ルブラン号」は1号車の運行でした。

その2へ続く

・2014年年末という事で・・・

$
0
0


2014年も残りわずかになりました。今年の疲れを癒すために、都会の喧騒を忘れ、優雅に海を見に行ってきました。



・・・・嘘です(汗

ちょうど、年末夜行増便の記事を書いた直後だけに、東京ビックサイトの会場案内がバスの発車案内に見え、思わず「何号車まで出てるんだろう」…なんて天然ボケをかましつつ、コミケに参加して来ました。



東京ビッグサイトへの足の一つである「ゆりかもめ」。気が付けば新型の7300系が増殖している事に気が付きました。実際にはわかりませんが、感覚的には半分位が新型車に置き換わっているのでは?と、思える程。



廃車が始まると、慌てて撮り出す悪く癖は今更ですが、冬コミでこれだけ減っているのだから、夏コミでは激減しているのではないか・・・と、置き換えの決まっている初期の7000系を中心に撮影してきました。



7000系が来ない時間でも、コミケ輸送のバスを撮影。



八丈島に譲渡された都営バス(嘘

今回は東京ビッグサイトの一部がバスの留置場になったので、普段はバスが走らない場所でも撮影出来ました。



私が「ゆりかもめ」でイメージする車両はやっぱりコレです。プラグドアの初期車。



冬の傾いた太陽光線を浴びて、国際展示場正門駅へ。



コミケ期間中は、たくさんのタクシーも集まります。コミケ輸送は鉄道やバスだけじゃない(・∀・)



ステンレスボディがギラリ。



でも、新車もお気に入りだったりします。



夏コミではどれだけ残っているでしょうか…

そんな年末の一日でした。

・2014年 年末の新宿を駆け足で

$
0
0


夜の新宿。年末輸送で賑わう高速バスを色々と撮影してきました。駆け足になってしまいますが、紹介したいと思います。



まずは「NETWORK」と「ウエルカムライナー」を運行する中央交通バス。定期便の2往復に、最大4往復の増便を含む6往復体制で運行していました。東京では普段はネオプラン製の2階建てバス、スカイライナーしか見る事が出来ませんが、「NETWORK」の増便にはHD車が入りました。



側面の行き先表示。



エアロエースだけではなく、セレガの姿も。

関連して「NETWORK」は、泉観光バスが新宿→新潟間(新潟→新宿間は夜行)の昼行便を12月27~30日のみ運行していました。「NETWORK」の昼行便は初でしょうか。



「ウエルカムライナー」の増便はスカイライナーでした。



さて、新宿の華「はかた号」。新車が登場して最初の年末輸送です。もしかしたら一番注目を浴びた車かもしれません。



「はかた号」は4台体制で運行していました。



話題は飛んで「ブルーメッツ号」。2014年10月1日から土佐電気鉄道、高知県交通、土佐電ドリームサービスは合併して”とさでん交通”になりました。新会社になってから初めての年末輸送。画像では見にくいのですが、正面に”とさでん交通”の文字が入った貸切車が「ブルーメッツ号」の増車に入っていました。



”とさでん交通”の表記。



今度はオリオンバスの話題。「OTBライナー」から「オリオンバス」へのブランド移行が進んでいます。東京駅鍛冶橋駐車場の時刻表表記も「ORION BUS」に変更になるなど、「OTBライナー」の文字を見る機会が減りました。



まだ、天領バスが「OTBライナー」デザインのままで運行していますが、こちらのブランド移行も気になるところです。



その天領バスは天領カラーの2号車を運行していました。



こちらは乗合バスではありませんが、オリオンのスキーツアーバスを運行する小千谷観光。



最後に「エトワールセト」の増車で運用される小田急シティバスの貸切車。



・・・そんな年末の新宿の光景でした。本当に駆け足でしたね。(^_^;

・2015年になりました

$
0
0


2015年になりました。今年最初の1枚は静岡県の清水駅前からです。

私が清水を訪れた日は、JRバス関東が「しみずライナー」に再参入した初日でした。しかし、天候は残念ながら雨模様。午後には晴れるという希望ある予報でしたが、午後になっても晴れるどころか、余計に雨脚が強くなる始末。

「・・・せっかく清水まで来たのに、この天気か。」

ずっと暗い気分でいましたが、15時過ぎに待望の青空と太陽の光が差し込みます。12時間以上降り続いた雨水のおかげで空気は澄み渡り、駅前大通りはどこまでも見通せそうです。そんな状況下で撮影した、しずてつジャストラインの「しみずライナー」。

ずっと雨を恨めしく思っていましたが、この1枚が撮れた事で・・・

「そうだ、雨が降ったおかげだ」

・・・と、180度逆の視点から物事を見る事が出来たのでした。

物事は視点を変える事で見え方も変わってくる。答えは一つとは限らない。

2015年、様々な視点からバスを見ていきたいと思います。今年もよろしくお願い致します。

バスターミナルなブログ 管理人

2015年新春企画 ミカコレ

$
0
0
JRバス関東、高速車のリア広告でお馴染み「ミカちゃんマークの三ヶ日みかん」。2015年の新春企画では、ミカちゃん広告の入ったバスを集めてみました。題して「ミカちゃんコレクション」、略してミカコレ!



