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Channel: バスターミナルなブログ
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・京成トランジットバスの「かしま号」

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2015年夏の帰省シーズン、東京駅のJR高速バスターミナルにはバスを待つ長蛇の列が続いています。東京駅と水郷潮来・神栖・鹿島地区を結ぶ「かしま号」もそのうちの一つ。係員さんが「今度の臨時便は車内に運賃箱がなくSuica、PASMOが使えない旨」を放送していました。何が来るのかとワクワクしていると、到着したのは何と京成トランジットバス。



「M517(号車)」「貸切」の表記と共に「鹿島セントラルホテル」の行き先表示が入っています。



1番のりばで乗車改札中。東京駅が東京駅でないような、不思議な感覚です。運転手さんの制服も夢の国のようでした(*^_^*)



私が撮影したのは15時10分発の臨時便。10~20分間隔で発車する「かしま号」ですが、繁忙期のために20分開くところの一部に臨時便を挿したようです。



最後は東京駅を発車したシーン。

普段、TDR~ホテル間で使われているためか、車体が丁寧に磨かれて鏡のようでした。

・フジエクスプレスの新車 T1502号車 セレガHD

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検査標章8月の新車、フジエクスプレス日野セレガHD、T1502号車です。



「岩手きずな号」で東京に到着。スイング式のドアが特徴です。

今年度は、なかなか富士急行の高速新車が入らないな・・・と感じていましたが、導入は8月でした。
T1502号車 品川230あ1502



ちなみに「岩手きずな号」の2号車はこちらでした。(元京王?)
岩手200か1977

・京成バスシステム「東京シャトル」の新車 KS1806号車

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新車増備の続く東京駅~成田空港間の格安バスですが、「東京シャトル」を運行する京成バスシステムにも新車が導入されました。検査標章は8月。日野セレガHDです。



KS1806号車 習志野230あ1806

「東京シャトル」デザインの車両で、セレガを採用したのは成田空港交通以来と思われます。今回導入したセレガは、前面に「Tokyo Shuttle」の文字や側面ドア付近のピクトグラムがない(これから付く?)のでスッキリした印象でした。

・成田ナンバーになったH647-12418号車

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導入から主に「スカイツリーシャトル」で活躍してきたH647-12418号車ですが、足立ナンバーから成田ナンバーに変更になっていました。どうやら東京支店から東関東支店に転属になったようです。



新ナンバーは、成田200か・948。座席数の多さを生かしてか、繁忙期の「THEアクセス成田」で運行していました。

・2015年夏の繁忙期 東京発「いわき号」2号車

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2015年夏の帰省シーズン。東京駅~いわき間を結ぶ「いわき号」は、各便で増車が出る状況でした。今回は東京駅を午前中に発車した「いわき号」の2号車を撮影してきたので、いくつか紹介したいと思います。



8時00分発の東武バスセントラル担当便2号車についたのは、東武バスセントラル(足立ナンバー)の貸切車、いすゞガーラ。



8時30分発の東武バスセントラル担当便2号車についたのは、東武バスウエスト(大宮ナンバー)の貸切車、日野セレガ。



9時30分発の東武バスセントラル担当便2号車についたのは、東武バスイースト(野田ナンバー)の貸切車、日野セレガ。



10時00分発のJRバス関東担当便2号車についたのは、東武バスイースト(柏ナンバー)の貸切車、日野セレガ。



12時00分発の東武バスセントラル便2号車についたのは、JRバス関東の乗合車、三菱ふそうエアロエース。



行先表示に注目。「いわき号 いわき駅」と表示されています。2015年現在のダイヤでは、JRバス関東の便は全て終点がJRバスいわき支店なので「いわき駅」の表示が出るのは東武バスセントラル担当便の2号車についたからです。



東武バスの各グループ、各営業所の応援が見られた「いわき号」の2号車でした。貸切車ではワンマン設備がないので車掌役としてガイドさんが乗務しているのも特徴です。

・JR東海バス 白屋根エースもAMB追加装備 744-11955

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2011年式と2012年式のエアロエースにAMB(衝突被害軽減ブレーキ)の追加装備が公式発表されているJR東海バスですが、2012年式の青屋根エースに続き、2011年式の白屋根エースもAMB追加装備が行われました。



私が確認した限りでは、11955、12951、12952、12953、12954、12955、12956、12597、12958の9台がAMB追加装備済みです。残るは11956、12959、12960の3台ですが、これまでの傾向だと複数同時改造のように増えているので、もしかしたら装備済かもしれません。

