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・姿を消しつつあるIRの誘導線

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最近、東京メトロ千代田線の代々木上原駅で、あるものが無くなっていることに気が付きました。


↑2022年撮影

あるものとは、誘導無線(IR)の誘導線です。

白色ポールに張られた、線路に並行している電線で、これを使って、列車の無線電波をやり取りしています。



東京メトロでは、この誘導線を、駅間では側面に、駅構内では線路に、それぞれ張る場合が多く、ホームドアが無かった時代は、ホーム上から軌間にある2本の誘導線が簡単に確認出来ました。

私が幼少の頃から、営団地下鉄の線路とは言えば、このタイプです。

しかし、近年は、列車無線のデジタル化が実施され、それにより役割を終えた誘導線の撤去が進行しています。


↑2022年撮影

他の駅も見てみましょう。2022年当時の東京メトロ日比谷線、中目黒駅です。代々木上原駅と同様に、白色ポールと誘導線が見られます。



そして2025年。

かろうじて、中目黒方面の白色ポールは残っていますが、既に誘導線は撤去され、ポールだけが残っている状態です。

反対側の北千住方面は、白色ポールが撤去されました。いずれ、中目黒方面のポールも撤去されるでしよう。



ちなみに、車両側のアンテナは、このようなものが付いていました。
 
こちらも、もう必要はありません。撤去されると思われます。


↑2022年撮影

南北線を除く、東京メトロ各線で使われた誘導無線。地下は遮蔽物が多いので空間波(SR)と比べて有利だったそうです。

デジタル化時代の到来により、その痕跡も姿を消そうとしています。
 


 

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