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いで湯号

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いで湯号 旭川電気軌道
旭川駅前 14時10分発



旭川駅前4番のりばに天人峡経由の旭岳行き「いで湯号」が入りました。「いで湯号」は旭川駅と大雪山国立公園内にある天人峡温泉や、旭岳ロープウェイの始発駅である山麓駅を結ぶ路線バスです。国立公園内を走行するために日野自動車のセレガHIMRも運行されますが、今回登場したのは三菱ふそうのエアロバス。それも全国的に数を減らしつつある初代エアロバスMS7系です。心の中でちょっとガッツポーズ♪

冬季のシーズンオフだけあって、乗車したのは私一人だけ。何となくそんな予感はしてました。



旭川駅前を発車しました。一般路線バスの後ろを追いかけて走ります。



14時37分、東川町役場付近にある道の駅「道草館前」に到着するも乗車無し。

それにしても、どこまでも続く直線です。これぞ北海道!!この県道は、1972年(昭和47年)まで、廃止になった旭川電気軌道の東川線が走行していました。東川線も長い直線が道路に並行して続いていましたが、廃線後は道路の拡幅に転用されたそうです。この画像は東川よりも先なので、東川線が走っていなかった区間ですが、きっとこのような景色が流れていたのでしょう。



長い直線が終わり、忠別川を渡ると山道へと変化します。



道路は旭岳方面と天人峡方面に分かれます。このバスの行き先は旭岳ですが、まずは天人峡方面に進みます。大雪山国立公園に入り、再び景色は変わって国有森の中を走行。車内放送では観光案内が流れ始めました。



15時13分、天人峡に到着しました。今、走行してきた道路の終点、行き止まりです。もうこの先には進めません。ここは天人峡温泉の旅館やホテルの入口となる場所です。発車まで10分以上あったので運転手さんにお願いして撮影させてもらいました。

この路線は、かつて面白い取り扱いがありました。旭川駅前から天人峡・旭岳方面に乗車すると運賃が無料になったのです。復路となる旭川方面は有料ですが、旅館やホテルのサービス券があれば旭川方面も無料になるという、温泉の送迎バスのような性格を持っていました。



バスは再び国有林の中を走行して、先ほど、旭岳方面と天人峡方面に分かれた場所に戻ってきました。今度は旭岳方面に進みます。



バスは三菱ふそうのエアロバス。4列シートが並びますが、貸切車からの転用のようで車両後部は床が1段高くなっている仕様です。



旭岳に向けて坂を上ります。まもなく終点の旭岳…



15時55分、旭岳に到着しました。この時期はスキーシーズン。雪質が良く、外国からのスキーヤーが多い場所なのだとか。この日もスキーを楽しむ外国人観光客の方々で賑わっていました。

さて、この便は再び旭川駅前に向けて発車しますが、帰りは天人峡は通りません。天人峡から旭川に向かう場合は、この旭岳を経由して旭川に向かうという三角方式を採用しています。旭岳から旭川駅前までは1320円ですが、先ほどの天人峡から旭川駅前まで乗り続けていたら1180円と安くなるのです。たまに地方で見かけますが、このシステムも面白いですね。

16時10分、旭川駅前に向けて「いで湯号」は発車しました。旭岳で購入した缶コーヒーを飲みながら初代エアロバスの乗り心地を堪能する私でした。

※その後、「いで湯号」は天人峡への乗り入れ廃止、旭川空港乗り入れなど、大幅な改編がありました。現在はこのようなダイヤで走っていないのでご注意ください。

<撮影2011年3月>

・「新宿ライナー三河・なごや号」廃止

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2012年5月31日をもって、JRバス関東とJR東海バスが運行する「新宿ライナー三河・なごや号」(新宿駅〜名古屋駅)の運行が廃止されました。画像は最終日の新宿発の案内。



行き先表示器です。



最後の下り「新宿ライナー三河・なごや号」が新宿駅新南口を発車しました。車両はJRバス関東のD674−00502号車。

「新宿ライナー三河・なごや号」は、2009年12月から新宿と名古屋を三河地区を経由して運行する高速バスとして、夜行便の「新宿ドリーム三河・なごや号」と共に誕生しました。夜行便も7月1日から「ドリームなごや・三河号」と名称を変え、東京側のターミナルを新宿駅から東京駅に変更するダイヤ改正が予定されています。

・「笠間〜秋葉原線」運行開始

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2012年6月1日より、東京都の秋葉原駅と茨城県の笠間地区、笠間ショッピングセンターの間で高速バスの運行が開始しました。毎日4往復、すべて茨城交通による運行です。