・瀬戸内運輸(せとうちバス)の新車 エアロエース

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「パイレーツ号」で上京した瀬戸内運輸の新車、三菱ふそうエアロエースです。床下に運転手さんの休憩施設を装備しています。



検査標章は7月。「パイレーツ号」のエアロエースは2台目です。

愛媛200か5488



夏の帰省シーズン、クイーンは3号車での運行でした。

・「つくば号」関東鉄道から関鉄観光バスへの委託始まる

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関東鉄道とJRバス関東が共同運行する「つくば号」(東京駅~つくばセンター・筑波大学間)ですが、2015年夏から関東鉄道担当便の一部で関鉄観光バスへの委託が始まりました。



社名の表記は「関鉄観光バス」。



ここにあったか。受委託表示。

委託者が「関東鉄道株式会社」で、受託者が「関鉄観光バス株式会社」と記載されています。よって、貸切バス型管理の受委託と判断出来ると思います。

妙高高原駅

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新潟県妙高市、JR信越本線の妙高高原駅付近にある妙高高原駅です。頸南バス、信濃町新交通バス(長電バス受託)などが乗り入れます。



妙高高原駅にJR信越本線の普通列車が到着しました。



妙高高原駅のバスターミナルは駅の北側にあり、ホームからも見る事が出来ます。



かつては上野駅からの特急列車も停車した妙高高原駅。今も観光地として賑わいを見せています。



妙高高原駅とバスロータリー。



妙高高原観光案内所にはバスの待合所が併設されています。



案内所の入口にバスを待つベンチが設置されていて、トイレもあります。



奥に観光案内所。



ロータリーの一角にあるバスのりば。



駐車禁止の立て看板。頸南バスとシールが貼られている下には川中島バスと書かれていました。2012年まではアルピコ交通(川中島バス)の管轄だったのです。



アルピコ交通(川中島バス)より引き継いだ頸南バスの赤倉線。赤倉温泉への路線です。



同じくアルピコ交通(川中島バス)より引き継いだ杉野沢線。池の平温泉、杉野沢温泉への路線です。



この2路線が頸南バス妙高高原地区の主力路線で、季節によっては観光路線も発着します。



路線の移管と同時に車両もアルピコ交通から移籍しました。車内リアの形状から上高地地区で活躍していたバスとわかります。

<2013年9月>

※訪問時はJR東日本信越本線の駅でしたが、現在は「しなの鉄道」「えちごトキめき鉄道」の駅となっています。

仙台駅東口さくらバスターミナル・高速バス仙台駅東口

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宮城県仙台市、JR仙台駅の東口すぐの場所にある仙台駅東口さくらバスターミナル・高速バス仙台駅東口です。いわゆる高速ツアーバスから乗合移行したブランドが発着するターミナルです。



さくら観光の仙台営業所1階がバスの待合所となっており、店内にはベンチ、テレビの他・・・



「さくら高速バス」専用の予約機や窓口が設けられています。係員さんが「いらっしゃいませ!」と笑顔で迎えてくれました。



待合所内には時刻表や、仙台の観光マップが置かれています。



おそらく、桜交通やインフォマティックが運行するブランドのみだと思いますが、窓口があるために直前でもチケット購入が出来るのがポイントで、私が訪問した際もフリー乗車の申込みに来た方を目撃しました。



紹介した待合所は「さくら高速バス」ブランド以外でも利用出来ます。



さて、建物の裏側にあるバスの乗降場へ移動しました。



ポールには「仙台駅東口さくらバスターミナル」と表記されています。



2015年6月現在の時刻表。ここからは「さくら高速バス」「キラキラ号」「散策バス」ブランドのバスが発着します。



続いて、歩いて1分程度の場所にある「高速バス仙台駅東口(旧代ゼミ前A)(旧代ゼミ前B)」。





旧代ゼミAと旧代ゼミBの2つのポールがあります。



2015年6月現在の時刻表。「WILLER EXPRESS」(将来は移転計画あり???)、「JAMJAMライナー」「オリオンバス」ブランドが発着します。



最後に「高速バス仙台駅東口(ヨドバシカメラ前)」。



2015年6月現在の時刻表。「ナイトライナー」「ミルキーウェイエクスプレス」ブランドが発着します。



…ここまで、駅前の待合所と、3か所の停留所を紹介しました。特に駅前に窓口があって、直前でもバスのチケットを購入出来る点は、大きな利点だと感じます。ネット販売が主体のツアー移行ブランドですが、このように気軽に利用できれば、これまでとは違う新しい層の乗客を集められるのではないでしょうか。



