岩手県陸前高田市にある、JR東日本の奇跡の一本松駅です。2015年3月現在、東日本大震災の影響によりJR大船渡線は気仙沼駅~盛駅間で運転を見合わせています。2013年3月2日からBRTによって、この区間を仮復旧しました。
気仙沼駅方面(上り)の駅名標。
奇跡の一本松駅は、2013年7月に夏季限定で開業しました。その後、2014年3月から臨時駅となり、10月1日からは常設駅として現在に至ります。
2015年3月14日改正の上り時刻表。
奇跡の一本松駅から約10分歩くと、モニュメント「奇跡の一本松」にたどり着きます。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波により、陸前高田の市街地や海沿いは壊滅的な状況になります。そんな中、津波に耐え残ったのが「奇跡の一本松」でした。その後、残念ながら一本松は枯死と確認されましたが、現在は復興のシンボルとして保存整備されています。
見晴台がありました。
見晴台からは復興整備が進められている陸前高田の市街地を見る事が出来ます。
海沿いの地区は、市街地を防御する機能を兼ね備え、メモリアル施設を有する「高田松原地区・防災メモリアル公園ゾーン」として整備される予定です。
再び、奇跡の一本松駅付近に戻って来ました。ここには陸前高田市が駐車場に整備した「一本松茶屋」があり、物産品店や飲食店が入居しています。
近隣にあるのは、陸前高田で長い歴史を持つ醤油屋さんが経営しているカフェ。
復興まちづくり情報館や・・・
追悼施設がありました。
その2へ続く