笠間ショッピングセンター行きの行き先方向幕。



秋葉原駅のバス停にも笠間方面の文字が入りました。近年、行き先がどんどん増えている秋葉原駅です。(ここはどこの会社のシマなのか^^;)



秋葉原駅を発車してヨドバシAkibaの前を通過するシーン。

笠間と東京都を結ぶ高速バスは、2007年まで茨城交通が笠間〜東京駅間の運行を行っていましたが、残念ながら休止(事実上廃止)した過去があります。その後、2011年の東日本大震災によるJR常磐線運転見合わせ時に、秋葉原〜笠間間で緊急支援の高速バスを運行した経緯があり、それが今回の路線開設に繋がりました。

・「新東名スーパーライナー」運行開始

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2012年6月1日ダイヤ改正より、東京駅〜名古屋駅間を結ぶ東名ハイウェイバスに、新東名高速道路を経由した「新東名スーパーライナー」の運行を開始しました。画像は名古屋駅を発車したJR東海バス担当の「新東名スーパーライナー2号」エアロエース。



正面に行き先LEDは「スーパーライナー」ですが、車内に「新東名スーパーライナー」のサボが掲げられています。



側面には「新東名スーパーライナー」の文字が入りました。



最速5時間00分の売り文句が誇らしげなポスター。4月14日に開通したばかりの新東名高速道路を経由する事により、東名高速道路よりも約10km距離が短くなり、更に停車停留所をほぼノンストップ化する事によって、以前の最速便より46分の短縮になりました。「新東名スーパーライナー」は、JR東海バスとJRバス関東の共同で、毎日3往復が運行されます。

・マイタウンライナー「東京・銀座〜幕張ベイタウン線」運行開始

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2012年6月4日より、あすか交通と平和交通の共同運行で、銀座駅・東京駅〜幕張ベイエリア地区・あすか交通本社・平和交通本社間の高速バス、マイタウンライナー「東京・銀座〜幕張ベイエリア線」の運行が始まりました。銀座数寄屋橋交差点付近にある銀座駅で、あすか交通本社行きが停車中。



この車両はあすか交通担当便です。三菱ふそうエアロスター。



行き先表示は「海浜幕張方面」です。あすか交通本社方面が美浜ルート、平和交通本社方面が稲毛ルートと2系統あり、更に時間帯や便によってルートが異なります。



あすか交通本社前行きが銀座駅を発車しました。次の乗車停留所は東京駅です。



こちらは平和交通の担当便です。東京駅を発車した平和交通本社行き。車両は日野セレガ。



こちらも行き先表示は「海浜幕張方面」です。

ビー・トランセグループ2社の共同運行で始まった「銀座・東京〜幕張ベイエリア線」は、2012年4月に開通した千葉海浜交通と京成バスが共同運行するマイタウン・ダイレクトバス「東京千葉市ベイエリア線」のライバル路線でもあります。海浜幕張地区と東京を結ぶ高速路線が今、成長を始めています。

池袋〜新潟線 

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池袋〜新潟線28便 越後交通
新潟駅前 18時05分発



新潟での趣味の会合が終わって時計を見ると、まだ池袋駅行き昼行便最終に間に合うのがわかりました。間に合わなければ新幹線にするつもりだったので、バスのおかげで安く東京まで帰れます。早歩きで向かった新潟駅万代口の窓口で池袋までの乗車券を購入し、のりばで待ちます。何が来るかな〜♪この便に乗るのは2回目なので、担当が越後交通なのはわかっていました。前回は三菱ふそうのエアロエースだったので、違う車が来ると嬉しいな…。そんな願いが通じたのか、姿を現したのは越後交通のSDスペースウィングです。ラッキー!!



私を入れて6人の車内です。夕焼け空の萬代橋を渡り、古くからの繁華街古町へ。古町、県庁東で乗車があり、車内の乗客が増えて行きます。



18時26分に新潟西インターから北陸自動車道に入ります。鳥原1人、巻・潟東で1人乗車。相変わらず途中のBSで乗車のある路線です。その後も三条・燕で2人、長岡北で1人、関越自動車道に入って越路で1人、小千谷で1人と続きますが、途中である事に気が付きました。今、手元の時刻表を見ながら乗車していますが、早く停留所に着き過ぎて時間調整する事もなく、遅れもなく、見事に定時に走行しているのです。たまたまかもしれませんが、運転手さんの時間配分が上手いのかしら。BSに着く度に時刻表を開いて「また定時だ!」と一人で勝手に感激する怪しい私です(笑)



越後川口SAで15分の休憩です。売店をひやかしていると、サラダホープを発見。昼間、会合で「新潟のお土産といえばサラダホープ!」と話していたのが耳に残っていました。これは買わねば!!



