2020年10月1日に一次プレ開業した、東京BRTの新橋停留所です。
これまでのバス停留所と比べ、視認性、シンボル性、デザインといったところが、大きく進化しました。全長約18mの連節バスがここに収まります。
現在の時点では、プレ開業というところもあってか、最低限の設備しか設置されていませんが、それでも次世代の乗り場感がプンプンと漂っています。
この新橋停留所にライトが灯る時間になると、どんな景色になるのでしょう。気になって見に行って来ました。
こちらが、日の暮れかけた新橋停留所です。
白色のLED照明が約18mの「線」となり、煌々と周囲を照らしていました。
本当に明るいです。照明を直視するとかなり眩しいです。
「東京BRT」のロゴマークも主張していました。
画像ではわかりにくいのですが、照明は少々奥に引っ込んだ位置に設置されています。
なので停留所にいると、間接照明のようになって周囲を照らしてくれます。
ダウンライトも設置され、暗い時間帯にバスを待つ環境が向上しました。
連節バスのエルガデュオが入線して来ました。
東京BRTが目指す停留所は「駅」のような機能や構造です。まるで車体長が大きい路面電車がプラットホームに入線してきたかのようにも見えました。
これから本格運行に向けて、発車案内装置や自動券売機などが設置される予定です。今後は節目ごとに、より「駅」らしく進化していく事になるでしょう。また、各乗降口の上部にはスピーカーのようなものが埋め込まれていました。将来は音声による案内も期待できそうです。
この先は私の妄想ですが、LED照明の色調が時折変化したりとか、バスが接近すると行先系統のカラーが点灯したりとか、そんなギミックがあったら面白いかもしれません。