<撮影2015年6月>

・京王バス東 エアロクイーンの新宿~木曽福島線

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2015年の夏は、何故だかわかりませんが、新宿~木曽福島線に夜行用のエアロクイーンが高頻度で充当されています。

3列スーパーハイデッカーの中央高速バスだなんて、贅沢の極みですね(^o^)

追伸:お返事遅れています。申し訳ありません。


桜交通 さくら高速バス 新宿~仙台線 プレミアム2×1

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桜交通 さくら高速バス 新宿~仙台線 プレミアム2×1
仙台駅東口 13時00分発



日曜日、午後の仙台駅東口です。これから新宿までお世話になるのは桜交通が運行する「さくら高速バス」。

駅前の「仙台さくらターミナル」には待合室があり、座ってバスを待てる環境がありました。発車の約15分前に係の方からバスの案内があり、のりばへと移動します。新宿までお世話になるのは右側に停車しているヒュンダイ製のユニバース。プレミアム2×1仕様の3列シート便です。



さくら観光のサイトで購入すると、座席指定料金を払えば好みの座席を選択できるのが「さくら高速バス」の大きな魅力。私は1列席側、先頭のC-01席を選びました。新宿までの移りゆく景色を楽しみたいと思います。座席は革製で、最初のうちはお尻がすべって落ちつきませんでしたが、すぐに安定するスポットを見つけて気にならなくなりました。



装備はレッグレスト、ブランケット、電源コンセント、パーソナルカーテン(一列席のみ)、無線LAN等があります。



本日は満席。男性の方が多いようです。乗車が済み、続いて運転手さんの説明が済むと、バスは新宿に向けて発車しました。休憩は安積PAと佐野SAの2回を予定しています。



東北自動車道を淡々と走行し、仙台から約2時間の安積PAで最初の休憩。トイレを済ませてバスに戻りました。15分間の休憩を終えると再びバスは新宿を目指します。



ここでバス車内の様子を紹介します。プレミアム2×1仕様で、私は4500円で購入しました。ちなみに座席指定をする場合は、上の画像の左側のA列がプラス300円、B列がプラス200円、通路を挟んでC列がプラス500円となっています。今回はC列を座席指定したので4500円にプラス500円で計5000円。これが支払った総額です。運が良ければ座席指定をしなくてもC列になる可能性もありますが、どうしても座りたい場所があるならば、座席指定料金を支払ってでも選択する価値があると私は思います。実際、乗車の2日前に確認したところ、全27席中、8席が指定されていました。そのほとんどが1列席側のC席です。

最初から2列席側と1列席側で運賃を変えて販売するブランドもありますが、このように追加料金という形で乗客に選択してもらう方式は「私が納得して選んだ!」という充実感のようなものもあり、それが結果として満足に繋がるような気もしました。

価格の話が出たのでもう一つ。私が購入したのは乗車の1週間前で4500円でした。もっと待てば価格が下がるかな…とも考えましたが、結局は勝負しませんでした。今回はこれが正解で、乗車の3日前に確認したところ、価格は4650円に値上がりし、その翌日には満席になりました。興味深い事に、同じ乗車日でも午前の便は4500円が3800円に値下がりしており、まさに需給によって価格が変動する幅運賃制度の動きを目撃した瞬間でした。それにしても、150円とはいえ、まさか値上がりするとは思っていなかったので驚きました。

でも、これで良いと思います。座席を埋めるための幅運賃ではなく、収益を得るための幅運賃なのですから。



安積PAを発車してから約1時間45分、佐野SAで最後の休憩です。佐野まで来ると、新宿に近づいた感が強くなります。ここで20分の休憩をして発車しました。



首都高速に入る頃には空も暗くなってきました。



そして終点の新宿駅西口に到着。仙台から5時間30分の旅でした。乗車したプレミアム2×1仕様は、3列シートに加えて、縦9列ということもあってシートピッチが広く、乗車後の疲れは感じない快適な車内でした。

・・・今回の乗車では、座席指定料金の設定や、リアルタイムに価格を上下させる幅運賃制度の活用など、価格面に目を見張るものがありました。利用者に安いイメージを持たせつつ、きちんと収益も確保出来ているのならば、それはそれで上手い手法だと思います。逆に利用者はどのタイミングでクリックすれば安く購入する事が出来るのか。研究して解析出来たならば、本を出せそうなテーマかもしれません。