これが亀田製菓の「サラダホープ」です。基本的に現在は新潟県でしか購入する事が出来ません。新潟県内では割とポピュラーなサラダ味の米菓らしいのですが、何故か他県ではあまり売れないのだとか。新潟限定という持ち味を生かし、お土産用に大きいサイズで販売しているようです。帰ったら食べよう♪

越後川口発車後、小出で1人、六日町で2人、湯沢で2人と、この便の乗客は18人で確定しました。



暇つぶしに文庫本を読んでいると熱中、いつの間にか関越トンネルを抜け、上里SAに到着しました。再び15分間の休憩です。売店で買ったワッフルとコーヒーを持ち帰り、スイーツタイム(^O^)/



車内の様子です。4列シートですが、この路線はシートピッチが広いのでとても快適。今回はスーパーハイデッカーなので眺望も良いです(真っ暗ですけどね^^;)



関越自動車道名物の花園渋滞もなく、順調に進みます。(前回は花園にハマって大変な事になったんです(涙))
練馬駅(区役所前)で3人、下落合駅で1人降車し、終点の池袋駅東口に22時55分に到着しました。

新潟駅前から池袋駅東口まで5時間弱、乗りごたえのある路線ですが、2回目だったせいか、渋滞がなかったせいか、とても早く感じました。

<撮影2011年4月>

・撮ったまま/池袋駅東口から発着する京王バス東

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2012年6月1日から阪急バスの関東夜行3路線でダイヤ改正があり、「横浜・品川・池袋線」の関東側の発着地、横浜を「東京・TDR・千葉線」に、池袋を「渋谷・新宿線」に、それぞれ統廃合されました。(品川は廃止)

この事により、阪急バスと共同運行を行う事業者の運行区間も変わり、今まで池袋で見る事の出来なかった京王バス東の車両が西武バスの池袋駅東口停留所に発着する光景が見られるようになりました。



行き先案内LEDに「池袋」の文字も入っています。



池袋駅東口の時刻表。京王バスの文字が入りました。何故か阪急バスは池袋駅に乗り入れず、京王バス東便のみですので、ここから大阪(阪急梅田)行きが発車するのは隔日となります。



西武百貨店をバックに発車を待つ大阪(阪急梅田)行き。この場所で京王カラーはとても新鮮な印象を受けました。

・京浜急行バス「横浜駅(YCAT)〜葉山線」運行開始

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2012年6月11日より、横浜駅(YCAT)〜葉山間を結ぶ高速バスの運行が開始しました。鉄道のない葉山地区は、今まで横浜や東京都心に出るにはバスと鉄道の乗り継ぎが必要でした。首都高速道路と横浜横須賀道路、逗葉新道を経由した高速バスによって、横浜駅(YCAT)〜葉山間を47〜50分で結びます。また、横浜駅(YCAT)経由で羽田空港やお台場へ向かう乗客のために割引となる乗継きっぷも設定されています。



横浜駅(YCAT)を発車した葉山行き。担当は京浜急行バスの逗子営業所です。

・大阪バス「東京特急ニュースター号」運行開始

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2012年6月15日より、王子駅・東京駅〜京都駅・大阪駅・天王寺駅・布施駅間を結ぶ、大阪バスの夜行高速バス「東京特急ニュースター号」の運行が始まりました。車両は日野セレガ、3列独立シート、トイレ付き仕様です。

JR王子駅南口のロータリー内にある王子駅停留所は、首都高速中央環状線(C2)の飛鳥山トンネルの上にあります。新幹線をバックに発車を待つ開業初日の布施駅行き。開業を祝うバスファンや地元の方で賑わっていました。



王子駅のバス停。



行き先表示は「東京特急ニュースタ−号 京都・大阪」です。



場所は変わって、東京側のもう一つの停留所、東京駅です。八重洲南口の京成高速バスのりばの横にあります。



早くから設置され、注目を集めていた東京駅バス停ですが、遂に「東京特急ニュースター号」が発着する日を迎えました。



外堀通りを挟んで反対側はJR八重洲南口の高速バスのりばです。



まもなく23時30分、深夜の東京駅から布施駅行きが発車します。



鍛冶橋の交差点で信号待ちのシーンです。鍛冶橋を曲がり高速道路に入り、次の降車停留所、京都駅を目指します。いってらっしゃい!!