東急みかんセ
まずは東急バス、弦巻営業所に所属しているミカちゃん。T1236号車。
2014年冬に登場した新しいミカちゃんラッピング。東急トランセ委託車です。



とみんのみかん みんなのみかん
続いて都営バス、深川営業所に所属するミカちゃん。P532号車。
この日は東京駅に現れました。JRバス関東のミカちゃんと並ばないかと期待しましたが、残念ながら夢叶わず。



バステックみかん
JRバステックに所属するミカちゃん。1201号車。
主に東名ハイウェイバスを運行しているJRバステックだけに、ミカちゃんラッピングが貼られるのは当然と言えば当然?



JRバスみかん、国鉄と共に
JRバス関東に所属するミカちゃん、H658-04402号車。
国鉄の文字があるだけで、急行列車のボックスで食べた冷凍みかんを思い出しました。



JR水戸みかん、焼いもを添えて
JRバス関東に所属するミカちゃん、H657-14410号車。
水戸支店の新車にもミカちゃんラッピング。コタツに入って焼いもとみかん食べたら幸せそう♪



季節によっては東京駅JR高速バスターミナルの売店で発売している三ヶ日みかんジュース。オススメです!



せっかくのフルミカラッピングなので、先ほど紹介した都営バスのP532号車をリアから。



続いて東急バス。高速車のリアミカラッピングも含め、デザインのバージョンの多さに驚かされます。そういえば、JRバス関東のエアロキングには、側面にミカちゃんが貼られている車両もいたような・・・



今、みかんを食べながらバスターミナルなブログを読んでいるあなた。そのみかんには、このマークが入っているかも?!

この他にもミカちゃんラッピングバスは存在します。全部でいくつの事業者、いくつの車両があるのでしょうか。また見かけたら紹介したいと思います。

そんな2015年の新春企画でした。

~おことわり~
来年は第2段として、全国の鈴木杏さんのラッピングバスを集めた「杏コレ」を企画していましたが、沼が広すぎて戻れなくなる可能性があるために没となりました(笑)
(^^ゞ

しずてつジャストライン 但沼車庫 その2

$
0
0
その2では、但沼車庫を発着するバスの動きを紹介します。



12時33分、板井沢から自主運行バスが山を下りてきました。



但沼車庫へと入ります。



降車中です。JR清水駅行きのバスに乗り継ぐ乗客は待合所へ。



その頃、両河内線ののりばでは、12時40分発の自主運行バス、穴原車庫前行きが発車を待っていました。



12時34分、JR清水駅から三保山の手線が但沼車庫に到着しました。



三保山の手線の車両は、折り返しのJR清水駅行きになり、待合所の乗客が乗車します。三保山の手線から穴原車庫前行きに乗り継いだ乗客もいます。



12時40分、穴原車庫前行きの自主運行バスが発車します。



穴原車庫前に向けて、但沼車庫を後にしました。その後、JR清水駅行きの三保山の手線も発車です。



歴史を感じる看板。



両河内線が自主運行バスになってから、既に25年以上が経過しています。過疎地の利用客の足をどうやって確保するか、昔からの課題でした。そして、この課題はこれからも続きます。



<撮影2014年12月>

しずてつジャストライン 但沼車庫 その1

$
0
0


静岡県静岡市但沼町にある、しずてつジャストラインの但沼車庫です。しずてつジャストラインのバスが乗り入れます。



但沼車庫はJR東海道線の興津駅から山を登った場所にあるバスターミナルです。JR清水駅やJR興津駅からの三保山の手線(画像では紺色)の終点で、ここで静岡市の自主運行バスである両河内線(画像では橙色)の大平、板井沢、穴原車庫前方面に乗り継ぐ事が出来ます。



但沼車庫のホーム。



飲料の自動販売機と待合所。



待合所の中には窓口がありました。



待合所の前から発車するのは三保山の手線。但沼車庫を発着するメイン路線でJR東海道線の興津駅までを約20分、清水駅までを約35分で結んでいます。



2014年12月現在の時刻表です。概ね1時間に2本程度の間隔で運行されています。日中や土休日は清水駅までですが、朝夕は路線名の通り、清水駅を経由して三保車庫前まで運行されます。



三保山の手線の隣からは、自主運行バスである両河内線が発車します。



年季の入った「両河内線のりば」の看板とともに。



2014年12月現在の時刻表です。静岡市の自主運行バスなので停留所には「静岡市」の文字があります。こちらは停留所名が但沼車庫前になるようです。ここから発着する自主運行バスは大平系統、板井沢系統、穴原系統の3路線あります。