<撮影2015年6月>

・神奈中観光の新宿発アウトレットショッピングバス

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新宿西口に神奈中観光のトイレ付きガーラが現れました。確認すると、小田急箱根高速バスが企画・実施・販売する「御殿場プレミアムアウトレット」へのバスツアー2号車として配車されたようです。



小田急ハルク前に停車した神奈中観光のガーラ。現在の箱根は元気がありませんが、御殿場プレミアムアウトレットが大盛況のようです。

京王バス東 新宿~木曽福島線

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京王バス東 新宿~木曽福島線
木曽福島駅前 15時40分発



良かった!間に合った(*^_^*)

私が乗車していた特急「しなの」は約3分の遅延。乗り継ぎ時間が10分しかなかったので、遅れが増大して間に合わなかったらどうしよう…と、冷や汗をかきながら木曽福島駅のホームに降り立ちました。そして、目に飛び込んできたのが京王カラーのエアロクイーン!!

よしっ!当たった(*^^)v

2015年の夏、京王バス東の夜行用エアロクイーンが、新宿~木曽福島線に充当される姿を何度か目撃していたので、期待して予約・決済してしまいました。結果、大当たりです。

発車まで、時間がないのでバスへと急ぎましょう。駅を出てドア付近に立っていた女性の車掌さんにスマートフォンの携帯乗車券画面を見せて改札を受けます。



そして車内へ。本来はハイデッカー4列シートの同路線ですが、今日はスーパーハイデッカーの独立3列シート。心がウキウキと弾んできます♪

乗客は私を含めて3人。木曽福島駅前を定刻通りに発車しました。



発車後は、普段通りに音声合成の車内放送が流れます。続けて”このバスには降車ボタンが設置されていないので、途中停留所で降車する場合には、予め休憩時などに申し出て欲しい旨”を車掌さんが補足説明していました。どうやら、ワンマン設備がないので車掌さんが必要だったようです。これまで、新宿~木曽福島線のエアロクイーンを見る度に必ず2人乗務だったので気になっていたのですが、謎が解決しました。

そして、車掌さんは運転手兼任ではなく、車掌業務が専門のようです。途中停留所では、乗車旅客の有無を確認して運転手さんに合図を送っています。左折をする時は確認して「オーライです」と一声。今の昼行便では珍しい光景ですが、ワンマンバスが普及する以前は、これが当たり前だったのかもしれませんね。



木曽福島駅前を発車後は、国道を塩尻方面へと走行します。林業で有名な木曽らしく、車窓は山ばかり。



せっかく夜行バス仕様の車両に乗車しているのだから、思いっきりフルリクライニングしてみましょう。座席をこれでもかと思う程に、めいっぱい倒します。すると、夏の青空と、緑豊かな山の木々が、私の視界に飛び込んできました。



もうすぐ夏も終わりですね・・・。周囲に誰もいないのをいいことに、座席に寝転んでいつまでも空ばかり見続けていました。



木曽福島駅前を発車してから約1時間が経過し、塩尻駅東入口が見えてきました。ここが最終乗車停留所ですが、乗車旅客は無く、この便の乗客は3人で確定。のんびり過ごせるのは嬉しいのですが、夏休みですし、もうちょっと乗客がいて欲しいところでもあります。



塩尻インターから長野自動車道、中央自動車道と走行して17時15分、諏訪湖SAで10分間の休憩です。

見惚れてしまう背の高いボディ。京王バスグループの車両は、基本12年使用なので、この車両はそろそろ引退ではないかと思われます。日頃から整備が良いのでしょう。べテランの車両とは思えないほど輝いています。そういえば、バス営業所の洗車機は地下水や再生水が使われるケースがある中、高速バス専門の世田谷営業所は水道水を採用しているのだとか。今の時代も高速バスは特別な存在なんですね。



休憩時間は10分しかありません。SAから見る諏訪湖も撮影。バスも素敵だけど、諏訪湖も素敵。あぁ、時間がもっと欲しい。

バスに戻ると、すぐに発車になりました。



8月も下旬になると、日没時刻が早まってきます。18時30分、暗くなった釈迦堂PAで最後の休憩です。隣には飛騨高山からの濃尾バスが到着。お互い長距離お疲れ様です。新宿まで頑張っていきましょう♪



中央道八王子、日野、府中、深大寺、三鷹と降車停留所が続きます。3人の乗客全員が新宿まで行くようですが、降車ボタンがない車両ゆえ、車掌さんは念のために放送と確認を行っていました。