「東京特急ニュースター号」の東京側の支援は大阪バスグループの東京バスが行います。東京バスではブログやツイッターなど、積極的に情報の配信を行い、人気を集めています。王子駅にも、東京駅にも、大勢のバスファンが訪れていて、これほどファンに見送られた開業初便は正直見た事がありません。多くの人々に愛され運行を開始した「東京特急ニュースター号」、これから毎日、東阪間を運行します。

・撮ったまま/西武バスの新車

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西武バスに導入されたLKG−のいすゞガーラです。カーテンが閉まっているので車内の様子はわかりませんが、金沢行きで運行されていたので3列シートだと思われます。



1209号車 練馬200か2617 登録は5月です。



ライオンズエクスプレスカラーになりました。今後の西武バス高速車の塗装はこのようになるのでしょうか?

・撮ったまま/京王バス2012年度の新車

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京王電鉄バス高速バスセンターに停車していた三菱ふそうの新車エアロエースです。前面に202という車号が見えます(なので51202?)7月1日から新宿〜長野線で導入されるプライムシングル(ハイウェイバス.comの予約画面より)の座席を装備した車両かもしれません。画像には写っていませんが、202のそばにはもう1台ピカピカのエアロエースも見えましたので、そちらが201でしょうか。



続いて京王バス東の世田谷営業所に停車していた新車、こちらも三菱ふそうエアロエース。



2台が停車しており、209(51209?)と210(51210?)の車号が見えます。209の登録は品川200か2476でした。



スモークガラスのために車内の様子はわかりませんが、過去の京王エアロエースと比較し、窓ガラスの配置からパウダールーム付きトイレ仕様だと思われます。

・京王電鉄バス「プライムシングル」シートのニュースリリースが出ました

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京王グループのHPより

ネットを中心に話題になっていた京王電鉄バス、新宿〜長野線の「プライムシングル」シートですが、京王グループのHPでニュースリリースが出ました。

概要を個人的にまとめてみますと、新宿〜長野線の運行開始20周年を記念して新型車両を6両導入。新型車両は1列と2列の3列シートで、1列側の独立シート(9席)「プライムシングル」は、カーテン、コンセント、テーブル、枕、ブランケットがつき、通常運賃にプラス1000円で利用する事が出来ます。ニュースリリースには画像も掲載されていますが、見た感じSクラスシートの1列側によく似たシートのような印象を持ちました。2列シート(18席)も通常よりも幅が広めのシートになるそうで、全体的なサービスの向上が図られています。

この新型車両は、7月1日から新宿〜長野間毎日6往復が運行されます。

・撮ったまま/京王バス東の新車51208

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6月登録の三菱ふそうエアロエース。



4列×9列、パウダールーム付きトイレ仕様です。



品川200か2471 51208号車

判明分

京王電鉄バス
51201 練馬200か2632
51202 練馬200か2633
51203 練馬200か2634

京王バス東
51208 品川200か2471
51209 品川200か2476
51210 品川200か2477

気仙沼駅前

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宮城県気仙沼市、JR気仙沼駅前にある気仙沼駅前です。ミヤコーバスと岩手県交通の他、共同運行する事業者等が乗り入れます。



JR気仙沼駅にバスが入ってきました。ミヤコーバスの三陸線です。震災以降、運転を見合わせているJR大船渡線の振替路線として利用できます。



発車を待つ本吉駅前行き。明石市交通局から譲渡された車です。



バス停の右側にあるのは観光案内所。



本吉行きが発車しました。



三陸線は駅舎のすぐそばから停車しますが、ほとんどの路線は駅前には入らず、公道上の停留所を使用します。画像は一関からやってきた岩手県交通の特急バス。

この停留所は比較的高台にあるために、震災による被害で使用できなかった気仙沼市役所前に代わり、池袋〜三陸間を結ぶ夜行高速バス「けせんライナー」の気仙沼地区の停留所として、多くの乗客が利用しました。(2012年4月からは「けせんライナー」本来の停留所である気仙沼市役所前に戻っています)



<撮影2012年4月>

気仙沼市役所前

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宮城県気仙沼市にある気仙沼市役所前です。ミヤコーバス、岩手県交通を中心に共同運行事業者が乗り入れます。JR気仙沼駅から徒歩15分の場所にあり、その名の通り、気仙沼市の行政の中心となる場所です。バス路線が多く集まり、気仙沼のバス路線の拠点的存在でもあります。



