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Channel: バスターミナルなブログ
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豊富留萌線 (留萌駅前→羽幌ターミナル)

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豊富留萌線(留萌駅前→羽幌ターミナル) 沿岸バス
留萌駅前9時10分発



留萌から国鉄羽幌線の廃止代替バスである沿岸バスの豊富留萌線に乗車します。でもその前に沿岸バスの一日券を購入しましょう。本来、留萌から豊富までは片道2700円するのですが、雄冬〜留萌〜羽幌〜豊富を中心に使える一日券「萌えっ子フリーきっぷ」なら2300円という格安なお値段で移動する事が出来ます。今回は羽幌でバスターミナルを訪れる予定なので途中下車も出来て好都合。留萌駅前の窓口はまだ開店前なので、すぐ隣の店舗で購入する事にしました。

「萌えっ子フリーきっぷ」の2ndシーズンでは一日券券面のイラストが2種類あり、どちらも名称どおり”萌え”なイラストが描かれています。ちょっと恥ずかしそうに一日券の購入を申し出ると「髪の毛が緑色と茶色の子の2種類ありますけど、どちらがいいですか?」と聞かれ「じゃあ茶色で…」と無事購入。お店の方に聞いた話によると、この一日券はよく売れているそうです。何回も買いに来てくれるお得意さんもいるとか。

さて、やって来たバスは日野のセレガです。9時10分に6人の乗客を乗せて留萌駅前を発車しました。



車内の様子です。トイレこそありませんが、4列シートの観光型で長距離路線らしい車内設備です。



このバスの終点は豊富駅ですが、ひとまず私が向かうのは羽幌です。留萌から1時間20分弱の旅、日本海沿いを国道232号線で北上します。羽幌47Kmの文字が見えました。留萌の街を出ると左手には日本海が見えます。道路の気温表示板によると、只今の気温は−2、9℃。車内では地元の方々が「今日はシバレますね」と会話しているのが聞こえてきました。



留萌を発車した時は6人の乗客でしたが、途中の停留所で降車があったり、乗車があったりと、こまめに乗降が繰り返されて行きます。トンネルを抜けると丘の下に日本海が見えました。素敵なワンシーンだったのでカメラの電源を入れてパチリ。いい感じ!!(上の画像です)



その直後に稚内から札幌へ向かう宗谷バスの「特急わっかない号」とすれ違いました。私が乗車している路線も留萌〜豊富間159kmで十分長距離ですが、あちらはもっともっと長距離運行。”お疲れさまです!”心の中で敬礼です!



鬼鹿のあたりで留萌行きとすれ違いました。あちらも日野セレガです。

この路線の特徴として車内ではラジオが流れています。チャンネルはHTVラジオ。長距離で飽きさせないためでしょうか。ひょっとしたら防災の意味もあるのかもしれません。羽幌まであと26Km!!



ずっと続く海岸線。仕事の事を忘れて、のーんびり景色を眺めます。とても良い気分♪



上平に到着です。ここでは古丹別への上平古丹別線に乗り換える事が出来ます。接続もよく考えられていて、古丹別行きのバスが既に待機していましたが、この便では乗車も降車もなく、そのまま発車となりました。



その後、留萌行きとすれ違いました。留萌〜羽幌間は毎時1本程度の本数があるので、対向のバスとよくすれ違います。



さらに豊富から札幌への「特急はぼろ号」ともすれ違いました。



羽幌の街に入りました。羽幌には「羽幌ターミナル」と「本社ターミナル」の2つのターミナルがあります。羽幌止まりと留萌〜豊富方面直通で立ち寄る順番に違う(羽幌ターミナルに車庫がある関係と思われます)のですが、この便は豊富駅行きですので羽幌ターミナルが先です。



10時27分、羽幌ターミナルに到着しました。この日はたまたま車両交換があったようで、乗客はここで隣のバスに乗り換えていました。

留萌から羽幌まで乗車して、日本海の雄大な景色と、国鉄羽幌線廃止代替路線の割にバスの多さが印象に残りました。これだけ本数があれば、観光や日常の足として使いやすいのではないかと思います。さて、バスターミナルの撮影に出かけましょう。豊富まで使う大事な一日券をバッグにしまい、カメラ片手に活動開始です。

<撮影2011年2月>

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