車外は暗闇の世界。カーテンが開いている事を除けば、レギュラーワークの夜行便のようです。



終点の新宿高速バスターミナルに到着しました。今回は「これでもか!」と思うほどに独立3列シートのスーパーハイデッカー昼行便を堪能しました。乗客は3人しかいませんでしたが、運転手さんも車掌さんも、親切丁寧な接客で心地よかったです。乗りバス冥利に尽きる旅になりました。

<撮影2015年8月>

・買ったまま/アルピコタオル

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これぞ、衝動買い(*^_^*)

アルピコ交通長野駅前総合案内所で販売していました。アルピコタオル1000円。



ネットでも購入できるそうですが、窓口購入するには長野駅前のみの販売だそうです。興味のある方は是非!

・WILLER EXPRESS東海の新車 日野セレガ

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WILLER EXPRESS東海の新車、日野セレガHDです。東京~名古屋線で運行しています。



仕様は独立3列シート、トイレ付き。床下に運転手さん用の休憩設備が設けられています。



名古屋200か3551

・「しみずライナー」世界遺産三保松原へ延伸

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2015年9月1日より、しずてつジャストラインとJRバス関東が運行する「しみずライナー」(東京駅~清水駅・折戸車庫)のうち、東京駅を12時00分に発車する便が、世界遺産三保松原まで延伸しました。



車両の行き先LEDは、このとおり。



私が撮影した日は、東京駅のアナウンスでも「世界遺産 三保松原行き」と放送しており、停留所名に「世界遺産」と付くインパクトはあるような気がします。

・大崎駅西口バスターミナル整備中(9月上旬)

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整備が進められている大崎駅西口バスターミナル、2015年9月上旬の様子です。



バス乗降場、上屋の土台と思われる部分(白色)がいくつか確認できます。



整備工事は11月30日まで。



可変式情報表示板・・・バスの発車案内か何かでしょうか???

オープンが楽しみな大崎駅西口バスターミナルでした。

・小田急箱根高速バスの新車 1502号車

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検査標章は8月。小田急箱根高速バスの新車、三菱ふそうエアロエース1502号車です。



1501号車と同様に旧塗装で登場しました。リア防犯灯の形状が1501号車とは違うようです。

世田谷210あ1502

WILLER EXPRESS北信越 東京~長野線

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WILLER EXPRESS北信越 「WILLER EXPRESS」東京~長野線
東京駅バスターミナル 8時30分発



この場所でピンク色のバスを見ると、未だに新鮮な気持ちになります。

2015年7月31日から、WILLER EXPRESS北信越が東京駅JR高速バスターミナルに発着するようになりました。今日は、その東京駅バスターミナルから「WILLER EXPRESS」に乗車して長野まで向かおうと思います。

運行初日に乗車されたヨッシーさんから、数は少ないながらも東京駅の窓口で当日売りがある(※事前満席のケースでも当日売りがあるのかはわかりません)と聞いていたので、窓口で長野までの乗車券を購入。バスの到着を待ちました。



長野駅東口行きの「WILLER EXPRESS」が3番のりばに到着し、運転手さんの改札が始まりました。乗車の列は長く、若い方や女性、そしてグループが目立ちます。

改札の列もはけてきたので、そろそろ私も車内に向かいましょう。購入したばかりの乗車券を運転手さんに渡し、長野まで4時間20分の旅が始まります。



8時30分、東京駅を定刻通りに発車しました。先行する鹿島セントラルホテル行きと共に、宝町から首都高速に入ります。その後、都心環状線を経由して5号池袋線へ。信号のある美女木JCTで渋滞につかまりましたが、慌てず安定した走りで外環自動車道を関越方面に進みました。



関越自動車道に入り、最初の休憩地である三芳PAに到着。ここで15分間の休憩です。運転手さんはハンドルをロックして、タイヤに手歯止めをかけ、ハンマーをもってタイヤ点検に向かいました。コンコン♪とナットを叩く音が聞こえてきます。私はトイレをすませ、PA内にある珈琲チェーン店で暖かいコーヒーを購入してバスに戻りました。運転手さんによる人数確認が済むと、発車です。



2015年8月現在、東京駅バスターミナルに乗り入れる便は、全て衝突被害軽減ブレーキ装備車で、新保安基準に対応したリラックス<NEW>仕様です。座席は横4列ながらも縦は10列で、いわゆる”ゆったり4列”に分類されます。この新タイプから座席にカップホルダーが設置されたので、PAで購入したコーヒーを置く事が出来て助かりました。