東北電力の前にあるベンチ付きのバス停。岩手県交通、ミヤコーバスのバスポールが並びます(一番右は高速バスのもの)。池袋への夜行高速バス「けせんライナー」の気仙沼地区の発着停留所は気仙沼駅前ではなく、この気仙沼市役所前であり、気仙沼の玄関口とも言える場所です。



左側の建物は気仙沼市役所。大船渡線の振替路線であるミヤコーバスの三陸線がやって来ました。



発車を待つ三陸線、本吉駅前行きです。



反対側を見ました。やって来たのは大沢行き。大沢は岩手県との県境が近い場所で、ここも震災の被害の大きな場所です。



<撮影2012年4月>

・京王電鉄バス「プライムシングル」運用開始

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2012年7月1日より、京王電鉄バスとアルピコ交通が共同運行を行っている「新宿〜長野線」のうち、京王電鉄バス担当6往復で新座席「プライムシングル」の運用が始まりました。画像は運行初日の長野駅・ホテル国際21行き6003便。



この新車両は1列-2列の座席配列で、1列側の独立シート「プライムシングル」は、カーテン、コンセント、テーブル、枕、ブランケットがつき、通常運賃にプラス1000円で利用する事が出来ます。2列側も通常より幅の広い座席で、全体的な車内サービスの向上が図られています。



ニュースリリースによると6台が導入されたとの事ですので、画像の51201号車から51206号車の計6台だと思われます。8月からは共同運行を行うアルピコ交通でも順次5台の「プライムシングル」仕様が導入される予定で、長野県側から利用しやすい時間帯にも「プライムシングル」が登場する事になります。

ちなみに、この路線のライバルである西武バスと長野電鉄が共同運行を行う「池袋〜長野線」では、これまで実施していた運賃割引キャンペーンを延長するなど、こちらは運賃面で勝負を仕掛けてきました。このライバル2路線、更にはツアーバスと、都内〜長野間の高速バスの競争は、新しい局面に移ろうとしています。

・撮ったまま/JR東海バスの新車 744−12958

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「渋谷・新宿ライナー静岡52号」で新宿に姿を見せたJR東海バスの2012年度の新車、744−12958号車です。登録は6月、ナンバーは静岡200か・701となっています。

「渋谷・新宿ライナー静岡号」は、つい最近、京王バス東担当便で「パウダールーム付き化粧室」装備の2012年度車が増備されたばかりで、かつJR東海バス担当便でも4月に登録された2012年度車のセレガと共に、新しい車両の割合が増える形になりました。

・続 JR東海バス2012年度エアロエース

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「渋谷・新宿ライナー」に集中投入されているJR東海バスのエアロエースです。



744−12957号車 静岡200か・700



744−12959号車 静岡200か・702



こちらは名古屋の車(744−12952)ですが、「中央ライナー」にも2012年度導入の車両が充当されるようになりました。

・東京駅〜成田空港「東京シャトル(Tokyo Shuttle)」運行開始

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2012年7月3日より、京成バスと成田空港交通の共同運行により、東雲車庫・東京駅〜成田空港間を結ぶ「東京シャトル(Tokyo Shuttle)」の運行が始まりました。画像は開業初日、東京駅八重洲口前にある3番のりばに停車している成田空港行き。



成田空港行きが乗車扱いをしていると、後方には成田空港からやって来た東京駅・東雲車庫行きが到着しました。



東京駅に停車している東海道新幹線をバックに成田空港へ向けて発車、終点の成田空港第1ターミナルまでの所要時間は1時間10分です。



京成バスのエアロエース。H632号車、55人乗り(12列)です。



こちらは成田空港交通のエアロエース。324号車、京成バスとの違いは、車両側面の行き先表示器横のロゴと、最後部の社名表示です。



京成グループにはこれまでにない斬新なグリーンの塗装となりました。東京駅前の道路で、とても目を引く存在です。

7月3日から格安航空会社(LCC)のひとつである「ジェットスター・ジャパン」が成田空港に就航しました。飛行機が格安になっても成田空港までの交通費が高くては格安の魅力がなくなってしまいます。そこで登場したのが今回のローコストバス(LCB)です。トイレを省略し、座席数を多くするなどし、低価格が実現しました。通常運賃は当日大人2000円ですが、東雲車庫・東京駅発では前日までの予約購入で1500円、1ヶ月前までの予約事前購入で1000円となります。但し、8月31日まではデビュープライスとして、当日でも800円で乗車する事が出来ます。