停車しているのは自主運行バス両河内線の大平方面。



乗り継ぎの拠点となっている但沼車庫ですが、曜日や時間帯によって接続に難がある時もあるようです。



静岡鉄道の文字が入ったベンチ。バス部門がしずてつジャストラインに分社化されたのが2002年なので、それ以前に置かれたものと思われます。



車庫に停車していたバス達。右側の2台が自主運行バスです。



「自主運行バス」とは、中部運輸局管内でよく使われる言葉で、主に路線バスが廃止され、市町村などの自治体が廃止代替路線として運行するバスを意味します。この両河内線も元々は静岡鉄道の路線バスでしたが、1987年(昭和62年)に大平系統と板井沢系統が廃止になり、清水市(2003年4月以降は合併により静岡市)が運営するバス路線になりました。その際、清水市は静岡鉄道の貸切部門に委託してバスの運行を開始します。本来、貸切事業者の乗合運送は出来ませんが、道路運送法の第21条では「一般乗合旅客自動車運送事業者によることが困難」であるときは乗合運送が認められており、このようなバスを通称「21条バス」と呼びます。



↑ 2005年に撮影した21条バスだった頃の両河内線。穴原系統も自主運行バス化され、計3系統が発着していました。しずてつジャストラインの貸切車による乗合運行です。

その後、2006年に道路運送法が改正されると、いわゆる乗合バスである4条の適用範囲が広くなり、21条バスは災害時の列車代替バスのような存在を除いて4条バスへと移行します。よって、現在の両河内線は「静岡市が委託する、しずてつジャストラインの一般路線」という扱いで、再び乗合バスで運行しています。

静岡市には、このような自主運行バスが他にもあります。2013年に出された静岡市バス交通計画によると、将来の自主運行バスの更なる効率化を図るために、デマンド運行(事前予約で需要があった時のみ運行)や、過疎地有償運送(NPO法人などが自家用自動車で有償運送)といった方法を地域の実情に応じて検討…という提案もされています。

その2へ続く

しずてつジャストライン 谷津ターミナル

$
0
0


静岡県静岡市にある、しずてつジャストラインの谷津ターミナルです。



2013年4月から運用を開始した新しいターミナルで、JR静岡駅・新静岡駅からバスで約30分の場所にあり、郊外部と山間部とを結ぶ地域交通結節点という役割を持っています。ターミナルには駐輪場と駐車場(画像右側)が整備され、サイクル・パーク&バスライドに対応しています。ちなみにターミナルの上にあるのは新東名高速道路。



看板には静岡県交通政策課の文字があり、行政の協力がある事がわかりました。



のりばの紹介をします。ホームは1か所のみで乗車も降車もここで扱います。



風防の付いた待合スペース。



トイレ。



飲料の自動販売機があります。



2014年現在の時刻表です。谷津ターミナルを発着するメインの系統は藁科線で、JR静岡駅・新静岡駅とを結ぶ路線が毎時4本程度運行しています。ただ、このような頻度で運行しているのは谷津ターミナルから市街地方面で、谷津ターミナルより山間部方面は本数が少なくなります。



利用客の少ない山間部方面は、日中を中心に電話予約制のデマンド運行を行っています。(画像はありませんが、デマンド運行をしていない通常便もあります)よって、電話予約がない場合には運行されません。



「電」のマークが事前の電話予約制の便で、デマンドバスの車庫が谷津ターミナルにあるために、山間部では谷津ターミナルから離れるほど予約受付最終時刻が早くなります。



デマンドバスはトヨタのハイエースを使用。2006年の道路運送法改正から、このような完全予約制のデマンドバスも、いわゆる乗合バスである4条の範囲となりました。もはや、「乗合バス=必ず運行されるバス」という公式は成り立ちません。

このようなデマンド運行により、運行の効率化が図れるメリットがある一方、以前は静岡の中心部まで直通していた便が谷津ターミナルで分割されて乗り継ぎ必要になったり、電話予約が必要になるなどのデメリットも生じています。利用客の少ない山間部ほど高齢化が進み、バスの必要度が高い状況下で、デマンドバスは路線を維持する一つの方法です。



さて、谷津ターミナルにJR静岡駅・新静岡駅からのバスが到着しました。



ターミナルで乗客の降車を行っています。



降車を終えると、バスは谷津ターミナルの車庫へ。



しばらくすると、谷津ターミナル発のJR静岡駅・新静岡駅行きのバスが車庫から出てきました。



のりばで発車を待つバス。



JR静岡駅・新静岡駅へ向けてバスが発車しました。

私が訪れた日はデマンドバスの運行を見る事は出来ませんでしたが、少子高齢化時代に過疎地のバスをどうやって維持するかという課題を考えさせられた場所でした。



<撮影2014年12月>

・杉崎高速バス 東京駅鍛冶橋乗り入れへ

$
0
0


高速バスの時刻を検索していて見つけたのですが、2015年1月12日より杉崎観光バスが運行する「杉崎高速バス(SHB)」が東京駅鍛冶橋に乗り入れるようです。

「杉崎高速バス」は、2014年7月31日から横浜発着で名古屋線と大阪線の運行を開始し、後に鳥取線も加わりました。これまで都内には停留所がありませんでしたが、調べた限りでは1月12日以降で東京駅鍛冶橋発着の他に池袋着が設定され、神奈川県内でも新たに海老名停留所、関西にも天王寺や長岡京の設定があるようです。
Viewing all 2317 articles
Browse latest View live