各座席にはコンセントと毛布が装備されています。

さて、コーヒーを飲みながら、今回の「WILLER EXPRESS」東京駅JR高速バスターミナル発着について考えてみました。

ウィラー側とJRバス側、双方の目的はわかりません。しかし、長い歴史を持つブランドが、歴史の若いブランドを受け入れた事実。それも、ツアーバス出身のブランドです。私の仮説に過ぎませんが、JRバス側は、ウィラーのこれまでの実績や、取り組みを評価したのではないでしょうか。ウィラーはツアーバス時代から利用者を増やしてきた実績があり、更に安全への様々な取り組みを行っています。利用者はイメージで評価する事が多いと思いますが、経営者は数字や取り組みで評価するのではないか。そんな風に考えてみました。

ただ、私が感じるに、今もツアーバス出身のブランドは、全ての利用者層と信頼関係を結べているとは言えないようです。今日の乗客を見てもわかるように、若者が大半を占めました。これはツアーバスがこれまで得意としてきた層そのものです。

せっかく安全への取り組みを行っても、信頼関係が幅広く結べていないので、ツアーバス出身のブランドを不安視している層には、それが響かない。例えば、クラスや職場で信頼関係を結んでいる人が、どんなにつまらない冗談を言っても受け入れられるだろうし、信頼関係を結んでいない人が、どんなに面白い冗談を言おうとも、心の底から笑えないと思う。それと同じではないでしょうか。

もちろん、どんなに安全に取り組んだって、事故はゼロに出来ません。だからこそ、事故を限りなくゼロに近づける努力や、被害を小さくする投資や教育。同時に有事の際にきちんと対応出来る体制作りが大事なのではないかと考えます。



11時18分、横川SAで最後の休憩です。峠の釜めしを買って車内で食べようかと思いましたが、なんとなくウィラーのスタイリッシュな座席では格好がつかないような気がしたので(偏見でしょうか(^^ゞ)撮影だけしてバスに戻りました。



バスは峠越えに挑みます。

その頃、私はある計算をしていました。この便の乗客数は32人。座席定員は40人なので8割が埋まっています。この日の価格2500円を32人でかけると80000円。この額を京王&アルピコ(新宿~長野線)の価格3200円で割ると、25人という数字が出ました。京王&アルピコは座席定員が27人なので、空席2になるまで埋めたのと同じ収入です。

もちろん、たった1便だけで判断できないし、回数券やキャンペーンも考慮する必要があるので参考程度の計算ですが、価格に弾力性を持たせ、多く集客して収益を得るという理屈はわかるような気がします。



長野インターが近づいてきました。良いお天気です。



インターを降りて、信州松代ロイヤルホテルに到着。ここで3人が降車しました。



続いて信州小島田で2人降車。パーク&ライド施設があるだけに、地元の方々が使われているようです。ここで降りられた方は年齢層がやや高いようでした。



そして車内に残った27人の乗客を乗せて、最終目的地の長野駅東口に到着。若者グループはこれから観光に向かうようです。いってらっしゃい。
(*^_^*)



最後に「WILLER EXPRESS」が東京駅JR高速バスターミナルに発着する事によって、どのような効果が期待出来るのかを考えてみました。

直接的には、ネットワークの拡充や、ターミナルの価値向上といったところが浮かびます。では、副次的にはどのようなものがあるのか。

まず、ウィラーについては、これまで信頼関係が希薄だった層と、繋がりが出来る土壌が出来ました。そのような層にとって、JRバスのターミナルに発着するという事は、幅広い層と信頼関係が結ばれている”JRバスが認めた”と認識されると思います。人間関係だって、信頼している人が認めた人ならば、その人に対する意識も変わるもの。信頼関係の層が広がれば、よりブランドが強固なものとなり、これまでの取り組みが活きてくると思います。

そして、JRバスについては、利用者の世代交代に、より対応出来る土壌が出来ました。時間の経過と共に、歴史の若いブランドに抵抗感の少ない世代が社会に増え始めます。そして、その世代が親になります。この事は”ツアーバス出身は不安だから選択しない層”の割合が減る事を意味します。だから、5年先、10年先、15年先・・・と考えた時に、若い世代に強いブランドと繋がりが出来る事には意義があるのではないでしょうか。


歴史の若いブランドは、幅広い信頼関係をどのように築いていくか。歴史あるブランドは、世代交代にどのように対応していくか。これが、今の高速バスの将来に向けた課題なのかもしれません。

そんな事を考えた「WILLER EXPRESS」の旅でした。

<撮影2015年8月>
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