8月からは格安航空会社「エアアジア・ジャパン」も成田空港に就航します。ローコストバスの需要も高くなるのではないでしょうか。ちなみに、この路線のライバルである東京空港交通(Airport Limousine)では、7月20日から9月30日まで時間帯によって運賃が安くなるキャンペーンが行われます。

「東京シャトル」については、551planningさん第4セクターさんが早くも記事にされています。まさかの夜行便に早速ご乗車されたようです。

京王電鉄バス「新宿〜長野線」プライムシングル

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新宿西口 09時50分発
京王電鉄バス 新宿〜長野線



ヨドバシが開店し、人の流れが活発になりつつある朝の新宿西口高速バスターミナルです。今日は2012年7月1日から運用を開始した京王電鉄バス「新宿〜長野線」のプライムシングルに乗車してみたいと思います。やってきたのは京王電鉄バスの51203号車、ピカピカの新車です。この便の乗客数は普通席7人、プライムシングルは私1人のみで、計8人で確定しました。

発車すると音声合成による車内放送が流れました。気になった所を抜粋すると、「指定された座席に座るようお願い」、「進行方向右側の1列は座席ごとのカーテンやひざ掛け毛布を用意し、快適な空間を提供している特別席」、「希望する乗客には車内でも発売するので乗務員に申し出て欲しい」と、プライムシングルの営業までしていました。



10時33分、国際興業バスとすれ違うと関越自動車道に入りました。



すぐに新潟交通の池袋〜新潟線、池袋駅行きとすれ違い。あちらも私が乗車している新宿〜長野線と同様に、3列シートに変更が進められている路線です。どちらも長い伝統を持つ老舗路線ですが、4列から3列化への波が訪れました。これから高速路線バスの規制緩和や、ツアーバスの路線移行など、新たな高速バス戦国時代が始まるにあたり、先手を打った形です。



さて、この車両の後部は化粧室。パウダールーム付き仕様でとにかく広々としています。コンビ製の着替え台(画像左下、折り畳み式)も設置されていますので、車内で着替える事も出来て利便性が高いです。汗をかいて行動する事の多い夏など、重宝するのではないでしょうか。冊子の時刻表でも文字で紹介はされていますが、もっとアピールしても良いのではないかと思いました。仮に大手ツアーバスの会社だったら、きっとモデルさんが立って宣伝するのではないかと。



さて、バスは上信越自動車道へと進路をとり、横川サービスエリアで休憩となりました。



車内の様子です。左側1列がプライムシングル、右側2列が普通席となっています。ご覧のとおり、プライムシングルでも普通席でも基本的に座席とシートピッチは変わりません。



プライムシングルの特徴は、まず1人掛けである事、そしてカーテン、毛布、100Vの電源コンセントがあり、背面テーブルの他に、肘掛収納式のテーブルが2つ設置されています(普通席は背面テーブルのみ)。フットレストと可動式枕、傘立(画像左側の壁面)は普通席も含めて全ての座席に設置されています。



カーテンを閉めると、こんな感じになります。



ちょっとした個室感覚です。



カーテンを開けた時との比較。結構印象が変わります。



さて、バスの設備ばっかり書いているうちに長野駅に到着しました。私以外の乗客はここまでに降りてしまい、最後は私1人のみ。



終点のホテル国際21に到着。4時間弱のプライムシングルタイムでした。

今回プライムシングルに乗車してみて、プライムシングルが一番本領を発揮するのは混雑時だと思いました。4列シートで自分の隣に見ず知らずの乗客が座ると座らないとでは快適性が全く違います。混雑時間帯に自分の座席の隣が空いていて、乗車停留所に着く度に乗車して来る人がどこに座るか気になってしまう事はありませんか?『自分の隣に誰も座らない』この魅力は大きいと思います。

反面、普通席のグレードが大幅に上がりましたので、今回のような車内が空いている状態(特に車両後部はガラガラでした)では、プラス1000円という料金差にどれだけ満足する乗客がいるのかと考えてしまいました。もっとも、付加設備のカーテン、毛布、電源コンセント等がある点を重視してバスを選ぶ方は、間違いなくプライムシングルはお勧めだと思います。私も携帯電話をよくいじる方ですので、電源コンセントはずっと使っていました。この便の乗車後に電車の乗りつぶしを行い、帰りのバス(電源コンセント無し)に乗車して東京に戻って来ても、バッテリーの心配をしないで済んだのはプライムシングルを選択したおかげだと思っています。

<乗車2012年7月>
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